正しいからこそ、慎重に

「考え方はあってるからいいよ」
特に数学の先生は、こう言わないでしょうか?
これ、ある意味では間違いじゃないんだけど、
やはり大きな勘違いを生む可能性があるんですよね。
ぼくが、その昔金丸社長から言われたのは、「正しいからこそ、戦略的にやれ」
ということでした。
ここでの文脈は、
「自分が正しいと思っていることでも、必ずしも他人が正しいと思うとは限らない。
それでも自分が正しいと思うならば、必ず実行すべきである。
実行するには多くの人を動かす必要があり、
中には、反対したい人や、傍観したい人も、巻き込んでいかなければならない。
だからこそ、本当に自分が正しいと思うなら、絶対やるべきだと思うならば、
安易な言動は控え、慎重に、戦略的に動くべきである」
という感じでしょうか。
これが、社会で必要となる「考え方」です。
それはちょっと難しいとしても、たとえば単なる数学のテストだとしても、
考え方まであってるなら、山は越えて、正解の一歩手前まで来ているはず。
せっかくここまで来ているものを、つまらない計算間違いなどで失点してしまっては、
点の取りようがありません。
もちろん人間ですので、ミスを完全になくすことはできません。
だからこそ、そして難しい問題が途中までできていたときはなおさら、
慎重に、正確に、物事を進める必要があります。
極端な言い方になりますが、
学校の先生は、教えるのが仕事。進学させるのが仕事です。
塾の先生は、もっと端的に合格させることでしょう。
でも、本当に大切なのは、一人ひとりが社会に出て、
周りから必要とされることで、その人の人生が充実すること。
そのために本当に必要なことを学んでほしいと思います。
画像は、11.担当科目-経済原論<春学期集中>さんよりお借りいたしました。
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