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6月, 2009の投稿を表示しています

宿題に追われない

最近は、「脱ゆとり」の影響でしょうか、しっかり宿題を出す学校が多いですね。 ぼくは、学校の内部のことは知らないのですが、 教科同士で、どの程度情報が共有され、バランスが取られているのでしょうか? ぼくが、生徒さんから聞いて、感じていることは、”先生次第”。 出す人は出すし、出さない人は出さないし、 それが生徒にとってのベストな勉強配分になるかどうかは、 あまり考えられていない気がします。。。 (夏休みの宿題などは、ある程度バランスされていると感じます) さて、それは、もう生徒さんにとっては、避けられない事実ですので、 その状況でどうやって生き抜くか!! 中学生や、高校生であっても、 「今、自分がしなければならないことは、  何があって、  それぞれ量がどのくらいで、  重要さがどのくらいで、  期限がいつか」 これをしっかり把握できていない生徒さんは、少なくないですね。 特に、期限が遠く、量が多いものが、出てきたときに、その扱いが上手ではありません。 そうすると、常に目の前のことに追われている感覚になってしまい、 勉強への嫌悪感が増してきます。 それはそうですよね。大人でもそうですよね。 先を見て、未来を見ないと、目の前の作業に終われる暮らしは、苦痛でしかありません。 その子の程度にしたがって、少し先を考える癖。 これを付けてもらうために、多くの時間を、「対話」に費やしています。 本当に学んで欲しいことは、そういうことです。 ポチっとお願いします。 blogramランキング参加中! 明日もがんばります。

東大生は、ピアノがお好き?

ピアノを習っている、習っていた、弾ける。 多いですね。 男女に関係なく。 A.両手を使うことは、脳を活性化させるのに良いからなのか? B.それだけ教育に熱心な家庭だということか? C.たまたまか? 他には、留学経験(1年以上)のある人が、多いそうです。 女の子はそうでもありませんが、 男の子の場合は、「特に勉強しろとは言われたことがない」そうです。 東大生を作るのはそれほど難しくなさそうですが、 東大には入れようが、入れまいが、社会に出て活躍できる、 そのための自己形成及び、周囲との関係の築き方を、 ぜひぜひ、学んでいって欲しいと思います。 ポチっとお願いします。 blogramランキング参加中! 明日もがんばります。

羽化 青山ビートル

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先週の土曜日のことになりますが。。。 さなぎになったのを確認して、3週間ほど経ったので、 もうそろそろ、羽化しているのではないかと思い、 そう思うと、なんだか我慢できなくなってしまい、 申し訳ないなと思いながら、掘ってみました。 まずは、水槽の横に張り付いてさなぎになってくれたので実験です。 ≪まずは、実験≫ 掘ることが、蛹室(さなぎの部屋)や、中のさなぎに、どのくらいの影響を与えるのか? これを見定めないと、かわいそうなことになってしまいます。 結果、わかったことは、蛹室は、かなり丈夫であること。 人間ができる程度に、慎重に掘っている限りは、大きな影響を与えないであろうことがわかりました。 そこで、いよいよ作戦開始です。 慎重にスコップで、表面の土をはがすようにとっていきました。 発掘作業みたいだな。。。 妹は発掘のプロなので、なんか聞こうかとも思いましたが、そこまででもないと思い直し、継続しました。 下から、10cmころになると、そろそろオスだったら出てきてもおかしくないと思い、より慎重に。 いました。 もうすっかり成虫になって、暖かくなるのを待っていました。 結局、羽化しているものが、4匹と、まださなぎのものが2匹いました。 6匹中、オスが5匹に、メスが1匹でした。 もうしっかり体が固まっていそうなものを、2匹だけ引きづり出してみました。(ごめん) 立派なカブトムシになっていて、ちょっと感動。 そして、蛹室が、予想以上にしっかりしていること、 (内側の壁は、かなり硬くて、すべすべしています) に、驚きました。 ポチっとお願いします。 blogramランキング参加中! 明日もがんばります。 まだ水槽が2つ残っていて、うまくいけば20匹ほどになるのですが、 これからどうしよう。。。

国語の肝

結局は、次の2つに尽きるんじゃないかなあと思い始めています。 もちろん、さまざまなテクニックみたいなものや、形式のようなものもありますが。 1.主語と述語の対応がしっかりしていること 2.原因と結果の関係がしっかりしていること 先日の記事の怒りのバランス については、2番の原因と結果が対応するというところが、 (もしかしたら、本人としては対応しているのかもしれないけれど) 飛躍があったり、漏れがあったり。 ということで、普段の会話の中でもしっかりとこの辺を見ています。 集団ではできないし、家庭教師でも偏ったものになってしまうだろうし、 うち のよさを出しやすいのかなと感じています。 ポチっとお願いします。 blogramランキング参加中! 明日もがんばります。

怒りのバランス

物語や小説では、登場人物の心情が問題にされます。 心情というのは、感情であり、論理ではないと思われています。 しかし、最近発見したことには、感情もある程度論理であり、できる子とできない子の違いは、その辺にあるのかなと感じることがありました。 ある小説の中で、 登場人物は、貧しい労働者なのですが、やり場のない怒りを覚え、 「自棄酒を飲んで酔っ払ってしまいたい、何もかもぶち壊してしまいたい」 と、発言します。 この時の登場人物の気持ちを答えさせる問題でした。 生徒さんと2人で、この登場人物の怒りの対象を探っていったのですが、 何に対しての怒りなのか、なかなか特定することが出来ませんでした。 どうしてわからないのかな?正直始めはぼくには理解できませんでした。 「何もかもぶち壊してしまいたい」と言っている訳だから、何もかもに怒ってるんじゃないの。。。と思いながら。 そこでまず、この問題を選択問題にするとして、生徒さん自信に選択肢を作ってもらいました。 むちゃくちゃでもいいから、どんどんあげて言って良いよ。 ただし、その時に、「漏れなく、重複なく」挙げる必要があります。 これは難しいので、探し方のヒントをアドバイスしました。 まずは、近くから、だんだん遠くを探して、 その後はだんだん抽象的なものを探す そして、挙げられた一つ一つについて、検討していきました。 「もし、それに対して怒りを覚えるんだったら、行動や発言はどうなるはず?」 ↑ これが、よくわからなくなっちゃうようなんです。 ・ うるさい子どもに怒ってるんだったら、「だまれ!」というはず ・ 手紙にむかついたんだったら、その手紙を破るはず ・ 会社や仕事に不満があるなら、「あんな会社辞めてやる」 じゃあ、この場合、「何もかもぶち壊したい」と言っている訳だから。。。 説明しながら、随分と昔のことを思い出してきました。 確かに子どものころは、すごく些細なことに、ものすごい怒り方をしたり、 ぜんぜん違うものに八つ当たりしたり、そういうことが多かったかも。 その辺の感情にも、論理とバランスがあるということから、アドバイスしていきました。 小説が得意な子は、自然とその論理がわかるし、 そうでない子は、その辺の理屈がわからないのかな。 一概には決められませんが。

慌てない、慌てない(算数数学文章題)

算数の文章題、数学の文章題は苦手だとおっしゃる生徒さんが、ある程度います。 彼らを見ていて感じるのは、 「いやなんだな~」 だから、速く終わらせたくて仕方がない、 だから、文章を丁寧に読まないし、 文章全体を捉えることなく、見えた数字だけで適当に処理しちゃう。 そのために、図を描くようにアドバイスします。 でも、焦る子は、図を描きながらも、どんどん先の計算をしちゃいます。 その結果、問題文を見ては図を見て、また自分の書いた筆算を見て、 あちこち、あちこち見ている間に、 今いったい自分が何をやっていたのか、見失ってしまいます。 まず問題文の情報を、すべて図に書き込む。 ここで少し先が見えても、図に書き込む作業が終わるまでは、計算を始めない。 すべて書き込んだら、やっと計算を始める。 その結果も、図の中に書き込んでいく。 こうすることで、混乱をさけ、問題が解けるようになってくるので、 だんだん問題文を読むのも、いやでなくなってくると思います。 ポチっとお願いします。 blogramランキング参加中! 明日もがんばります。

やる気スイッチ

昨晩、たまたまテレビをつけたら、 横峯吉文 さんが経営する 通山保育園 とその教育方法を取り上げていました。 子どもには、4つのやる気スイッチがあり、それを入れてあげればよい。 1.競争 2.真似 3.ちょっとだけ難しいこと 4.認める 世の中の幼稚園は、そんなことすらやっていないのでしょうか。。。 これは、子どもに限らず大人でもほぼ言えることで、 新人教育などでは、まんまこの方法で通用すると思いますし、実際そうやっていました。 が、中高生だと、 ・ エネルギーが有り余っている ・ 他の誘惑も多い などの理由で、なかなかこれだけでは、難しい場合もあるなと、日々感じています。 ポチっとお願いします。 blogramランキング参加中! 明日もがんばります。