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子どもたちに夢を語れるおっさんになろう! もしくは、バカな大人で良いと思う。

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20年後の未来のために、青山プレップスクールです。 ぼくは、変に潔癖なところがあって、 (自分が有利な) 不平等な土俵で戦うのは、 あまり好きではありません。 したがって、、、 子どもたちに何か教えるにしても、 できるだけこちらが、『既に知っている』 というスタンスは取りたくない。 ましてや、答えを持っていて、それを見ながら ○付けだけするなんて、、、 不公平だ! と思うわけです。 結果として、、、 ぼくが間違えて、生徒さんの方が正解ってことは、少なくないのですが、(恥) それで自信を持ってもらえばいいと思いますし、 何よりフェアな姿勢は、気に入ってもらえているもんだと思っています。 ========= で、おとな(親)は、よく言うんですよね。 将来何になりたい? 夢は何だ? 会社では、偉そうな人がいうんですね。 夢を持たなきゃダメだ!! 最近の若者は、、、、 ========= そんなん無理ですよ。 (もしくは、大した意味ないですよ) って、ぼくは昔から思うんです。 大した知識も経験もない、もちろんだから夢が持てるということはあっていいと思いますが、 若ければ、誰でも夢を持つべきだ! なんて、おとなの勝手な押し付けじゃないかな?って。 ========= だったら、経験豊富なおとな、 それも、会社からお払い箱になる前の、現役バリバリの大人たちが、 もっと自分の夢にチャレンジすべきじゃないかな、 経験があるから見えてくる夢ってのが、あると思うんです。 【どやっ】 と。 ========= 先日、友人から教えてもらった記事。 日本のソフトエンジニアの足を引っ張るもの—謙虚さ、慎重な母親の存在・・・ - Japan Real Time - WSJ 日本は、チャレンジしにくい環境にあるそうですね。 ========= 最近会った別の友人は言いました。 『今会社を辞めるのは、会社にとって痛手かもしれないけれど、  後輩をしっかり育てて、席を譲ることが役目だと思う。  そして、自分のやりたいことを始めたい』 ...

これから社会に出る人へ(3つのこと)

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。 多くの会社では、昨日入社式があったようですね。 青山プレップスクールで先生をしてくれていた学生も それぞれの世界へ羽ばたいていきました。 ぼくは勝手に、団塊ジュニア未満の世代を応援しているのですが、 (そのために、この塾をつくったわけで、  迷惑かもしれませんが、先生をしてくれた学生たちも、  ぼくにとっては大切な卒業生なのです) これまで学生の間は、なんだかんだ、結局は親や家族の手厚い庇護のもとにあったわけですが、 これからは、本当の意味で、自分の人生を、自分で切り開いていくことになります。 東大生ですと、まあ事実上、 官庁であったり、各業界のトップの企業に就職することになるわけなのですが、 これからの社会を考えると、むしろいばらの道である可能性もあり、 ただ、そうはいえ、 本当にしっかりした人たちですし、 17,8も年上のぼくから見ても、尊敬できる点はたくさんある人たちです。 だからこそ、敢えて伝えたい3つのこと。 1.経験濃度を高めよう    知識そのものは、どんどんフラット化してくる社会です。    特別な専門知識は、もちろんこれから必要ではありますが、    そのこと自体の価値は、軽減します。    逆に価値が高騰するのは、『経験知』です。    経験に基づいた、根拠のある知識。    感情を伴った、血の通った知恵。    しかし、これが単なる勤続年数や経験年数    といった、単純な時間の尺度で計られては、    到底、長くやっている人たちには、かないません。    (もちろん、かなわないこと自体は、悪いことではありません)    ただ、せっかく能力が高いわけですから、    1つの経験から、人の2倍3倍学ぶことができれば、    より短い期間で、同じ土俵に上がることができるはずです。    ぜひ、1つの経験に対する『濃度』を高めることを意識して欲しいなと思います。 2.広くアンテナを張っておこう    これから、業界再編、事業の統廃合、海...

みんな、とても良い子なんですね!

すべては20年後の未来のために、青山プレップスクールです。 随時、新しい先生(学生(なぜかみんな東大生))を 少しずつ増強しながらやってます。 当然(?)、他の塾で教えたことがあったり、という人が多いのですが、 皆一様に感じてくれるのが、 「生徒さんの質(?)の高さ」 コミュニケーションが取りやすく、 (表現方法はさまざまですが)勉強に前向き。 先生ー生徒という関係でなく、 多少年齢を超えた、一人の人間と人間として、 やり取りができると言うことです。 まあ、ぼく自身は他の塾のことは知らないわけですが。。。 そう言われることは、 とてもとても嬉しいことです。 ぼくにとっては、 みんな自慢の生徒さんですし、 みんな自慢の先生さんです。 安心して勉強できる、 その安心感が、次のチャレンジへの意欲をかき立てると ぼくは思っています。 (その代わり、ぼくはちょっと厳しく接しますが) そして、まだまだやることがたくさんあるなと思います。 ポチっとお願いします。 blogramランキング参加中! ^^  

がんばれ! 理系☆女子

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青山プレップスクールで、勉強のお手伝いをしてくれている 希少な東大理系女子のもう一つの活動。 理系女子の、理系女子による、理系女子のためのコミュニティー: 『凛』 ==================== おりしも、昨日のYahoo!ニュースでは、 『数学、物理得意だと高所得=「国語」と180万円差―大卒就業者1万人調査』 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111020-00000145-jij-soci 所得が高いから、理系がいいよ、とかは言いませんが、 世の中もっと、理系女子が増えてもいいはず、と思います。 どうでもよいですが、 ぼくの母も、妹1号も、元(?)理系女子です(笑)。 がんばれ! 理系女子!! 文学少女も応援してます。 男はもっと頑張れ!!! ポチっとお願いします。 blogramランキング参加中! ^^  

法学がつまらない???まさか!

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。 東大文科一類(法学部)の学生からしばしば、 「法学嫌い」と。 そんなバカな! あんな面白い勉強ないんじゃないの?とぼく。 だって、法学って、数学+物理くらい面白いはずでしょ! (。。。これを言うと、大抵引かれますが。。。) すべてを定義から行い、論理体系を作り上げているところ。 そして、それが社会の実際と関係しているところ。 やはり、数学+物理だと思うんですよね。 現実には、先生があまり面白くないそうで、 それで多くの学生は興味を失ってしまっているそうです。 なんてもったいない! 実際には、そういうこともあるでしょうが、 大学生にもなったら、ましてや東大生であれば、 先生が面白いとか、面白くないとか、 そういう次元じゃないところで考えて欲しいなあ。 ぼく自身は、所謂「理系」として学校に通い、 法律には全く興味もなく、 「人間が決めたルール」ごときに大したものはないだろう、 単に煩雑なだけ! っとずっと決めつけておりました。 それが、社会人を6年経験した後、 これからは、「インターネットの時代」ということで、 まさにその最先端にいたわけですが、 世の中が変わるならば、法律も変わらなければならないはず! コンピュータ技術がわかって、法律もわかる人材が、 これからは必要とされるはず! と思い立って、会社を辞めて法律の勉強をしました。 (2000年ごろです) そして、初めて真剣に法学に触れたのですが、 その面白さには、まったく魅了されました。 すべてのものごとが、論理的に繋がっていて、 その出発点が、(学説は分かれるものの)しっかり定義されていること。 人類の叡智に感動したものです。 そういう風に、テストのためでなく、成績のためでなく、 生の法学に触れれば、きっと面白いはず! っと、頼まれもしないのに、必死に説得しているのであります。 (まあ、説得してるわけでもなく、そういう見方もあるよと) ポチっとお願いします。 blogramランキング参加中! ^^  2

東大生の募集・面接

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。 昨日の記事:  『どうして、みんな東大生?』 少し前の記事:  『 先生たちは、多士済々 』 ずっと前の記事:  『 塾講師のバイトなんてやってちゃだめだよ 』 ずっと前の記事:  『 教えたい!人 お断り 』 そんなこといいながらも、 良い学生 に来てもらわなければなりません。 それは、至難の業で。。。。(うそです) 募集や面接は、以下のようにやっています。 □ 紹介です。 今いる学生(先生)にお願いして、『うちに合いそうな子いない?』。 (※ 公募・自推は、実際当たりもあるけど、打率低すぎ。 ネットで。。。って限界ありますよね) □ 面接は、ほとんどお話し 出身はどこで、兄弟の構成はどうで、お父さん、お母さんはどんな人で。。。 小学生時代は、どんな子で (一応勉強のことも) 中学生時代は、どんな子で (一応勉強のことも) 高校生時代は、どんな子で (一応勉強のことも) 何で東大を受験したのか? ○○(教科)って、結局いったい何? 得意科目は何か、どんなふうに勉強していたか? (この辺は塾らしい?) 東大入っておもしろいか? 今何に興味があるか?どの授業が面白いか? 将来どんなことがしたいか? などなど 実際には、ここまで質問調ではなく、お話しの中に、時折そんなことを混ぜています。 実際、『出身地(愛媛)いいねえ、という話しで終わっちゃった』という印象を受けてしまった人もいるみたい。。。 □ 食事 よりリラックスした雰囲気で、何でも話してもらえるように。 □ 面接で何を見てるか? 1.常識人か? 天才を探しているわけではないので、 また、受験マシーンを探しているわけでもないので、 そして、一応はチェックしておかないと。 服装、言葉づかい、地元に関する知識。。。 2.論理的に考えて思考できているか? 家族のこと、小さいころのこと、当然ぼくは知りません。 そういったことを、相手に伝わるように、 筋の通った話しができるか? ぼくからの質問に、的を射た応えができるか? 3.大切にしていることは何か? 明るい未来を希望でき、 信念(らしきもの)を持っているか? 4.どんなタイプか? まあ、結局一番大切なの...

学び方を学ぶ

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。 青山プレップスクールで教えているのは、 ぼく以外は、みんな現役の東大生です。 先生が東大生だと、自分は頭が良くても、 教えるのがうまいとは限らないのでは? 当然、そういう懸念はありますし、 ぼくが厳選した(?)学生たちではありますが、 みんな『教えるプロ』を目指しているわけではありません。 国際協力に興味がある人 ゲームが好きな人 官僚になりたい人 音楽が好きな人 昆虫が好きな人 子ども(と言ってももっと小さい幼児)が好きな人 模索中の人 それぞれではありますが、 ぼくはむしろ、『教育やりたいです』なんて学生はあまり好きではないので。。。 (夢が小さい) 話しは逸れましたが、なぜそれでよいと思っているかというと、 わかりやすい教材、万人受けする上手な教え方、などは すでにたくさん流通している からです。 現実には、学校の先生の教え方があまりよくないケースはありますが、 自分が興味があれば、 書籍、インターネットで文献を探したり、最近では動画もたくさんあります。 コンテンツは、もう溢れている と思うのです。 では、足りないのは何か? それは、情報の発信側ではなく、 受け取り側の技術 それを、『学び方』と呼びます。 同じ話しを聞いても、同じ情報を得ても、 人によって解釈の仕方、記憶に残すか残さないか、そこからさらに深く自分で考えられるか は、まったく異なります。 人の話を聞いたり、本を読んだ時に、 どのように学んでいくか? その術を、学びとって欲しいのです。 教え上手から、わかりやすく教えてもらってその場ではわかったとしても、 自分で学ぶ力が育たなければ、 それにいったい何の意味があるのか。。。 ポチっとお願いします。 blogramランキング参加中! ^^

先生たちは、多士済々

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。 もう昨年のことになりますが、 塾始まって以来初めて(!)、先生の学生たちと忘年会をしました。 他の予定が既に入ってしまっていた人や 当日急に風邪をひいてしまった人も数名いたのですが、 15名の大(!)忘年会でした。 ※ 3年前は、1人でしたから 担当生徒さんへ、年賀状のメッセージを書いてもらうことと、 また、今年から青年海外協力隊でエルサルバドルに2年間行って来る 伊藤君の壮行会を兼ねて集まったわけですが、 改めて、よくもここまで優秀な学生たちが集まったものだなあと。。。 全員東大生であるのですが、それは結果論であって、 優秀な人を紹介してもらっていると、自然とそうなっただけなのですが、 でも、単なる東大生だというのとは、一味もふた味も違うと思っています。 『それぞれが個性的であり、かつ基礎能力が高い』 うわべのことではなく、「コミュニケーション能力が高いなあ」と思います。 言い方悪いですが、もう1ランク落ちると、 自分の得意分野なら話せるけど、そうでないと何も話せない。 (まあ、ぼくの学生時代はそうでしたが) でも、彼らは何か自分で考えて、自分の意見を言おうとしますね。 優秀な人たちと日々会話できるのは、 幸せなことだなあと、 しんみり感じました。 ポチっとお願いします。 blogramランキング参加中! ^^

世界を良くする創職系

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。 昨年末から、シュート株式会社の高木社長と一緒に、 『世界を良くする創職系セミナー』 というものをやっています。 学校の勉強も大切ですが、 これからの世の中を考えると、 ※ 今までにないものを創造する力 ※ グローバルな視野で社会全体に対して、新しい価値を創造すること ※ 会社に縛られない働き方 そんな能力が、より必要になってくるのではないかと思います。 つくるものは、所謂モノづくり的なものでもいいし、 プログラムや、ビジネス、ネットワークといった、ソフト的なものでも良いと思います。 ただし、ただつくるだけでは、十分でないとぼくは考えます。 それをつくるにいたった経緯、思い、創造される新しい価値について、 製作者自身が、自分の言葉で語れ、 さらにできれば、『世界同時発信』することが とても大切になってくると思います。 残念ながら、今の学校の「情報」、「英語」、「国語」の授業などは、 生徒さん達から伝え聞く限りですが、 ちっともそのような空気を感じないのが残念です。。。 (あまりにも旧態然としていて、むしろ感心するくらい。。。) 何も、好きなことを求めてフリーターになれ、 大学生からいきなり起業して社長になれ、 などとは、さらさら言う気はありません。 (むしろ、そういう経験をした人が、官僚なり大企業で バリバリ働いて欲しいと思っています) そこに行くために、そうなるために、 生徒・学生の間に、新しいチャレンジをたくさんして、 たくさん失敗もして、 世界で戦うための『勘』を磨いて欲しいと思うんですね。 そのための『創職系』です。 幸い、優秀な学生がたくさんいるので。 ポチっとお願いします。 blogramランキング参加中! ^^

きらっきらですね

20年後の未来のために、 青山 プレップスクールです。 今日、先生の面談をしました。 この春、第一志望の 東京大学 に入った 女の子 (といっては失礼?)です。 ほんのつい最近まで 高校生 。 夢と希望に満ち溢れていて、その素直さ、明るさ、笑顔、、、 きらっきらですね。 「合格しさえすればいい」 という考え方には、 中学 や高校の場合は、ぼくは反対ですが、 大学の場合は(日本の現状では)、当てはまると思います。 4年間(以上)という時間を、身分を保障されて手に入れた。 右に行こうが、左に行こうが、自由です。 そう、自由。 ぼくは、まったく 勉強 しない大学時代を送りましたが、(ごめんなさい) お金がなくても、立派な所属先がなくても、 自分が良いと思うことについて、それなりに自分に 信頼 はしているので、 (つまらない、せこいことはあまり考えないという意味で) 自分を自由にしておいてあげることは、ぼくは好きです。 そんな自由が生み出す、輝きの力というものに、 改めて感じることができました。 生徒さんたちにも、そういう輝きを感じて欲しいです。 輝き センサー を搭載してください。 ポチっとお願いします。 blogramランキング参加中!  

立場逆転?いえいえ

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。 今日の授業はちょっと変わった授業でした。 生徒さんに難しかった問題を持ってきてもらい、 ぼくと、東大生の先生と一緒にそれを解くという授業。 それが授業? ・簡単には投げ出さないところ ・ぶつくさ言いながら解いているところ ・何度も問題(前提条件)を確認しているところ ・できたら、うれしくて他の人に説明したくなるところ そして、 ・難しい問題にチャレンジすることは楽しいことである そんなことを感じてもらうための授業でした。 とても喜んではくれたのですが、 ちゃんt感じ取ってくれたかな? 大前提として、 人が一生懸命な姿って、人は好きなんですね。 ああ、ぼくも、東大生もちゃんと解けましたよ。 でも、東大生はやはり優秀。 (みんながみんなとは言わないけれど、うちの先生たちは本当に) ポチっとお願いします。 blogramランキング参加中!

もう一息

2学期末試験前から始まって、 留学生と数学を学ぶ、冬休み特別授業 留学生とフィリピンについてのレポートを仕上げる特別授業 中学受験、高校受験、大学受験 3学期学年末試験 と、怒涛の5ヶ月目。 そろそろきついな、と感じています。 月平均で350~400時間というのは、ぼくにとっては 多い労働時間ではないのですが、体力がなくなったのだろうか。。。 というより、前の仕事に比べて、子どもたち相手なので、 微妙な変化を見逃せないので、疲れ方が違うのでしょうね。 普通だったら、新規生徒さん獲得に躍起になる時期なのでしょうが、 これまでも、これからも、あまりそんな風にはしたことがないので、 今を乗り切れば、一息付けるはず! 考えてみると、 前の仕事も、今の仕事も、「モノ」を売っているわけではなく、 確立されたブランド(看板)があるわけでもなく、 極論すれば、ぼくの頭脳一個を買ってもらっているわけですね。 それで、前の仕事では、「もう限界だろう」くらい働いて、 結果的には、今も同じくらい働いて、 しかも、ぼく個人のスキルとしては、格段に上がっているし、 社会的な意義も大きいわけですが、 給料としては、1/3になってるんですね。 これでは、ぼくはいいけど、普通いやというか、無理だろうなと思います。 また、既存の塾予備校屋さんたちが、営利に走るのも仕方ないだろうな。 と、思います。 もちろん、各ご家庭の負担を増やすということにも、 ぼくには抵抗があって、今でも安いといわれることもありますが、 そして確かに儲かりはしないのですが、 そうではないだろう、と思っています。 ぼくの目的は、「今の仕組みを変えること」 それは、前職から一環としてそうです。 もちろん、現行の仕組みにもいいところはあるとしても、 制度疲労に達している、また今後50年100年やっていけない 仕組みは、どこかでやはり変えなければならないと思っています。 そういう意味で、教育という分野は、 経済を越えられる可能性が十分にあると考えています。 その第一段が、青山プレップスクールで、 第二段が、「就職の仕組みを変える」ことを、ぼくとしては狙っている TOKYO GLOBAL SOCIETY なのです。...

日本は学歴社会か?

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。 「日本は、学歴社会か?」 先日の第1回(もはや第2回も終わったのですが)で話題になった一つです。 未だにこんなことが話題になるのかと、正直驚きました。 学校や大学が社会からかい離する度合いは、 ぼくの頃より著しくなっているのか。。。 だって、そんなわけないじゃないですか。 PL学園出てたら、誰でもプロで活躍できるのか? 大手プロダクションからデビューすれば、必ずスターになれるのか? 社会で活躍している人が、皆高学歴なのか? その後40年の社会人人生が、大学入試の成績順に決まるのか? 良く言われるのは、 学歴が高い=ポテンシャルが高い それはそうでしょ。でも、それはこういうこと。 PL学園の野球部で活躍した選手が、プロで活躍できるか? もちろん、何もして来なかった、ただ何となく遊んで来た人間と比べれば、 その可能性は高いでしょう。 そこに入るというハードルをクリアし、その後積んできたトレーニングが違うわけだから。 でも、最後はその人に実力があるか、チャンスを活かせるか?  ピンチをプラスの方向で乗り越えられるか? でしょ。 まして、学校の勉強と仕事は別物です。 学校の勉強が、ルールが決まっているスポーツだとすれば、 仕事はケンカです。 学校の勉強が、6+3+3+4で16年だとしても、 仕事は倍以上の(だいたい)40年続けるわけです。 どんな手を使っても結果を出せばいい、 だけど、汚い手を40年も使い続けられない (周りも許さないし、自分も辛いでしょう) 仕事で求められるのは、 ★ こいつは仕事ができるのか? ★ こいつと仕事がしたいか? ★ (若い人の場合) 自分が身を削ってでも、こいつを鍛えれば、ものになるのか? そういう視点しかありません。 「東京大学です」 と言われたところで、 「はい、それで???君は何ができるの?」 中央官庁だって、国家一種試験の結果だけで採用を決めているわけではありません。 いくら成績良くても、タフさがなければ、落とされます。 当たり前です。 就職は、ゴールじゃなくて、スタートなんだけどなあ。 結婚がそうであるように。 10年以上の社会人経験...

怒濤の冬休みが終わりました

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。 今年は1月8日が金曜日で、すぐに成人の日を含む3連休。 したがって、事実上は今日までが冬休みみたいなものでした。 うちの塾の場合、長期休暇はそのままお休みされる生徒さんもたくさんいます。 休みには、休みにしかできないことをしたらいい、そう思います。 一方では、集中的に塾に通う生徒さんもいます。 それも、ある意味「長期休暇にしかできないこと」 ただ正直、ぼくとしては相当てんてこ舞いで、年末からずっと 息をつける暇がありませんでした。 『冬休み特別授業』(留学生、東大生、中学生、小学生によるチーム学習) という新しい試みもあったのもあります。 (それについては、また書かなければ) 明日から日常に戻ると思いきや、週末にはセンター試験です。 ぼくにとってのお正月は、3月くらいになりそうですね。 ポチっとお願いします。 blogramランキング参加中!

就職活動中のMさんへ

教育リ・パブリックを目指す青山プレップスクールです。 就職活動中の学生さんへのアドバイス の一貫です。 Mさんが先生として来てくれるようになったのは、 大学2年の春でしたね。 あれから、1年半も経ってしまいました。 主に中高生の女子を担当してもらいましたね。 一見、おとなしくて、やさしくて、ニコニコしてて、 ちょっと、何を考えているのかつかみづらいような不思議な雰囲気もあり。。。 でも、結構芯が強いというか、実はかなり負けず嫌いじゃないですか? 担当していた子の成績がグンと上がったとき、 「私は実は何もしてないんですけど。。。」 って言ってましたね。 そのときも言ったけど、そうなんです。 目的は、教えることではなくて、相手が理解し、できるようになること。 教えている自分は、もちろん一生懸命教えなきゃならない。 でも、一方ではそんな自分と相手の関係を、上から見ているもう一人の自分ってのも、 必要なんですね。 生徒さん相手の授業は、毎回毎回が真剣勝負。 集団授業でもないし、週に1回くらいの授業なので、 一人一人の「いま」を逃すわけにはいきません。 目の前の生徒さんの、細かなしぐさ、目線、声。。。 そんなものから、心理状態を読み取り、 適切な対応が必要になります。 でも一方では、目先のことにとらわれてはいけません。 本当に大切なことを身につけるためには、 長く一貫した態度を取り続けることがとても重要です。 そんななかで、Mさんは、安定して、 丁寧に粘り強く、1:1でコミュニケーションをしっかりとりながら 進めることが、できていましたね。 目の前の生徒さんの「困った」に誠実に対応し、 観察している内容も、どんどん細かく、具体的になっていきました。 そんなMさんには、 チームで仕事をして、そのチーム内でしっかり自分の役割を果たしながらも、 全体を見渡して、たくさんのものを吸収する、 そんなスタイルが合っていそうな気がしますが、いかがでしょうか。 逆いえば、単独で行動し、結果だけが求められる仕事や、 独創性をとても求められる仕事、 環境が激しい仕事は、少なくとも最初のうちは、 合わないかもしれません。 でも、もっと逆いえば、「合わない仕事」は、自分の幅を広げてくれます。 Mさ...

塾講師のバイトなんてやってちゃだめだよ

「塾講師のバイトなんてやってちゃだめだよ」 と、アルバイトに来ている東大生に言ってしまう塾って。。。 (もちろん、そこで言う「塾」に、うちは入っていないつもりなのですが) 特に、東大生なんかで、「塾講師、家庭教師のバイトやってます」って言ったら、 世間一般はどう感じるか?   「あー、この人は楽で、割のいい仕事が好きなのね」 本当ですよ。 だからぼくは、いつも言っています。 君たちは、決して頭がよくて東大に入ったんじゃないんだよ。 人よりも、新しいことに順応して、うまく適応出来たからなんだよ。 だから、これから将来においても、   「新しいことに、人より早く、的確に、適応できるというポテンシャルは高いはず   そこを履き違えないでね」 そして、とても細かいレベルで、「生徒さんを観察すること」を要求しています。   ・ 鉛筆の持ち方はどう?   ・ 目線はどうなってる?   ・ 間違えるときの、手と目の動きはどうなってる?   ・ 「わかった」瞬間をどうやって見極める?   ・ 「わかる」から「できる」まで、どうやってリードしていく?   ・ 口癖は何?   ・ 表情、姿勢に変化が出るのはどういう時? などなど。 ぼくは、それらの報告を基に、保護者さまにメールを書いたり、 また総合的に判断し、その子の今後の進め方、指導方針などを考えています。 こういった経験は、彼らが就職した後、必ず活きてくるはずです。   ・ 人それぞれどんな癖があるのか   ・ どうやったら人は動くのか   ・ 心と、頭と、体の関係 そんなことに関する膨大な経験値が積まれるのです。 ただ漫然と、数学や英語を教えるのはやめてください。 相手に合わせて、相手の後ろ側から、対象を見つめ直してください。 ぼくも、そういうバイトをしておけばよかったなあ。 ポチっとお願いします。 blogramランキング参加中!

フェアプレーの精神

どうして、勉強は面白くないのでしょう? (いえ、面白くて仕方がない人は良いのですが、  多くの中高生にとっては、せいぜいが「必要悪」なのではないでしょうか) 以下、ぼくの考え。 子どもたちは、大人が思っている以上に、 「愛」とか、「友情」とか、「潔さ」とか、「助け合い」とか、「フェアプレー」の精神にあふれている 子どもの好きなものって、そうではないでしょうか? それに対して、勉強って、(現状、学校を中心に行われている勉強って) そういう性質を、まったく垣間見せない。 (本当はそんなことないのにね。  また、一部の進学校(ぼくの通った高校も)では、うまくそういう雰囲気作りをしていると思います) だけど、大抵の場合は、   ”過度の結果主義”  (結果さえ良ければ良い)   ”過度の利己主義”  (自分さえ良ければ良い)   一部では、”恣意的な評価”  (先生に気に入られれば良い) はっきり言えば、そんなものを面白いと思える方が、異常だと感じます。 「努力の仕方」 「努力した者を認める風潮」 「フェアプレーでの勝者を正当に称えること」 「助け合いの精神」 そういったものを、「勉強」の中に盛り込んでいくことが、 ”安心して勉強できる” 土台づくりとして大切だと感じています。 ポチっとお願いします。 blogramランキング参加中!

お金儲けが好きな、塾・家庭教師の見破り方

昨日、 【儲からない塾の作り方】 について書きました。 もうひとつ、同様のネタとしては、 【お金儲けが好きな、塾・家庭教師の見破り方】 こういうのも、やろうと思えばできるかな。 ぼく自身、2年間塾をやってみた上での感覚と、 漏れ伝わってくるお話を総合すると。 実際、ぼくもお金儲け優先の先生(といっても大学生ですが)に 手を焼いたこともあります。 口では何と言っていても、所詮は透けて見えちゃうんですよね。 ポイントは、大きく 2つ です。 ポイント1: 料金を明確にしていない   何とか連絡先さえ手に入れれば、   後はどうにでも言いくるめられるだろう、   そういう魂胆です。   教育とは、はっきり言えば、社会の下支えをする、泥臭い仕事です。   それを、高級料亭か、有名コンサルタントの仕事か何かと勘違いしているのでしょうか?   高すぎる料金にも、さほど意味はありません。   ありがたがらせよう、という姑息な手段です。 ポイント2: 誰でも絶対に成績が上がると言っている   人にはそれぞれ個性があり、また成長のタイミングもさまざまです。   「子どもはみんな天才」的な主張は、偽善的なにおい、   そしてお金のにおいがプンプンです。   もちろん、一人ひとりときちんと信頼関係を築ければ、   学校の成績くらいは伸びてくることが多いです。   脳は、危険を回避し、安心を求めます。(生存のために)   また、ワクワクやドキドキを好みます。(変化に対応するために)   その辺りをうまく利用すれば、多くの場合はうまく行きます。   でも、「絶対」ではないし、その塾や家庭教師しかできないわけではありません。   家庭でも十分できることです。   そもそも、学校の成績を上げることや、進学実績を上げることが   「教育」   だと思っているところが、底の浅さを感じさせますが、   社会でもまれたことのない人の発想って、そんなもんなのでしょうか? あー、余計なことまで書き過ぎた。 ポチっとお願いします。 blogramランキング参加中!

利害関係のない「おとな」に相談できる環境

進路の悩み、日々の学校生活上の悩み、 だれにも相談できない自分だけの問題だと思っている 中高生、大学生はたくさんいるでしょうね。 もちろん、親や学校の先生も相談に乗ってくれるでしょうが、 まったく利害関係のない人の意見って案外参考になるのではないかと思います。 うちが、まったく利害関係がないかどうかは、客観的には分からないと思いますが、 まあでも、実際驚くほど、うちの都合なんか度外視して、 生徒さんのお話をよく聞くようにしています。 もっといろんな大人が、こういう場面で関わり合いを持てるといいんだろうな。 ポチっとお願いします。 blogramランキング参加中! 明日もがんばります

2学期は、なかなか難しい

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夏休みも終わり、2学期がスタートしていますね。 夏休み明けのテストも終わって、通常授業が始まっている学校が 多いのではないでしょうか。 さて、この2学期。 実はなかなか難しいと、ぼくは感じています。 学校によりますが、体育祭や文化祭などの行事が多く、 なかなか勉強に目が行きません。 ところが一方では、2学期が一番長い学期なので、 授業はその学年でのメインの単元が割り当てられていることが多いです。 ここで、知らず知らずに躓いてしまうと、 いつの間にか3学期も惰性で過ぎてしまい、(3学期は期間も短く、特殊な単元が多い) 次の年に「あれ?」ってことになりがちなんですね。 特に中学1年生:   数学: 方程式の応用と、比例反比例   英語: 3単現 中学2年生:   数学: 1次関数 高校1年生:   数学: 2次関数 高校2年生:   数学: 指数対数、数列、ベクトル 数学ばっかりになってしまいましたが、 なかなか曲者が多いのです。 ポチっとお願いします。 blogramランキング参加中! 明日もがんばります。 画像は、「 (・∀・){青山高校文化祭 」さんよりお借りしました。 どうもありがとうございました。