我が子を塾の金儲けの犠牲にしてはいけない。で、結局どうするか
ぼくがこの仕事を始めるにあたって、 (いろいろ考えたことはあったにせよ) 一番重要視したのは、「我が子を、今の教育産業の犠牲にしてはいけない」 ということ。 (それについては書きたいことはいろいろとあるけれど、それはまた) で、「結局、あなたは何をやってるの?」について。 経験も実績もゼロからスタートして(それが良かったと思う)12年が経ちました。 特に、受験のマニアックな対策をするわけでもなく、 当たり前のことしかやっていなくて、どうして実績を出していけるかというと。 結局は、「対話」を丁寧にしている。に尽きるのではないかと思います。 1.聞く、答えるという基礎 2.相手の反応によって、こちらの対応を変えること 3.対話を通じて、話が広がったり深まったりすることの楽しさ 4.相手も人間なんだ。人間は間違える。だから自分で考える 今日から誰でも出来ると思いますし、すでに自然にされていることです。 それをもう少し意識的に行うだけで、子どもたちは変わってきます。 もちろん、すぐに効果が現れる場合もあれば、時間が掛かる場合もあります。 また、先週は出来ていたのに、今週は出来なくなっていることもよくあります。 だからこそ、目先の数字やなんかに惑わされずに、 どんな大人に成長していって欲しいのか、 そのベクトルをぶらさず示し続けることが、それだけが大切だと思います。 それに比べれば、日々いろいろと考えている、楽しくするための工夫なんて、 些末なお遊びです。