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9月, 2023の投稿を表示しています

きのうの質問「□□大学に私は入れますか?」(中学生女子)

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きのうの質問 「□□大学に私は入れますか?」 家族や上のきょうだいがみんな優秀で○○さんは引け目を感じたり、違う方向でがんばったりしてきたと思うんだけど、□□大学に行きたいと思ったんだったら、ほとんど行けますよ。 学部のことや入り方のことは、少しずつ調べたりしていくとして、今、すぐにでも始めた方がいいのは、英語を基礎からしっかりとやり直すこと。 中学と高校の文法は、週1でもいいからその時に復習してくれれば、数カ月~半年で固まるはず リスニングは毎日少しでいいから続けましょう。ついでに出てきた単語も調べて覚えるよ 文法が固まったら、多読。いろんなジャンルの文章を読んでいきましょう。高校2年くらいまでは、学校の勉強に追加して、上のことだけでいいから続けていくといいですよ。 そしてそれ以上に、大学で何をするのか、その後どうするのか、自分の物語をどんなふうに面白くできるかについて考えていきましょうね。 #中学生

はじめにの読書会(166)『読書とは何か』

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*自習は、当日空きを確認してください。 *日曜も始めました(祝日もやっています)。 *9月は、17、24(日)は開けています。 *10月は、8,15,22,29(日)は開けています。 次回「はじめにの読書会 166冊目」(手ぶらでかんたん、Zoom読書会) 9/29(金)21時~ 1.ラッキーチャンス! (複数本) 2.『蛸』 https://amzn.to/45TxUfD 3.『若い読者のための哲学史』 https://amzn.to/46afEhO 4.『読書とは何か』 https://amzn.to/46h24cD 5.『外は、良寛。』 https://amzn.to/3Ru8elz 6.『現代数学への招待』 https://amzn.to/3ZierTt 7.雑談回 4.『読書とは何か』が選ばれています。 博覧強記の進化生物学者が独自の分類法を用い、知識を自分のモノにする読書術を伝授! 知を捉える15の技法、としていろいろな読み方が紹介されています。 +++ はじめにの読書会は、「はじめに」を一緒に読む、Zoom読書会です(準備不要・手ぶらでOK)。 見知らぬ世界との出会いの場です。本の準備は要りませんが、興味を持ったら買ってください。 □ 英語、言葉  『Harry Potter sorcerer's stone』  『FACTFULNESS』  『英語で考える力』  『ふだん使いの言語学』  『ピダハン』  『見えないスポーツ図鑑』  『博士と狂人』  『言語が消滅する前に』  『ヒトの言葉 機械の言葉』  『芭蕉の風雅』  『言語学バーリ・トゥード』  『類似と思考』  『すごい神話』  『情報の歴史』  『悪の対話術』  『脚本の科学』  『日本の助数詞に親しむ』  『タコの心身問題』  『国語辞典を食べ歩く』  『ムラブリ』  『パズルで解く 世界の言語』  『芭蕉の風雅』  『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』 □ 数学、科学  『美しい数学の物語』  『数学、それは宇宙の言葉』  『数学ガール』  『数学をつくった人びと』  『生命はなぜ生まれたのか』  『量子とはなんだろう』  『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?』  『エレガントな宇宙』  『新薬の狩人たち』  『シュレディンガー方程式』  『おバカな答えもAIして...

はじめにの読書会(165)『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』

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 次回「はじめにの読書会 165冊目」(手ぶらでかんたん、Zoom読書会) 9/22(金)21時~ 1.ラッキーチャンス! (複数本) 2.『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』 https://amzn.to/46gtxuH 3.『若い読者のための哲学史』 https://amzn.to/46afEhO 4.『読書とは何か』 https://amzn.to/46h24cD 5.『外は、良寛。』 https://amzn.to/3Ru8elz 6.『現代数学への招待』 https://amzn.to/3ZierTt 7.雑談回 2.『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』が選ばれています。 古代ギリシャの色世界から、未開社会の驚くべき空間感覚、母語が知覚に影響する脳の仕組みまで―言語が世界観を変える、鮮やかな実証。 言語と文化と思考の関係を読み解いていきます。 +++ はじめにの読書会は、「はじめに」を一緒に読む、Zoom読書会です(準備不要・手ぶらでOK)。 見知らぬ世界との出会いの場です。本の準備は要りませんが、興味を持ったら買ってください。 □ 英語、言葉  『Harry Potter sorcerer's stone』  『FACTFULNESS』  『英語で考える力』  『ふだん使いの言語学』  『ピダハン』  『見えないスポーツ図鑑』  『博士と狂人』  『言語が消滅する前に』  『ヒトの言葉 機械の言葉』  『芭蕉の風雅』  『言語学バーリ・トゥード』  『類似と思考』  『すごい神話』  『情報の歴史』  『悪の対話術』  『脚本の科学』  『日本の助数詞に親しむ』  『タコの心身問題』  『国語辞典を食べ歩く』  『ムラブリ』  『パズルで解く 世界の言語』  『芭蕉の風雅』 □ 数学、科学  『美しい数学の物語』  『数学、それは宇宙の言葉』  『数学ガール』  『数学をつくった人びと』  『生命はなぜ生まれたのか』  『量子とはなんだろう』  『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?』  『エレガントな宇宙』  『新薬の狩人たち』  『シュレディンガー方程式』  『おバカな答えもAIしてる』  『理不尽な進化』  『世界史は化学でできている』  『計算する生命』  『銀河の片隅で科学夜話』  『数の発明』  『ペンギンが教えて...

昨日の質問「休まないんですか?」

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授業のはじめに子どもたちから自由に質問をもらっています。 (これからの時代は、答えを出すことよりも問うことが大事) 昨日の質問 「休まないんですか?」 私の回答 そのうち超長期休暇あるしね。 悲しいことに、ぼくが楽しても世界は1ミリも良くはならなんですよ。だけどこうやって自分のやるべきことをやっていれば、確実に世界は良くなると信じてるんですよ。〇〇君が学びまくって、そういう人が少しずつ増えていって、、、そうすれば 今の人類が「難しいな」と思っていることを1つ1つ解決していけると信じてるんですよ。 あ、今言っている世界って1つじゃなくて、森羅万象の意味で。 そう思ってやってるから全然疲れないし、アイディアがどんどん湧いてくるし、もっといろんなことを知りたいし伝えたいし。そうすると休む意味なんてないんだよね。 〇〇君もこの世界のなかに、そういう対象に出会えるといいね。

教えてないのにわかりやすい?

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息子が「教えてないのにわかりやすい」と言っており、よくわからないので授業を見せてもらってもいいですか? ごくたまにですが、こういう相談を受けることがあります。家庭学習時の参考になると思いますので私も嬉しいです。どうぞどうぞ。非公開の公開授業です。 「有名中学入試問題」というのを持ってきてくださったので(お兄ちゃんのおさがり)、まだ5年生ですが一緒に考えていきました。 細かいことは個別の話ですが、本質的には情報の分類整理です。 目次 1.出てきた順番で情報を分類する(溜めない・数を減らす) 2.分類するとは、種類ごとに分ける(混ぜない ・数を減らす ) 3.関係性に注目する(孤立させない ・数を減らす ) 4.新しい情報が出てこないかな(発掘する ) 5.図形的センスを磨こう(思っている以上に強力) 6.そして改めて観察しよう 7.自分でできた! テストは確認であって、目的ではない 子どもの個性とは何か もう少し創造的な課題の場合は、敢えてずらすようなことをしていきますが、それができるようになるためにも、基本の型(情報の整理と図の読み書き能力)を練習していきましょう。 なお、これらは「くえるか」プログラム(興味のないことに興味を持つための情報生理学)でも中心的に取り扱っている内容です。 1.出てきた順番で情報を分類する(溜めない ・数を減らす ) まずは問題文を読みながら情報の整理をしますよ**(「読みながら」というところが重要です。**たくさんの情報があると、それだけで混乱したり、何かを見落としたりしてしまいます)。同時に図を描くことができるといいのですが、その子の図を描く能力によっては、私の方で描いていきます。 たいていの場合、出てきた順に処理しやすいように、問題文は親切に書いてあるよ。 2.分類するとは、種類ごとに分ける(混ぜない ・数を減らす ) ただ数字だけ見ても意味が分からないね。たとえば、急に50と言われてもよくわからないね。1つの方法は単位に注目! 50人、50m、50分・・・それぞれ意味が違うよね。長さに関する情報でも、いろいろな長さが出てくる場合もあるよ。「どこから」「どこまで」の長さなのかを確認するよ。 3.関係性に注目する(孤立させない ・数を減らす ) 関係性の中でも簡単なのは、順番と対応関係です。 P地点...

はじめにの読書会(164)『シナリオセンター式 物語のつくり方』

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次回「はじめにの読書会 164冊目」(手ぶらでかんたん、Zoom読書会) 9/15(金)21時~ 1.ラッキーチャンス! (複数本) 2.『会話の科学』 https://amzn.to/3PdIeb4 3.『シナリオセンター式物語のつくり方』 https://amzn.to/3Ku96lw 4.『教室を生きのびるための政治学』 https://amzn.to/3YkojeU 5.『松岡正剛の国語力』 https://amzn.to/44w958d 6.『実験哲学入門』 https://amzn.to/3Ekpyld 7.雑談回 3.『シナリオセンター式物語のつくり方』が選ばれています。 物語をつくるのは、作家など特別な人に限りません。 むしろ子どもたちが「自分の物語」をもっていることが、 自己肯定感の醸成や他者への思いやりを育むと思います。 自分の物語を作ってみませんか? +++ はじめにの読書会は、「はじめに」を一緒に読む、Zoom読書会です(準備不要・手ぶらでOK)。 見知らぬ世界との出会いの場です。本の準備は要りませんが、興味を持ったら買ってください。 □ 英語、言葉  『Harry Potter sorcerer's stone』  『FACTFULNESS』  『英語で考える力』  『ふだん使いの言語学』  『ピダハン』  『見えないスポーツ図鑑』  『博士と狂人』  『言語が消滅する前に』  『ヒトの言葉 機械の言葉』  『芭蕉の風雅』  『言語学バーリ・トゥード』  『類似と思考』  『すごい神話』  『情報の歴史』  『悪の対話術』  『脚本の科学』  『日本の助数詞に親しむ』  『タコの心身問題』  『国語辞典を食べ歩く』  『ムラブリ』  『パズルで解く 世界の言語』  『芭蕉の風雅』 □ 数学、科学  『美しい数学の物語』  『数学、それは宇宙の言葉』  『数学ガール』  『数学をつくった人びと』  『生命はなぜ生まれたのか』  『量子とはなんだろう』  『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?』  『エレガントな宇宙』  『新薬の狩人たち』  『シュレディンガー方程式』  『おバカな答えもAIしてる』  『理不尽な進化』  『世界史は化学でできている』  『計算する生命』  『銀河の片隅で科学夜話』  『数の発明』  『ペンギ...

はじめにの読書会(163)『和音の正体』

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*自習は、当日空きを確認してください。 *日曜も始めました(祝日もやっています)。 *9月は、17、24(日)は開けています。 次回「はじめにの読書会 163冊目」(手ぶらでかんたん、Zoom読書会) 9/8(金)21時~ 1.ラッキーチャンス! (複数本) 2.『和音の正体』 https://amzn.to/3OvZmZl 3.『シナリオセンター式物語のつくり方』 https://amzn.to/3Ku96lw 4.『教室を生きのびるための政治学』 https://amzn.to/3YkojeU 5.『松岡正剛の国語力』 https://amzn.to/44w958d 6.『実験哲学入門』 https://amzn.to/3Ekpyld 7.雑談回 2.『和音の正体』が選ばれています。 絶対音感を身につける上でも、和音は鍵になります。 音の魅力の再発見。和音の正体に迫っていきましょう。 +++ はじめにの読書会は、「はじめに」を一緒に読む、Zoom読書会です(準備不要・手ぶらでOK)。 見知らぬ世界との出会いの場です。本の準備は要りませんが、興味を持ったら買ってください。 □ 英語、言葉  『Harry Potter sorcerer's stone』  『FACTFULNESS』  『英語で考える力』  『ふだん使いの言語学』  『ピダハン』  『見えないスポーツ図鑑』  『博士と狂人』  『言語が消滅する前に』  『ヒトの言葉 機械の言葉』  『芭蕉の風雅』  『言語学バーリ・トゥード』  『類似と思考』  『すごい神話』  『情報の歴史』  『悪の対話術』  『脚本の科学』  『日本の助数詞に親しむ』  『タコの心身問題』  『国語辞典を食べ歩く』  『ムラブリ』  『パズルで解く 世界の言語』  『芭蕉の風雅』 □ 数学、科学  『美しい数学の物語』  『数学、それは宇宙の言葉』  『数学ガール』  『数学をつくった人びと』  『生命はなぜ生まれたのか』  『量子とはなんだろう』  『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?』  『エレガントな宇宙』  『新薬の狩人たち』  『シュレディンガー方程式』  『おバカな答えもAIしてる』  『理不尽な進化』  『世界史は化学でできている』  『計算する生命』  『銀河の片隅で科学夜話』  『数の発...

今週の3分間読み聞かせ(福翁自伝など)

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『福翁自伝』 苦々しく思われる方もいらっしゃるでしょうが。 「門閥制度は親の敵」「教育の方針は数理と独立」「学者をほめるなら豆腐屋もほめろ」「子どもの活動を妨げず」「金がなければ時をまつまで」など。 短く読めるところが3分間読み聞かせ向き。明治の言葉ですが、子どもにもそれほど難しくないと思います。 なかでも私が好きな個所は、「乞食の虱をとる」。 身分制度が当たり前の世の中で、みんなが上に媚を売り、下を見下すのが当たり前に暮らしているなかで、福澤のお母さんは、女乞食の虱をとってあげていた(諭吉はそれにつき合わされていた)という話です。おおかた取り終わると最後に「虱をとらせてくれたお礼」として、その乞食にご飯を食べさせていた、そのことをお母さんは楽しみにしていたということです。つき合わされた諭吉は、「今思い出しても胸が悪いようです」と言っているところも、いいなと私は思っています。 ほかには、「手端器用なり」。 手先が器用でなんでも頼まれればこなしてしまう。そうしている中で経験や人脈が将来を開いていくところなどは、今の子どもたちも少し参考にしてほしいと思います。 緒方洪庵の適塾にいたころの話はいろいろと無茶苦茶ですが、「目的なしの勉強」ができていた幸せな時代で、「血に交わりて赤くならず」というところも今の子どもたちの参考になるのではないかと思います。 福澤が現代に生きていたら、何を思うのでしょうね。 ほかにもいろいろ、今週の3分間読み聞かせ。 『 福翁自伝 』(福澤諭吉) 『 香りの科学 』(平山令明) 『 熟達論 』(為末大) 『 黒檀 』(リシャルト・カプチシンスキ) 『 和音の正体 』(舟橋三十子) 『 若い読者のための哲学史 』(ナイジェル・ウォーバートン)