(算数・数学)文章題が苦手です。
20年後の未来のために、青山プレップスクールです。 生徒さんや、保護者の方から、よく話が出ます。 『計算は出来るけれど、文章題が苦手です』 これは、大きく2つの話に別れて、 1. 「三輪車に乗るよりも、自転車に乗る方が難しい」という話 2. 「短距離走が速い人が、長距離走が速いとは限らない」という話 ============================ 1. 「三輪車に乗るよりも、自転車に乗る方が難しい」という話 当然ながら、単なる計算問題よりも、文章題の方が、 難易度は高いわけです。 より難しいものを、より難しく感じる、と言っているに過ぎません。 ですから、苦手というのは、ちょっとそぐわない。 ============================ 2. 「短距離走が速い人が、長距離走が速いとは限らない」という話 さらに言えば、 考えることと、計算は、別の種目です。 もちろん、計算が出来なければ始まらないので、(終わらないので) 計算は重要な要素ではありますが、 それは、算数の一部でしかない。 計算は、ディナーで言えば、主食です。 「お母さん、今日の晩ご飯は何?」 「ご飯よ」 とは、ならないわけで、 ハンバーグだったり、焼き魚だったりするところが、 【考える】ということです。 だから、できるなら、計算と、算数や数学は、別の科目にして欲しい。 ============================ そこで、ぼくは何をしているかというと、 【考え方を示すだけ】 の授業というものも、取り入れています。 話の道筋だけ示してくれればいい。 考え方、発想だけに注目して、 実際の計算は、こちらでやってしまいます。 話の流れだけに注目するため。 学校のテストのためには、これだけでは足りなくて、 やはり、ある程度練習が必要になるのですが、 そして、地道な練習は、辛いもので...