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8月, 2021の投稿を表示しています

はじめにの読書会(57)ハードボイルド読書合戦

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 次回、「はじめにの読書会」(57) 9/3(金)21時~ 1.『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』 https://amzn.to/3zMawQG 2.『銀河の片隅で科学夜話』 https://amzn.to/3jujY4L 3.『ハードボイルド読書合戦』 https://amzn.to/2WtmZdJ 4.『日本のコロナ対策はなぜ迷走するのか』 https://amzn.to/37XmIlV 5.『トポロジカル物質とは何か』 https://amzn.to/3swq4Wu 6.『本当の戦争の話をしよう』 https://amzn.to/3jU6pvA 0.最近のニュースなど雑談会 3番『ハードボイルド読書合戦』が選ばれています。 辺境を旅する作家と、日本中世を研究する歴史家の 読書会の様子を対談形式で。 取り上げられている本は、お互いが相手のために選んだ本で、 私も読んだことがあるのがいくつかありますが、 どれもおすすめですが、いっぺんに紹介されているのでお得。 === 「はじめに」を一緒に読んんで本についてあれこれ話したり、 雑談もあったりの、「はじめにの読書会」。 見知らぬ世界との出会いの場です。 事前準備も本の準備も要りません。(興味を持ったら買ってください) □ 英語、言葉   『Harry Potter sorcerer's stone』   『FACTFULNESS』   『英語で考える力』   『ふだん使いの言語学』 □ 数学、科学   『美しい数学の物語』   『数学、それは宇宙の言葉』   『数学ガール』   『数学をつくった人びと』   『生命はなぜ生まれたのか』   『量子とはなんだろう』   『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?』   『エレガントな宇宙』   『新薬の狩人たち』   『シュレディンガー方程式』   『おバカな答えもAIしてる』   『理不尽な進化』   『世界史は化学でできている』   『計算する生命』 □ 歴史、哲学   『戦略図鑑』   『ブループリント』   『空海の哲学』   『イスラエル諜報機関 暗殺作戦全史』   『自民党の正体』   『世界がわかる比較思想史』   『哲学と人類』   『世界史は化学でできている』 □ アート   『13歳からのアート思考』   『MATH ART』 □

はじめにの読書会(56)

 次回、「はじめにの読書会」(56) 8/27(金)21時~ 1.『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』 https://amzn.to/3zMawQG 2.『銀河の片隅で科学夜話』 https://amzn.to/3jujY4L 3.『失われたいくつかの物の目録』 https://amzn.to/3qYYj7Z 4.『日本のコロナ対策はなぜ迷走するのか』 https://amzn.to/37XmIlV 5.『トポロジカル物質とは何か』 https://amzn.to/3swq4Wu 6.『本当の戦争の話をしよう』 https://amzn.to/3jU6pvA 0.最近のニュースなど雑談会 3番『失われたいくつかの物の目録』が選ばれています。 今年の日本翻訳大賞 文章も装丁も、とてもきれいな本です。 ソーシャル・トランスレーティングという方法もとてもおもしろい。 === 「はじめに」を一緒に読んんで本についてあれこれ話したり、 雑談もあったりの、「はじめにの読書会」。 見知らぬ世界との出会いの場です。 事前準備も本の準備も要りません。(興味を持ったら買ってください) □ 英語、言葉   『Harry Potter sorcerer's stone』   『FACTFULNESS』   『英語で考える力』   『ふだん使いの言語学』 □ 数学、科学   『美しい数学の物語』   『数学、それは宇宙の言葉』   『数学ガール』   『数学をつくった人びと』   『生命はなぜ生まれたのか』   『量子とはなんだろう』   『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?』   『エレガントな宇宙』   『新薬の狩人たち』   『シュレディンガー方程式』   『おバカな答えもAIしてる』   『理不尽な進化』   『世界史は化学でできている』   『計算する生命』 □ 歴史、哲学   『戦略図鑑』   『ブループリント』   『空海の哲学』   『イスラエル諜報機関 暗殺作戦全史』   『自民党の正体』   『世界がわかる比較思想史』   『哲学と人類』   『世界史は化学でできている』 □ アート   『13歳からのアート思考』   『MATH ART』 □ お金、経済   『村上世彰 高校生に投資を教える』   『父が娘に語る経済の話』 □ 自己啓発   『最

はじめにの読書会(55)なぜこの人と話をすると楽になるのか

 次回、「はじめにの読書会」(55) 8/20(金)21時~ 1.『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』 https://amzn.to/3zMawQG 2.『銀河の片隅で科学夜話』 https://amzn.to/3jujY4L 3.『失われたいくつかの物の目録』 https://amzn.to/3qYYj7Z 4.『教養としての映画』 https://amzn.to/3fYkAOY 5.『なぜこの人と話をすると楽になるのか』 https://amzn.to/3lzfpsA 6.『本当の戦争の話をしよう』 https://amzn.to/3jU6pvA 0.最近のニュースなど雑談会 5番『なぜこの人と話をすると楽になるのか』が選ばれています。 コミュニケーションについて、特に「話を聞く」ということについて、 子どもたちだけでなく、大人も学ぶことは多いと思います。 === 「はじめに」を一緒に読んんで本についてあれこれ話したり、 雑談もあったりの、「はじめにの読書会」。 事前準備も本の準備も要りません。(興味を持ったら買ってね) □ 英語、言葉   『Harry Potter  sorcerer's stone 』   『FACTFULNESS』   『英語で考える力』   『ふだん使いの言語学』 □ 数学、科学   『美しい数学の物語』   『数学、それは宇宙の言葉』   『数学ガール』   『数学をつくった人びと』   『生命はなぜ生まれたのか』   『量子とはなんだろう』   『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?』   『エレガントな宇宙』   『新薬の狩人たち』   『シュレディンガー方程式』   『おバカな答えもAIしてる』   『理不尽な進化』   『世界史は化学でできている』   『計算する生命』 □ 歴史、哲学   『戦略図鑑』   『ブループリント』   『空海の哲学』   『イスラエル諜報機関 暗殺作戦全史』   『自民党の正体』   『世界がわかる比較思想史』   『哲学と人類』   『世界史は化学でできている』 □ アート   『13歳からのアート思考』   『MATH ART』 □ お金、経済   『村上世彰 高校生に投資を教える』   『父が娘に語る経済の話』 □ 自己啓発   『最高の脳で働く方法』   『才能を開く

はじめにの読書会(54)『計算する生命』

次回、「はじめにの読書会」(54) 8/13(金)21時~ 1.『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』 https://amzn.to/3zMawQG 2.『銀河の片隅で科学夜話』 https://amzn.to/3jujY4L 3.『失われたいくつかの物の目録』 https://amzn.to/3qYYj7Z 4.『計算する生命』 https://amzn.to/3bsD2gx 5.『なぜこの人と話をすると楽になるのか』 https://amzn.to/3lzfpsA 6.『最強のニーチェ入門』 https://amzn.to/3Cn5kF6 0.最近のニュースなど雑談会 4番『計算する生命』が選ばれています。 久しぶりの数学分野です。私としてはやっと当たってくれた! なかなか当たりませんでしたが、しつこくリストに残していました。 「示唆に富む」。ぼくが読書に一番求めるもの。

三者三様すぎて、とても勉強になった(現実とは何か)

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『小林・益川理論の証明』(立花隆) 晩年にして、最高傑作ではないかと思われる名著。はっきり言えば、難しい内容だが、正確さを極力落とさずに、かつ簡明に。 その感動を伝えたくて、三者会談。 ぼく: 宇宙がどうなっているか。その現実は、ぼくたち人間には想像も及ばないほど創造的。宇宙(この世界全体の意味で使っています)はやっぱりすごい! そしてそれを証明する人類も、かなりがんばってる! Aさん: 宇宙が現実? そんなの現実じゃない! 友人関係やテストの結果のほうが現実。 宇宙が現実というなら、むしろアニメや小説のなかに描かれるリアリティのほうが、わたしにとってはよっぽど現実! Bさん: 宇宙が現実? それより今日の夕食を何にするか、が現実! ぼく: はい。すみません。 何に対して、「現実」を感じるか。 こんな当たり前に思えることさえ、立場や経験によって異なる。ぼくにとっては思いもよらない発言でしたが、言われてみれば確かにそうだ。 だからこそ、多重に世界を認識する必要がある、と改めて感じた、ちょっとした出来事でした。

20世紀の科学・哲学・思想(学校では習わないので裏テーマとして)

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社会は地動説を受け入れているのに、教育が天動説に則っていたらどうでしょう。 現代社会はそして、未来社会も科学技術抜きで考えることができないはずなのに、現代の科学技術を支える基礎知識は、それぞれの専門理系学生しか学ぶ機会がありません。 === たとえば数学。 中学の最後に習う2次方程式の解の公式や、ピタゴラスの定理は、いまから2千年以上前の時代の最新技術です。高校の最後に習う微分・積分であっても、1700年頃の最新技術です。物理学も同様に、せいぜい1800年頃(マクスウェルの前)までで終わってしまいます。化学や生物は、比較的現代に近いところまで高校で習いますが、理系コースに進まないとごく初歩的なレベルにとどまります。 大昔の最新技術が現代でも有効であることが、自然科学の驚くべき点ではありますが、人類はそこからさらに長足の進歩を遂げています。「こんなこと勉強しても役に立たない」と思うことは、むしろ自然なことではないでしょうか。(鏃の研ぎ方を習っても現代では役に立たないと思うのと同様に) ==== しかも、単に古いというだけでなく、世界観が変わってしまっています。 ごく直観的に素直に考えていたアリストテレスの時代から、神が世界をつかさどる時代、天動説へのパラダイムシフトがあり、さらに現代は相対性理論や量子力学が現代を支える欠かせない理論となっています。 人力ではどうしようもなく神にすがることしかできなかった時代、人間の力でなんとなかなると信じられた時代を経て、現代は、もっと複雑に、直感では理解できない世界があり、しかしそのギリギリのところに人間が介入できるかもしれない可能性がある時代。細部を見つつ、同時に全体を見なければならない、因果の糸が想像もできないほど遠いところまで伸びて、素朴な直感だけではどうにもならない時代。 === 学校の勉強の合間に、現代の教養としてぼくが裏テーマとして伝えているのは・・・ ◆ 相対性理論、量子力学 【現代物理学】 ◆ 不完全性原理、トポロジー、群 【現代数学】 ◆ 分子生物学、脳科学 【現代生物学】 ◆ 行動経済学など、経済やお金について ◆ 倫理・哲学・民主主義について ◆ 現代美術・現代思想 === 現代と直接関係がある、現代のルーツを知ることが、未来を生きる今の学生たちには、実際に必要な知識であるはずです。 あまりに多岐にわたり、ぼく