20年後の未来のために、青山プレップスクールです。 授業内容は、本当にみなさんそれぞれ。 *特徴的なものの方が、紹介しやすいので、 *授業風景は、変わったものが多いですが、 *いわゆる普通の授業もやっています ====================== ぼくは、常々学校の英語の教え方には、不満があります。 誰しもが不満を感じていることですが、 学校の英語が出来るようになっても、実際使えない。。。 とはいえ、定期テストや入試がありますので、 それを意識した勉強というのは、ある一定以上はせざるを得ないと諦めてはいますが。 ====================== ただ、内容がすべて悪いわけではなく、 また、昔に比べてどんどん改善されているとも思います。 (そういう意味では、数学の方が、むしろ古式整然としており。。。) ====================== 少し余裕のある高校生と一緒にやっているのが、 『IQ84』 を一緒に読むことです。 例えばこんな感じ。 With his mouth clamped shut, he stared straight ahead at the endless line of cars stretching out on the elevated expressway, like a veteran fisherman standing in the bow of his boat, reading the ominous confluence of two currents. 村上春樹ですので(笑)、こんな文が延々と続くわけですが、 いちいち辞書を調べたり、訳したりせずに、 頭から、文構造(主語/動詞、修飾/被修飾の関係)を意識して、 読み砕いていきます。 日本語の場合は、ぼくらは、文構造というのは、自然と叩き込まれているので、 意識する必要はありません。 多少知らない単語があっても、文構造と、前後の文脈で、ずんずんと読み進めることが出来ます。 同じことを、英語でやるわけです。 難解な文を読み解くことが出来た時、 ものすごく達成感はあるようで...