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簡単に「心地好い」を手に入れる怖さ

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 「住みごこちのいい世界にしようじゃないか」 相対主義は独裁に行き着く だから「みんな素晴らしい!」には納得しかねる いろいろな経緯で見解の不一致や価値観の相違は、避けられないという前提に立って(つまり、話せばわかるというわけでもない)、 それでも殺したらダメ。排除したらダメ。 面倒くさいんだけど、思い通りにならないことだらけだけど、それが普通。 そんな無茶苦茶な中で、だからこそ逆に理想を持って、あれこれぶつかって失敗して考えて… そのこと自体を楽しむ気持ち。 「完璧」に育てられてしまうと、ここがなかなか難しいのです。 その道は…独裁者になるか、ストレスを抱え続けて生きていくか… いろんな想定外が起こるからおもしろい。 なんだよー、このゲーム! でも絶対にクリアする! クリアするどころか、何かのチャンスですらあるかもよ。 「結果」とか、ほんとにどうでもいい。この先どうにでも活かせる。 これから迎える 受験勉強でさえ、楽しめますよ。 青山プレップスクールは、未来のための準備を ゆかいに、かしこく、しなやかに進めていく、 学びを楽しむスペースです。

「人が大切」ということは、教えないとわからないんじゃないかな

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 国語の点数が低い、人に興味がない、共感できない、物語に感動できないみたい… このようなご相談は、まあまあよくあります。 テストの点なんて実際、大した問題ではありませんが、そもそも他人への興味がうすいのは特定の子だけに当てはまるわけではなさそうです。 自分が大事。 それは生物としての本能だと思いますし、今は特に、そのように育てられていると思います。誰もが「特別」な存在ではありますが、少子化、個性を重視する風潮、ちょっとした「異変」にもすぐに「病名」が与えられる・・・どうしても「自分」に目が行きがちです。 また、他人のことは結局どこまで考えてもわからないので、考えるだけ無駄! という無意識レベルの合理的判断もあるのかもしれません。 だからこそ逆に私は、「人って大切なんだよー」とことあるごとに、なるべく軽いトーンで伝えています。また、それが単に「きれいごと」と思われないように、他人ファースト、自分ラスト。 我が子にも、「あなたよりも友達が大事」と伝わるように、友達を人として尊重し、大切にしてきました(今でも仲良し)。 結果として、それはとても良かったと思っています。 どんなにどんなにがんばっても 人は自分が大事。 思考が内向きになる。 すると、現実との乖離に気づけない。 それが怖い。 去年入院したときも、周りの患者さんたちがみんな、自分のことしか考えていないように私には見えて、これはディストピアだと思いました(本人は大変快適ではあるけれど、看護師さんの負担がすごい)。 心も体も、動かさないと固くなります。 ちょっとあり得ない向きにも、ストレッチ! 痛気持ちいいくらい、ストレッチ! 伸ばして、伸ばして 勉強ってそんなものではないでしょうか。 時代と個性を編む仕事 未来は今の延長線上にはありません。 一人ひとりの個性と、時代が、絡み合ってうまく流れていくように。

脆くなった涙腺の活用法(オリンピックを観て号泣する大人を、ポカンと眺める小学生)

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冬季オリンピックをまったく観れていなかったので、今日のお昼に、小学生と一緒にご飯を食べながら。 女子フィギュアスケート・ショートプログラム 各選手のパフォーマンスに圧倒されて 途中からグズグズしだして 何に感動しているのかをその子に説明するたびに声が震えて。。。 それでも最後までがんばって、解説しました(笑)。 泣いてる姿を見せるのも良かろうと。 ーーー 観察と想像。 もし目の前で見たらどんな感じなのか。 あの舞台からはどのように見えるのか。 この場に至るまでのいろいろ、いろいろ。 滑り終えた時の気持ち。 アナウンサーも最後までがんばってた。 順位とかメダルとか国籍とか関係なく、みんなすごいね。すばらしいね。 わしらもがんばろう。

一人を育てるチームのメンバーとして (渦中にいるからこそ見えないこともある)

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一人を育てるチームのメンバーとして  (渦中にいるからこそ見えないこともある) 「孟母三遷」 「かわいい子には旅をさせよ」 「親はなくとも子は育つ」 古来、子育てに関してさまざまなことが言われてきました。 なかには矛盾するものもあり、 「結局、どっちなん?」 情報は増えに増え、いまや百家争鳴。

『世界は素数でできている』と『ラブ上等』

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『世界は素数でできている』 小島寛之 著              (と『ラブ上等』) 『世界は◯◯でできている』というタイトルの本は、たくさんあります。 経営、言葉、知財、密室、文学、e、……。 そのなかでも、 「そんなわけあるかーい」 の極北に位置するのが、”素数” ではないでしょうか。「私、素数でできてませんけど…」 ところが、読み進めていくうちに、 あら不思議。 あら不思議。 ぐいぐい引き込まれていく。 最終的には、素数に挑む人たちのことが愛おしく、 そして、素数を推したくもなるのです。負けるな! 素数!! (これは、並行して視聴していた『ラブ上等』とのコラボ効果という奇跡のおかげもあったのかもしれません) ________________________________ 本書の特徴(「はじめに」より) 2. 素数よもやま話をたっぷりと 3. 素数の歴史を網羅 5. 素数にハマった数学者の人生模様 7. RSA暗号の解説 11. 素数と物理 13. 素数の未解決問題 17. リーマン予想 19. 素数の最先端 (番号はすべて素数という細かな遊び) ________________________________ ラブと素数 登場人物:  ヤンキーと数学者 行動原理:  情と論理 見つめる先: 刹那と永遠 世界の中心: 俺と数式 仕事?:   喧嘩と因数分解 一見、 いや、何度見直しても、 真逆に思える二つのドラマ。 けれど、同時に読む(観る)と重なって見えてくるものがあるのです。 「正解」するとは限らない。 それどころか、正解など存在しないかもしれない相手に、 人生を賭けて、全力でぶつかっていく覚悟。 ーー素数の研究なんて本当にただの数字遊びかもしれないんですよ。自分でも自分が優秀であることがわかっている人が、そんなもの(⁉)に一生を捧げられるでしょうか? 一触即発! 少しでも目を離すと、 何が何だかわからなくなるスリル。 ーー式変形が難しいので、何度も立ち止まってゆっくり考えないとわからない(笑)。 ほんのちょっとしたこと―― 本当に、本当に些細な違いで、 未来がまったく別のものになってしまう不思議。 ーー素数出現のランダム性。また数学者たちの人生に感じる歴史の if 。 けれどその些細な違いは、 それまでの無数の要素の積み重ねでもある、というある意味残酷...

気のすむまで話を聞きますよ(受験直前の不安)

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 一発勝負の入学試験 不安に感じて当然です 今、この時間(授業時間)のなかで なにを話すか、どの順番で話すか、どんなふうに話すか。 ゴールは、今の不安を取り除くことではなく、 試験当日、ちょうど試験中に、実力を発揮できる心の状態になれること。 そのためにいろんな形で練習をしてきました。 □ プレッシャーのかかる場面 □ 時間がまったく足りない場面 □ 頭が真っ白で何も入ってこない場面 □ あれ? 簡単じゃね? と感じたのは場面 □ 寝不足、風邪気味、隣がうるさい、部屋が寒い/暑い でもどれだけやっても、所詮は練習。 99% うまくいくとしても、残りの 1% を引かない保証はありません。 いろんな想定で練習するなかで 私も学習してきました。 □ どんなときに、どんな反応を示すのか □ スピードや正確さの、上限値/下限値/中央値 □ 何が効きそうか/効かなそうか しかし、直前の2週間は、 全部忘れるようにしています。 真っ新な目で、目の前の子を見たほうが良い気がしていて… 「絶対」なんて求めるのではなく あらゆることが起こり得て ほんのちょっとしたことで、その後の展開がまったく異なることは、よくあるんだけど 成功も失敗も、ほんとうはそんなものなくて 常に今の状況を心から楽しめるか。 誰かが与えてくれる楽しさではなく 新しい局面に自分から臨んでいく楽しさ 受験制度を肯定はしませんが こんなことさえ楽しめたなら 未来は楽しいことだらけです♪

大人が驚く、不自由研究(情報を読みとり、知識ではなく関係性で遊ぶ)

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1.はじめに はじめに断っておきますが、 これは大人たちが喜ぶような、「体験学習」ではありません。 子どもたちが喜ぶような、「体験学習」でもありません。 約束された「成果」などありません。 失敗、回り道、停滞、離脱・・・だらけです。 好きなこと/興味のあることをやるわけでもありません。 特定の分野の知識を身につけることを目的としていません。 では何をやるのか。 一言で言うと、 「図表や文章を読み取り、情報の関係性で遊ぶこと」 です。 これだけ言われても、意味不明ですよね。 具体例をお話ししましょう。 2.ある小学生の「不自由研究」 今、ある小学5年生と取り組んでいるのは、 「ビジネスモデルの研究」 です。 (急にきな臭い感じがしますが、ご心配に及びません) このテーマは、私が提案して一緒に決めました(不自由です)。 何を研究するかというと、 情報を読みとりと、整理を研究します (不自由です)。 最初に1冊、私のほうで本を選定しました。 『会社四季報 もうけの仕組み』 https://amzn.to/4bEoZV3 別にその子が特に、「もうけ」に興味があるというわけではありません(むしろあまり興味ないと思われます。とても不自由です)。 この本を選んだ理由は、 たくさんのデータや図表、グラフなどが出ているので、 情報を扱ういい練習になるからです。   (ある程度できる子なので、ちょっと興味を持ちづらい分野を選びました。    一人ひとりに、「ギリギリ興味を持てるかどうか」といった分野を提案し、    話し合って微調整しながら進めています) 3.情報を読みとって理解することに集中 好き嫌い、興味のあるなしは、話題にしません。 そこに意識が行く前に、 「何が書いてあるのか、一緒に読んでいきましょう!」 (別に、役に立たなくても、おもしろくなくてもいいのですよ。大事なのは理解すること) たとえば、この表。 □ そもそもこれは、何の表? □ 縦軸は何? 横軸は何? □ わからない言葉はある? □ 上下/左右を見比べてわかることはある? では次に、このグラフ。 □ これは何のグラフで、 縦軸/横軸/円の大きさ は何を表している? □ 全体として読み取れることはあるかな? □ その全体傾向からすると、 「外れ値」 のようになっているのはどれだろう? □ さっきの ビジネスモデルの図...