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流水算の解き方を教えることが、「先生」の仕事ですか?

20年後の未来へGO! シン・アオヤマFプレップスクールです。 どうも、「教育関連です!」、「先生やってます!」 という人と なかなか話が合わなくて、、、へこみます。 流水算の解き方を教えることが、「先生」の仕事ですか? 結論から言えば、そんなものは余技に過ぎない。 その子の成長を待つための、場つなぎ・時間稼ぎに過ぎない。 目の前のテストで60点70点を取らせるために、 そして自分も60点70点の仕事をすればいい、 とすることで満足としないのであれば。 伊藤利助。 貧しい生まれながら、たまたま松下村塾に出入りすることになり、 松陰先生からは、 「才劣り、学幼し。しかし、性質は素直で華美になびかず、僕すこぶる之を愛す」と評され、 俊英の俊から「俊輔」と名を与えられ、 「俊輔、周旋(政治)の才あり」と才能を認められた。 桂小五郎から同志と呼ばれ、功山寺決起が道を開き、 海外留学・洋行で視野を広げ、、、 後に、大日本国憲法の制定、初代内閣総理大臣・・・そう、伊藤博文。 松陰先生に、本当に人を見抜く眼があったのか、 それとも、嘘から出た誠であったのか。。。 おそらくは両方、ではなかったかと、私は思います。 松陰先生の足元にも及ばぬ非才の身としても、 満点を100点なんて誰が決めた? 60点取れば合格、なんてものに貴重な10代の時間を使いたいか? 満点は1000点でも、10000点でも、 いやいや、60点でも。それは自分で設定すればいいもの。 他人が決めることではない。 合格確率がどのくらいだから、、、と、ビッグデータを分析しても、 1回限りの、やり直しのきかない、 その子の人生にとっては大した意味はないもの。 たとえ今、勝てなかったとしても、自分が成長し、機が熟した時に、また勝負したらいい。 そんなことよりも、 自分が何者であり、今がどういう時代であり、世界はどうなっているのか。 どこに活路を見出すか、いつ何で勝負するか、 気づかせてあげるのが、(正確には、勝手に気づいてもらうのが) やすらかに、ひろやかに、たすける(泰輔) と名付けられた私の(職業はなんであれ)仕事だと思っています。 「艱難をともにすべく、富貴をともにすべからず」 と言ったの