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11月, 2013の投稿を表示しています

ただ静かに勉強したいだけ

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親よりもバカかもしれない、青山プレップスクールです。 『ぼくらは、ただ静かに勉強したいだけ』 みんながみんなじゃないですよ。 でも、いることはいるんです。そういう子が。 =================== ◆ テストでいい点を取るため ◆ 有名中学、高校、大学に入るため ◆ 有名企業に入るため ◆ 社内昇進、転職、留学、起業、、、のため ほとんどの人にとって、やはり勉強とは必要悪なのでしょうか。 自分にとって必要だからやる、必要なければやらない。 勉強に限らず、仕事も同じかもしれません。 自分にとって必要だからやる、必要なければやらない。 =================== だけど、本当に好きなことをやっている人って、 それが役に立つとか、得するとか、周りから評価されるとか、 そういうこと関係なしに、 ただ、落ち着けるから それをしているように思うのです。 =================== 国際化だ! リーダーシップだ! グローバル人材だ! いろいろと喧しいですが、 静かに好きなことを極めて、 一生を1つの作品とするような そんな生き方も、ぼくはありじゃないかと思うんです。

(家庭学習のヒント) 鉛筆の持ち方、姿勢、テキストを置く位置、書く位置、左手の位置、目の動き、、、

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20年後の未来のために、青山プレップスクールです。 過程での学習習慣が大事だとか、 いくら言っても、 → こんなんでやってたら → 効果なしです。 ================= 答えがあってるとか、違っているとか、 テストの点がどうだとか、 それは、表面に現れた1つの結果にすぎません。 ぼくが、気にして見ているのは、もーっと、こまかーーーいこと。 細かいことの膨大な積み重ねが、 信じられないくらい大きな差になっていきます。 ▼ 字が汚い (読めない) ▼ 計算ミスが多い ▼ 読み間違い、読み落としが多い ▼ 勝手な勘違いが多い ▼ 集中力がない ▼ 考えてないんじゃないか? などなど、 これらも、表象でしかないと思っています。 ◇ 鉛筆の持ち方 ◇ ノートやテキストを置く位置 ◇ 姿勢 (背骨の角度) ◇ 書く場所、縦横そろってるか、グループ分けできているか。。。 ◇ 左手(利き手の逆)をうまく使っているか ◇ 読むスピード、書くスピード ◇ 字の大きさが、あってないのでは? (読みも書きも) ◇ 目の動き などなど トータルの勉強量(机に座っている時間)なんて、 実は割とどうでもよくって、 こういうことをうまく調整できた子は、こちらが驚くほど変わっていきますし、 なかなか時間がかかってしまう子は、時間がかかってしまう。 だいたいでいいなら、 ○ 遠くから姿勢を見るだけ ○ 字を見るだけ でも、間違い癖や、改善ポイントはわかったりもします。 ただ、ただ、難しい (ぼくが自分で勝手に難しくしている) のは、 【じゃあ、こちらの型に、みんな押し込めてしまってもいいのか?】 ということなのです。 量産品を製造しているわけではないので、 ある程度は必要としても、 やりすぎると、その子の大事な何かを損なう場合もあるだろうと。 その、ぎりぎりの落としどころで、 いつも頭を悩ませております。 とはいえとはいえ、 家庭学習でも、上記のような細かい点を注意して、 お子さまを【観察?】 していただけたらと思います。

入試なんて、くじ引きでいいのにね。

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20年後の未来のために、青山プレップスクールです。 突然ですが、 入学試験を実施する目的は何でしょう。 ● 定員より多い応募者を選別するため ● 入学後に授業についてこられるだけの    前提学力を持ち合わせているかチェックするため これ以外に、いろいろ考えるのですが、ぼくの頭では。。。よくわからない。 ※ 学費を払い続けられるかのチェックも、まあ学校側はしたいかもしれない。。。 ================================== 大学を頂点とする、学校システムって、 職業訓練をする場ではなく、学問をする場ではないの? → 職業訓練だったら、丁稚に行くのがいい 面接して、人間性に問題があったら、学問しちゃダメなの? → じゃあ、今の大学の教授たちは、人間性として最高の部類に入っているということなの? → 歴史上、学問に貢献した偉大な先人たちはは、人格的にも優れていたの? 東大生が、高校の勉強(入試レベルの細かな知識)を忘れちゃうのは、なぜ? → そんなの、大学入っても使わないからじゃないの? ================================== 『勉強したい』 という気持ちを、削ぐようなことを、 学校がやってていいのかね、って思います。 よほどの【勉強マニア】でもない限り、 『したい勉強』って、ある程度限られるのも、人間としてやむを得ないのでは? → 試しに、国語の先生に、数学や物理の質問をしてみてください。 → 生物の先生に、古典の質問をしてみてください。 ================================== だからうちの生徒さんたちには、「なーんでも、なんでも、持ってきていいよ」、と。 アルバイトの東大生たちにも、「生徒さんは、何持ってくるかわからないからね」、と。 突発的な、わけのわからんものを、 ★ 楽しめるかどうか、 ★ そして、書いてあることを読んで、自分の理解に結び付けられるかどうか、 せめてそれなら、やる意味あるでしょ、と。 =====================

満員御礼なんて、ダメじゃないか

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20年後の未来のために、青山プレップスクールです。 ぼくにとって生徒さんたちは、 共に学ぶ仲間です。 年齢も、経験も、立場も、肩書も、関係ない。 今目の前の課題に対して、 よりよいアプローチをして、 よりよい結果を出して、 よりよい学びにつなげていく。 もちろん、多少はぼくの方が知っていることもあり、 (大した量ではない) 遊びや仕事も含めて、年齢相応に経験もあるので、 結果としては、アドバイスすることになるし、 もちろん対価を頂戴しているわけですから、 それ以上に、【お持ち帰り】いただけるよう、真摯に努めております。 でも、それとは違った次元で、    【なるほど、そういう風に考えるのか】    【なるほど、そういうアプローチもありかもしれない】    【どうしたら、好いところを残しつつ、伸ばしつつ、大人になっていけるのか】    【どうしたら、この頑強な固定観念を外せるのか】      (たいてい、子どもの方が固定観念が強いです。それは、仕方がないんです) 考えるヒントになったり、新たなアイディアの源泉になったりしています。 ◆ 「わかる」って、どういうことなんだ? ◆ 「できるようになる」って、どういうことなんだ? ◆ 「成長する」ってなんだ? 毎日毎日、小さな、静かな、気づきをもらっています。 ===================== だから結果的に、規模は大きくできないんです。 もしかして将来、ぼくがそれまでの集大成として画期的な学習法を発明して、 それを、オンラインで配信できるようになれば、事情は変わるかもしれません。 そうなったら、今度はまた別の仕事をするんだろうなと思います。 ===================== かといって、現在の生徒さんのことを考えていないわけでは もちろんありません。 お陰さまでと言いますか、 ほとんどずっと、満員御礼な感じではあるのですが、 それって、ぼくとしては、まずいよね。 勉強には終わりがなく、 気に入って通っていただくのは、悪いことではありません。 でも、ぼくが生徒さんたちに期待しているのは、 【なんだ、もう

(受験生へ) まだ本気で勉強しなくていいですよ

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今日は、11月9日です。 受験本番まで、2,3カ月。 日数でいうと、2ケタになりましたね。 泣いても笑っても、あと100日もありません。 学校も、親も、 予備校も、塾も、家庭教師も、 友達も、、、 あーだこーだと、いろいろ言うと思います。 ざわざわ、、、 そわそわ、、、 「あれを覚えていないとまずい」 「この教材をやらなければ」 「志望校の合格点に何点足りない」 「志望校変えた方がいいんじゃないか」 「間に合うの?」 「そんなことしてていいの?」 わさわさ、、、 がやがや、、、 ですが、、、 11月中は、まだ本気で勉強しなくていいですよ。 というか、しちゃだめですよ。 12時には寝てください。 その代わりというか、ごく普通に日常生活の中でやるべきことは、 ごく当たり前にやってください。 □ 友達と遊ぶ、話す時間 □ 家族と話す時間 □ 家の手伝い 本気の勉強の解禁日は、12月1日です。 そこから先は、心置きなく勉強してください。 今はまだ、気力と体力を養う時期です。 静かにペースを守って、目の前のことを丁寧に進めることに集中しましょう。 ざわざわ、わさわさした中で、 どれだけ自分のペースを守れるか。 気力、体力を消耗するのではなく、蓄えられるだけ蓄えましょう。 12月に入って、 小学生なら残り2カ月。 中学生なら残り2か月半。 高校生なら残り3か月。 そこから先は、エンジン全開でいいです。 そのくらいなら、どれだけ全力でやっても、 疲弊・消耗することはないでしょう。 静かに蓄えろ!受験生。