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第1回 Zoom短歌会:「おうちで詠おう」17k短歌(お題は「家」)

2020年4月26日(日) 第1回 Zoom短歌会:「おうちで詠おう」を開催しました。 今回のお題は、「家」。 高校3年生を中心に、17~19歳の子たち5名+私 そして、歌人の寺井龍哉さんに参加いただきました。 簡単な自己紹介の後、 寺井さんから、「家」にまつわる 古典から現代の歌人の短歌をいくつかご紹介いただきました。 その後、みんなに作ってきてもらった短歌を発表して、 寺井さんやほかのメンバーも感想を言い合う。 ここもう少しこうしたら・・・といった貴重なアドバイスもいただきました。 現代の普通の高校生にとって、 短歌は身近な存在とは言えないでしょう。 しかし、こんなきっかけで、学校の授業とも違う、 ■ 少人数で、自分の作ったものも、他人の作ったものも、じっくり見られる ■ 他人がどのようなことを意図して作ったのか、思考のプロセスを見られる ■ プロに見てもらったり、少し直してもらったり(それでガラッと印象が変わる) 参加してくれた高校生も、まさにそのような感想を持っていました。 そして、楽しかったのでもっとやってみたい!と。 今、子どもたちに一番必要なのは、 一方通行のZoom朝礼や、動画での授業、大量の宿題ではなく、 【心に届く言葉】、【心が通じる対話】 ではないでしょうか。

「おうちで詠おう」(17k短歌・俳句)

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月やあらぬ 春や昔の春ならぬ わが身一つはもとの身にして      (在原業平) 家に閉じ込められている子どもたちに こんな状況の中でもなんとか日々の充実と未来への希望と、 そして観察眼、表現力を磨いてもらうために。 「おうちで詠おう」 17歳の今をアーカイブする一環として、 短歌や和歌を作ってもらおうと思っています。 せっかくならば、よいものができると良い。 歌人・俳人の方、ご協力ください。

子どもたちはゲーム漬け、で本当に良いのでしょうか

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おとなたちも苦しいのはよくわかります。 しかし、こんな時こそ 子どもたちを勇気づけ、夢や希望を持てるように 何とか工夫して、頑張って、少なくともその姿勢を見せないでどうする、とぼくは思います。 長い長い休校。 外出禁止の子どもたちは今、 何を思い、何を考え、何をしているのでしょうか。 始業式だけあった学校もあり、先生からどんな話があったの?と、聞いても、 「外出しないでね」、「宿題やってね」ということくらい、と。 (子どもたちが聞いてなかった可能性はありますが(笑)) もしぼくが今、中学生や高校生で、 「家出るな」 「宿題やれ」 だけ言われたら、、、将来に対する夢や希望、「やる気」が起こるでしょうか。 少なくともぼくには無理です!!(笑) 家でずーっとゲームをしている子もたくさんいると思います。 今日が何日なのか、何曜日なのか、晴れているのか、世界で何が起こっているのか、 そんな風に時間だけが過ぎていって。。。 向き合ってちゃんと話をしよう、 楽しい話をしよう、できることをしよう、 その中にきっと、将来への希望が見えてくると思います。

冷静さと優しさと(温かい言葉で希望の芽を育む)

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おとなたちが大変なことはよくわかりますが、 今こそ、子どもたちとしっかりと話をする機会です。 冷静に事実や推論(推論の外れる可能性)を伝えつつ、 温かい言葉で包んであげましょう。 希望の芽が萎んでしまわないように。 今、あなたが存在していることそのものが価値であり、 わき起こってくるさまざまな気持ち、考えていること、 じょうずにできること、うまくできないこと、 バランス悪かったり、ちぐはぐだったり、言ったこととずれていたり、 それらすべてが、大切なこと。 観察の眼の細密さを少し上げて、新鮮な気持ちで 当たり前を見つめなおしてみましょう。 そしてそれらを、記録に残してね。どんな形でもいい。 日記でも、詩でも、写真でも、音楽でも、ダンスでも・・・なんでも。

17歳の、今この瞬間の私

今の私の、すべての感情を記録に残しておきましょう! ========= 2020年4月。 高校3年生にとっては、厳しい春になっております。 多感な十代、プレッシャーのかかる受験生。 長すぎた春休み、そして始まらない学校。 学校は始まるの? 入試はどうなるの? 友達と話したい、遊びたい。 ずっと家族といるのも息が詰まる。 あー、もうなんにもやる気がしない。 緊急事態宣言ってなんだよ。何もやってはダメなの? さまざまな思いを抱えて日々を送っていると思います。 ========= 2020年4月。 今、目の前で世界史が動いています。 次々と流れてくるニュース。私は大丈夫なの?日本は大丈夫なの? 元の生活にいつになったら戻れるの? それとも・・・ 今、抱えている悩み、不安、虚しさ、希望、 ちょっと楽しかったこと、いまさら家族と話して分かった意外な側面、 友達はどうしてるのかな? ほかの受験生はどうしてるのかな? 「今が大事」って、いつもじゃねーか! 大人たちは何をやってるんだ! 2020年4月。 今を生きている、時代に翻弄されている今の気持ち、 日々考えていること、変わっていくこと、変わらないこと、 すべてがとてもとても貴重です。 ぜひ、何らかの形で、なんでもいいから、記録に残しておいてください。 日記のようなものでも良いし、写真にコメントをつけたものでも良い。 写真だけでも良いし、絵でも歌詞でも、音楽でも。 今のすべての感情を記録に残しておきましょう。 歴史的価値のある資料になるだけでなく、 自分の感覚の隅々にまで思いをはせるきっかけは、 普段眠っている才能を開花させるでしょう。

遠隔学習を強くお勧めしているのは、コロナリスク軽減のためだけではありません

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新・藍山Fプレップスクール *はじまりのはじまり* では、遠隔学習(遠隔授業にとどまらない)を推奨しています。 もちろん、第一には今のコロナリスクを軽減するという目的があります。 しかしそれだけではありません。 学習そのものをもっとスマートにすることが、本当の目的です。 ぼくがずっと言い続けていることですが、 今普通に行われている学習を観察すると、ばかげたことが多すぎる。 ◆ 同じ時間に一か所に集まって、同じ話をする ◆ 先生は同じ話を、何十回、何百回と繰り返している ◆ 生徒は座っていれば時間が過ぎる、それを積み重ねれば「卒業」となる ◆ 1月2月に、一か所に集まって、一発勝負の入学試験 ◆ そもそも入試っているのか?(行きたいところに行かせてやれ) ◆ ペーパーテストの限界、そしてそのペーパーテストも作れない ◆ 授業よりも、式典のほうが大事 ◆ コロナについても、結局学校は生徒をほっぽりだすだけ(怒っています!) などなど、などなど そういうところを1つ1つ見直していくと、できることはたくさんあります。 改めて学習というプロセスを生徒側から考え直してみると、 ● 日々、続けることで積み重ねていくことが、実行できること ● 未知の事柄について、アウトラインを知ることができること ● わからないところを質問できること ● できるようになるために演習を積み重ねること(それをチェックすること) ● 集中力を管理すること ● 悩みを聞いてもらうこと ● 気晴らしができること ● 夢・希望・目標を持つこと ● 日々の暮らしの中に学習を応用し、楽しく充実して暮らすこと そういうスキルを身に着けてもらうことが、 ぼくが遠隔学習を推進している一番の目的です。 そしてそれを実現するコンテンツやツールも増えてきています。 もちろん、今までと違うことをやるわけですから ■ 不都合、不便と感じること、不慣れなこと はあります。ただそれを受け入れて、新たな一歩を踏み出しましょう。 将来、リモートワークがうまくできることは、 子どもたちの選択肢を広げることになると思います。 そのために、ぼくとしてはこれ以

いらっしゃい。野球もできないし、勉強でもするか

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野球もいつ始まるかわからないし、 気分転換に勉強でもしましょうよ。 直接役に立つところで言えば、 数学(統計) 野村監督、高津監督期待に応えるためにも、 データ分析は重要ですぞ。 そこまで直接的でなくても、 読書:野村監督や古田監督、伊藤コーチの本もたくさんあるぞ! そして、歴史や哲学。 野球観、人生観を養って、野球選手としてだけでなく、人間としてもまだまだ伸びしろの大きい選手だと期待しています。 さらには、経済も。 お金って、バカにしちゃだめだけど、神様のように思っても変。 同郷の誼というだけでなく、 純粋に野球選手として、投手として、大いに期待しています。 2020年(とととととんとんっ元年)4月1日 新・藍山Fプレップスクール 井上 泰輔