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(MBA GMAT/GRE MATH)大事なことと、大事じゃないことと。(いわゆるSTEM教育にも通じること)

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20年後の未来のために、新・青山Fプレップスクールです。 MBA等留学のための、GMAT/GRE。 その数学の指導をさせていただくようになって以来、 いつも気になって、申し上げていること。 【大事なこと、大事じゃないこと】 うちにいらっしゃるのは、もちろん数学が苦手だ、 もしくは学校時代は嫌いじゃなかったんだけど、 現状少し苦戦されている方々です。 たくさんの方々に指導させていただいた中で、 ほぼ共通して、認識を新たにしていただきたいことがあります。 □ 考えればわかること □ 考えてもわからないこと それを、『明確に』区別するということです。 確かに学校のテストや、GMATにしても、 あらゆるパターンを暗記して、点数を取ることはできます。 しかし、その戦略の欠点は、ある一定以上の分量になると、 そして特に社会人の方など、勉強時間が限られている場合に、 「なんとなく」、「うろ覚え」 のまま対応せざるを得ない状況に陥ってしまいがちであること。 日常生活や、簡単な読解力を試すようなテストでしたら、 それで相当程度足りるのですが、 より厳密な議論を重ねている場合には、むしろ欠点の方が大きくなってしまいます。 ========== 最近よの中でもよく語られるようになった、いわゆるSTEM教育。 science, technology, engineering, mathematics これらが、特にいわゆる「文系」の方にとってこれから大切になると。 根っこは同じところにあると思います。 ★ 汎用的な細かな部品を組み合わせると、    ★ ★ 想像もつかないようなすごいものができあがる ★ ★ ということを、実感として理解しているか   ★ ポイントは、できるだけ汎用的で小さな部品を使うこと。 そうしないと、応用が利きません。 便利な道具は、便利な分だけ適用範囲が狭い。 細かな汎用部品は、それだけでは大したことはないけれど、 組み合わせれば、なんにでもなることができる。 LEGOでいえば、細かな1つ1つの部品。 それが何であるのか、どこに出っぱりや穴があるのか、 それはよく見ておく必要があります。 そして、その部品を丁寧に積み重ねていくこと。 焦ってはいけません。

勉強は、自分のペースで進めるという文化

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20年後の未来のために、 新・青山Fプレップスクールです。 その子にとって、最高の教育とは何か? 結果、たどり着いたのは、 勉強は、自分のペースで勝手に進めるもの という文化を育てることです。 =========== ぼく自身が中学生だった頃、「勉強は、学校の授業でやるもの」、「テストは、学校の授業をどれだけ理解できているか試すもの」と、思っていました。 だから、「予習や復習はずるいこと」、「テスト勉強はずるいこと」とも、思っていました。(今でも一理あるとは思っていますが、その意地みたいなものはあまり意味がない(笑)) 結果としては、、、 わからないところ、できないところが、ドンドン蓄積されていく形となり、 成績は右肩下がり、左肩上がり。 勉強は、特に嫌いではありませんでしたが、もちろん好きではありませんでした。 ただ高校1年の冬だったと思うのですが、「さすがにこれではまずいのではないか」という事態に至ってようやく降参。仲の良くまた勉強のできる友だちに聞いたのです。 「どうやって勉強してるの?」 =========== ★ 【勉強は、自分のペースで勝手に進めるもの】    学校の授業を待つ必要はない。    学校の授業って申し訳ないですが、とてもダラダラしています。    それは、仕組みからして仕方がない。    全員に合わせるわけですから、本当に仕方がないのです。    でも、公立は悪い。    一人ひとりの頭の中、理解の仕方、進み方は、それぞれ違うのですから。 =========== うちではみんな、「自分の勉強を、自分のペースで進めようね!」としています。 たとえば、中学受験をした小学6年生の多くは、 受験の翌週から、できる限り自分で教科書を読み進めてもらっています。 学校の授業が始まるのを待たなくていい。待つ意味がない。 わかるなら自分で進めてしまっていいですよ、と。 約1カ月経ち、つまり4回ほどの授業で、 通常学校では4カ月ほどかかるところまで来ています。 去年からそういう形で進めた今の中学1年生は、おそらくこの夏か秋には、中学の範囲を終えるでしょう。 2年前からそういう形で進めている子は、もう高校生の内容に入