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3月, 2021の投稿を表示しています

オンライン学習が爆発的に開かれた

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やった。修了証書来た。 東北大学大学院理学研究科 『銀河考古学入門』 2月に、仕事の合間に聴講した講義。オンライン学習万歳。 今は、edX.org の、とりあえずは、 Justice (Michael Sandel @ Harvard) を毎日少しずつ聴講。 https://www.edx.org/course/justice-2?index=product... 大学生や高校生にも薦めていますが、なかなかやらないですね。もったいない。 一緒に進める仲間やコミュニティがあるといいかな。

NHK全国短歌会

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 NHK全国短歌会入選作品集(やっと開封した) 子どもたちを差し置いて、入選しちゃいました。 昨年、コロナ休校中に歌人の寺井龍哉さんにご協力いただいて 子どもたちと言葉で遊んでいました。 題詠: 生 ライバルは アンドレア・フリードリッヒ AIの 歌聖と呼ばれる 人工生命 私が、「ここまで遊んでもいいよ」と示した極端な例。 □ 「生」という感覚からは遠い人工生命 □ カタカナ、アルファベット、ひらがな、漢字、混在(数字はないけど) □ アンドレア・フリードリッヒって何? 誰? 何人? 苗字?名前? □ 字余り過ぎる □ 歌聖? 意味が分からん □ もはや人類はライバルでないかのような誇大妄想感・・・ AIと人工生命というところが、意味が被っていて、 それは心残りですが、こんな型破りなものまで選んでいただいて、度量の大きさを感じました。 子どもたちのも出してあげたんだけど今回は選ばれず。 でもまた今年もやってみようね、と。

女生徒にお勧めしている

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 女子率が高い。それがずっと課題。 ぼくが何か言うよりは、本を読んでもらおう。 「はじめに」を一緒に読んだら、後はおまかせ。 最近読んだ(読んでいる)本は、 『Educated』 『ラボ・ガール』 『世界を変えた100人の女の子の物語』 『パワー』 『自分で始めた女たち』 『AUDREY』 『西行』(白洲正子) 『鬼滅の刃』 『憐れみをなす者』 少し前だけど敢えて書きたい。 『キリン解剖記』 ~~~~ もちろん、性別で何かを語るのは括りが大きすぎる。 個人差・家庭差のほうが大きいのは間違いないが、 一方で、今まで自分に欠けていた視点や考え方に気づき、 ぼくとしても、いつも勉強になるなー、と。 男の子にも読んでもらいますが、 読むのが遅い・・・

彼女が第一志望にこだわった訳

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  「私、一番欲しいものは手に入れられないのかなと思ってました」 その後は言葉にならず、しばらく涙涙。 KやWの合格が出て、おうちなどでは祝賀ムード。 そんななか、むしろここからが天王山。最後まで粘ろう。 と一人水を差していたのは、そんな気がしてたから。 中学も高校も、実力はありながら第一志望には届かず。 だからちゃんと一回、欲しいものをゲットする経験をしてほしかった。 自分には無理、と思えることでも、 合理的に準備を進め、ポカに気づく修正力を身につけ 最後まで気を抜かずに、バチっと仕留める。 欲しいものを手に入れる準備と詰めを、自分の手でつかんだ実感が持てれば、これから自分の道を切り開いていく勇気の源になる。 偏差値とかウソだらけの数字で、ほんとどうでもいい。 受験なんてやめればいい。オンラインをどんどん増やして、全入でいい。(学びたいという気持ちを奪う権限は、誰にもないはず)というのが、コロナ以前からの私の持論ですが、 唯一、良いこともあるのはこういう経験もできること。 受験ですら、学びに変えられるわけだから、 日々の暮らしや遊びの中には、学びのタネがたくさんあるよね。

週1,2時間で結果を残す、当たり前 (つづき2)

 3.長期的な視点、流れのパターンを見ること 時間の話をするのは、とてもとても時間が掛かります。 だから個別に丁寧に、進めていくのが良いだろうと思います。 まずは自分のことから。 どうして、お父さん・お母さんは、この名前を付けたんだろうね。 この名前ってどんな意味なんだろうね。 小さい頃はどんな子だったんだろうね。 今はどんな子なんだろう。 将来はどんな人になっていくのかな。何を期待されているのかな。 学校についても。 友だちも変わっていくよね。昔はあんな子だったのに、今は違う。 この先どうなるんだろうね。 ぼくの話もします。 時間は流れていて、ちょっとしたことで大きく変わることもあって、 将来のことを考えるためにも、今を大切にすることが大切なんじゃない。 人間万事塞翁が馬 歴史の勉強はわかりやすいですね。 良い状態で浮かれていると沈む。 困難を乗り越えると rising。 昨日良かったことは、明日の悪いことになり、 今日最悪の出来事は、明日のチャンスにつながる。 だから、今が大事だよね。

週1,2時間で結果を残す、当たり前 (つづき)

2.バラバラにして、組み換えること 学校のカリキュラムや、受験塾で小学生に3年間(以上)も、 週に何時間も追加の勉強させていることの根本問題の1つは、 人間(の頭の中)が生物であることを忘れているからだろうと思います。 私自身の経験、教えている中での経験も、 決して、1段1段、理解が進むわけではない。 まったく進まないときもあれば(長い)、わかるときには一気にすべてがわかる。 受験算数では細かく、〇〇算、△△算・・・と分けていますが、 できる子は全部できるし、できない子は全部できない。 ★ 線分の長さが、数の大きさを表している ★ 言い換えると、線分は小さな球がならんでいるのと同じ ということが、心の底から分かっているかどうかが、 両者の分かれ目となっています。 できていない子には徹底して、 並べる、揃える、比べるということを、 いろいろな具体的なものを使って実験し、 それをだんだんと図という抽象的なものに置き換えて行っています。 それがあるときはっきりわかる。 ユレイカ! Aha! そしたらもう、何もかもができる。 ーーーーー 小さな小さな、概念的な理解、論理的つながり、 別のものを同じとみなせること(アナロジー)、 注意を引きつつ、同じことを形を変えて繰り返し繰り返し・・・ 地味すぎて、まったく「映え」ないです。 ブリコラージュ (ありあわせのもので何とかする) 生命の進化はむしろブリコラージュ的に進んでいくように見えます。 頭のなかも同じように、既によく知っていることと関連付けられるか、 完全に自分の一部のように使いこなせる道具を持っているか、 ということが重要なのではないでしょうか。 *覚えさせたら、むしろ弊害が大きい *大事な論理的思考力が育つ機会を奪ってしまうから (つづく)