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いいものはいいと言えること(嫌いだろうが苦手だろうが、興味がなかろうが)

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「Like」が「いいね」と訳されてからなのか、その前からなのか。 子どもたちと話していて、「良い悪い」の話と「好き嫌い」の話が混ざっていることが気になっています。というか、子どもたちはほとんど「好き嫌い」の話をしています(ということは、Like 以前からそうだったのでしょうね)。勉強は嫌いだ、算数が嫌いだ、虫が嫌いだ、、、(多くの場合、わたしは「嫌いだ」という宣言を受けるのですが(笑)) □ 語彙を増やそう □ もう少し細かく考えてみよう □ 感情のことは一旦置いておいて、物事を見つめてみよう □ 結果的に、その子の視野を広げる という観点で、「好き嫌い」の話を掘り下げるようにしています。 翻って考えれば、大人も自分の好き嫌いについて話し、子どもにも尋ね、好きな物を与え、歓心を買っているのでしょうかね。確かに子どもの笑顔は、こちらも嬉しくなりますし、安心した気持ちにもなれます。だけど子どもは大人のペットではないと思うんですよね(というとペットに失礼にあたるのかもしれません)。 自分が好きじゃなくても、興味がなくても、 いいものはいいし、すごいものはすごいし、それを生み出した人や自然は感動に値するし、自然に尊敬の念も湧いてくるし、そしたらいつの間にか好きになっているかもしれないし。 そんな可能性の芽を摘み取ってしまいたくないのです。 #好き嫌い #青山プレップスクール  

はじめにの読書会(237)『物語のカギ』

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*自習は、当日空きを確認してください。 *日曜も始めました(祝日もやっています)。 *2月は、休みなしの予定です。 次回「はじめにの読書会 237冊目」(手ぶらでかんたん、Zoom読書会) 2/14(金)21時~ 1.ラッキーチャンス! (複数本) 2.『ミスをしない選手』 https://amzn.to/4ffiDK4 3.『SNS時代の戦略兵器 陰謀論』 https://amzn.to/40Kj4Ib 4.『読みだしたら止まらない 超凝縮 人類と経済学全史』 https://amzn.to/407Nu5H 5.『今さら聞けない お金の超基本』 https://amzn.to/3YGKhJz 6.『物語のカギ』 https://amzn.to/4jKBfFd 7.雑談回 6.『物語のカギ』が選ばれました。 物語の読み方、楽しみ方についての、38の方法(視点)が紹介されています。繰り返し読んで、楽しさが増幅したことを実感しながら物語を読むのがいいのではないかと思っています。まずはこの本は、一読してほしいです。 <毎週1冊、興味のない世界への新しい扉を開く> はじめにの読書会の本棚 https://booklog.jp/users/tainoue □ 子育て、教育  『子どもは40000回質問する』  『子どもの思考が見える21のルーチン』  『子どもの絵の見方、育て方』  『学習する組織』  『学習する学校』  『脳は世界をどう見ているか』  『習慣と脳の科学』  『夢を叶えるために脳はある』  『才能の科学』  『アオアシに学ぶ 考える葦の育ち方』  『中高生のための文章読本』  『習得への情熱』 □ 英語、言葉  『Harry Potter sorcerer's stone』  『FACTFULNESS』  『英語で考える力』  『ふだん使いの言語学』  『ピダハン』  『見えないスポーツ図鑑』  『博士と狂人』  『言語が消滅する前に』  『ヒトの言葉 機械の言葉』  『芭蕉の風雅』  『言語学バーリ・トゥード』  『類似と思考』  『すごい神話』  『情報の歴史』  『悪の対話術』  『脚本の科学』  『日本の助数詞に親しむ』  『タコの心身問題』  『国語辞典を食べ歩く』  『ムラブリ』  『パズルで解く 世界の言語』  『芭蕉の風雅』  『言語が...

技術と情緒

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東京に星が無いといふ、ほんとの星が見たいといふ。私は驚いて空を見る。教室から見えるのは、太陽、月、金星、木星、土星、そのほか辛うじて一等星のいくつか。 百聞は一見に如かず。 学びの第一歩は「視ること」との考えで、子どもたちと以前から Nikon P900 の超望遠で月面や遠くの景色を、顕微鏡で小さなものを一緒に視て、「目に視えるものがすべてではない」という体験をしてきました。 そしてこの度、新しいお友だち(Seestar S30)がやってきました。 これが、強烈すぎて・・・ 部屋に居ながらにして、屋上に置いた望遠鏡をスマホから操作。 おススメ(今の時間、今の場所から見える)天体をぽちっと選んで、しばらく置いておくだけ。 オリオン大星雲、馬頭星雲、かに星雲、アンドロメダ銀河、、、 といった比較的明るい天体から、もっと暗い小さな天体まで、いとも簡単に撮影できてしまいます。出来上がった画像も、AIでノイズを除去してきれいにしてくれて、、、至れり尽くせり。 ありえないんですけど・・・ 本来であれば、高価な機材を買い揃え、空の綺麗なところに移動し、いくつもの細かな(本当に精密な)設定を行ったうえで、天候に恵まれれば寒空の下で待ち、途中車が通るなど光が入って来る不運も避けて、やっと撮影できたもの。(フィルムの頃は、さらに家に帰って現像してはじめて、失敗だったかどうかがわかるもの) こんなお手軽にできてしまっていいのだろうか・・・子どもたちに見せても、「きれいだね」という感想で終わってしまいます。 テクノロジーは事実上不可逆で普遍的 少し前まで、まったく不可能またはごく一部の人だけができたことが、あっという間に、誰でも簡単にできるようになってしまう。テクノロジーの一番の特徴だと思います。 たとえばスポーツなら・・・大谷選手が50-50を達成したからといって、しばらくしたら誰でも(子どもでもお婆ちゃんでも)簡単に50-50を達成できるようになるでしょうか。 たとえば精神的な活動なら・・・釈迦が2500年前に悟りを開いたからといって、その後すべての人類が同じレベルに達することができたでしょうか。 自動車、飛行機、電話、テレビ、スマートフォン、、、いえ、鉛筆1本ですら、私は作ることもできなければ、それ以前の苦労、出来たときの感動、それが世の中を変えたことを実感することができません。 物...

はじめにの読書会(236)『基礎から鍛える量子力学』

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*自習は、当日空きを確認してください。 *日曜も始めました(祝日もやっています)。 *2月は、休みなしの予定です。 次回「はじめにの読書会 236冊目」(手ぶらでかんたん、Zoom読書会) 2/7(金)21時~ 1.ラッキーチャンス! (複数本) 2.『ミスをしない選手』 https://amzn.to/4ffiDK4 3.『SNS時代の戦略兵器 陰謀論』 https://amzn.to/40Kj4Ib 4.『読みだしたら止まらない 超凝縮 人類と経済学全史』 https://amzn.to/407Nu5H 5.『今さら聞けない お金の超基本』 https://amzn.to/3YGKhJz 6.『基礎から鍛える量子力学』 7.雑談回 6.『基礎から鍛える量子力学』が選ばれました。 難しいですが、基礎から鍛えましょう。 ということはなくて、「はじめに」と「目次」を読むことで、 おおまかな構造と、どのあたりが難しそうか、を知っておくのが目的です。 <毎週1冊、興味のない世界への新しい扉を開く> はじめにの読書会の本棚 https://booklog.jp/users/tainoue □ 子育て、教育  『子どもは40000回質問する』  『子どもの思考が見える21のルーチン』  『子どもの絵の見方、育て方』  『学習する組織』  『学習する学校』  『脳は世界をどう見ているか』  『習慣と脳の科学』  『夢を叶えるために脳はある』  『才能の科学』  『アオアシに学ぶ 考える葦の育ち方』  『中高生のための文章読本』  『習得への情熱』 □ 英語、言葉  『Harry Potter sorcerer's stone』  『FACTFULNESS』  『英語で考える力』  『ふだん使いの言語学』  『ピダハン』  『見えないスポーツ図鑑』  『博士と狂人』  『言語が消滅する前に』  『ヒトの言葉 機械の言葉』  『芭蕉の風雅』  『言語学バーリ・トゥード』  『類似と思考』  『すごい神話』  『情報の歴史』  『悪の対話術』  『脚本の科学』  『日本の助数詞に親しむ』  『タコの心身問題』  『国語辞典を食べ歩く』  『ムラブリ』  『パズルで解く 世界の言語』  『芭蕉の風雅』  『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』  『会話の科学』  『道長ものが...

中学受験終わったばっかりなのに

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勉強したいって、普通に来る子たちが、きっと世間的には珍しいんだろうなと思います。そんな子たちの将来にワクワクしながら、興味のあることと、まったく興味のないことと織り交ぜて、今日もお話ししていこうと思います。

はじめにの読書会(235)『悪文の構造』

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*自習は、当日空きを確認してください。 *日曜も始めました(祝日もやっています)。 *2月は、休みなしの予定です。 次回「はじめにの読書会 235冊目」(手ぶらでかんたん、Zoom読書会) 1/31(金)21時~ 1.ラッキーチャンス! (複数本) 2.『ミスをしない選手』 https://amzn.to/4ffiDK4 3.『SNS時代の戦略兵器 陰謀論』 https://amzn.to/40Kj4Ib 4.『読みだしたら止まらない 超凝縮 人類と経済学全史』 https://amzn.to/407Nu5H 5.『今さら聞けない お金の超基本』 https://amzn.to/3YGKhJz 6.『悪文の構造』 https://amzn.to/41EICHC 7.雑談回 6.『悪文の構造』が選ばれました。 悪文から学ぶ、わかりやすい表現のヒント。 <毎週1冊、興味のない世界への新しい扉を開く> はじめにの読書会の本棚 https://booklog.jp/users/tainoue □ 子育て、教育  『子どもは40000回質問する』  『子どもの思考が見える21のルーチン』  『子どもの絵の見方、育て方』  『学習する組織』  『学習する学校』  『脳は世界をどう見ているか』  『習慣と脳の科学』  『夢を叶えるために脳はある』  『才能の科学』  『アオアシに学ぶ 考える葦の育ち方』  『中高生のための文章読本』  『習得への情熱』 □ 英語、言葉  『Harry Potter sorcerer's stone』  『FACTFULNESS』  『英語で考える力』  『ふだん使いの言語学』  『ピダハン』  『見えないスポーツ図鑑』  『博士と狂人』  『言語が消滅する前に』  『ヒトの言葉 機械の言葉』  『芭蕉の風雅』  『言語学バーリ・トゥード』  『類似と思考』  『すごい神話』  『情報の歴史』  『悪の対話術』  『脚本の科学』  『日本の助数詞に親しむ』  『タコの心身問題』  『国語辞典を食べ歩く』  『ムラブリ』  『パズルで解く 世界の言語』  『芭蕉の風雅』  『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』  『会話の科学』  『道長ものがたり』  『神田松之丞 講談入門』  『シロクマのねがい』  『科学と生命と言語の秘密』  『陰陽...

かしこい子には、なるべくせこいことはさせたくない

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受験シーズン真っ只中。 1点でも多く点数を取る、合格の可能性を1%でも上げる。 そのための最終調整は、心技体あらゆる面から検討しなければなりません。 しかし、 しかし、直前でもない時期には、かしこい子には、私はあまりせこい話はしないようにしています。誰でもできることを速く正確に。難しい問題は避けて通る。全体のバランスを見て合格ラインを超えるための確率を上げる。そんなことは、直前にある程度練習すれば大丈夫。 そんなことよりも私が大切にしているのは、 ★ 【誰もができなかった問題にチャレンジすること】 ★【点数や褒められること以外の喜びを見つけること】 ★【自分のアイディアを他者に説明すること】 大袈裟な言い方をすれば、 今この国を覆う低成長、閉塞感、ヒステリックな言論、受験システム内の序列なんか無視して、 能力を伸ばしきるような場所と機会が必要なのではないかと思っています。 もちろん、自信を付ける過程として、テストしたり、競争したりということはありますし、博打的な大勝負においても緻密な計算が必要になります。しかし「うまくまとめる」ことだけが正解ではない。特に、できる子たちにはもっと大きな可能性に目を向けてほしいと思うのです。 そんなことを思いながら、高校生に『はじめてのスピノザ』の読み聞かせと、いくつかのテーマについての対話をしています。 □ それ自体として善いものも悪いものもない □ 倫理学は個別の実験を求める □ 受けとれる刺激の幅を広げる □ 与えられた条件のもとで力を発揮すること □ 物を知り、自分を知り、自分が変わる など 点数を上げる、長時間の勉強に耐える、などは結果であって、 頭や心がちゃんと働いていますか? 新しい刺激を得て自分を変えながら対処できていますか? そんなふうに子どもを見る大人が、その子の周りに、一人はいたほうがいいだろうと思っています。

はじめにの読書会(234)雑談回

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*自習は、当日空きを確認してください。 *日曜も始めました(祝日もやっています)。 *1月は、休みなしの予定です。 次回「はじめにの読書会 234冊目」(手ぶらでかんたん、Zoom読書会) 1/24(金)21時~ 1.ラッキーチャンス! (複数本) 2.『ミスをしない選手』 https://amzn.to/4ffiDK4 3.『病理医ヤンデル先生の医者・病院・病気のリアルな話』 https://amzn.to/40jQAF9 4.『読みだしたら止まらない 超凝縮 人類と経済学全史』 https://amzn.to/407Nu5H 5.『今さら聞けない お金の超基本』 https://amzn.to/3YGKhJz 6.『悪文の構造』 https://amzn.to/41EICHC 7.雑談回 7.雑談回となりましたが、 先々週の『習得への情熱』が、学習者としての学びがとても多いので、 内容に少し踏み込んでお話ししたいと思っています。 <毎週1冊、興味のない世界への新しい扉を開く> はじめにの読書会の本棚 https://booklog.jp/users/tainoue □ 子育て、教育  『子どもは40000回質問する』  『子どもの思考が見える21のルーチン』  『子どもの絵の見方、育て方』  『学習する組織』  『学習する学校』  『脳は世界をどう見ているか』  『習慣と脳の科学』  『夢を叶えるために脳はある』  『才能の科学』  『アオアシに学ぶ 考える葦の育ち方』  『中高生のための文章読本』  『習得への情熱』 □ 英語、言葉  『Harry Potter sorcerer's stone』  『FACTFULNESS』  『英語で考える力』  『ふだん使いの言語学』  『ピダハン』  『見えないスポーツ図鑑』  『博士と狂人』  『言語が消滅する前に』  『ヒトの言葉 機械の言葉』  『芭蕉の風雅』  『言語学バーリ・トゥード』  『類似と思考』  『すごい神話』  『情報の歴史』  『悪の対話術』  『脚本の科学』  『日本の助数詞に親しむ』  『タコの心身問題』  『国語辞典を食べ歩く』  『ムラブリ』  『パズルで解く 世界の言語』  『芭蕉の風雅』  『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』  『会話の科学』  『道長ものがたり』  『...

新星人へ

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今日は、成人の日ですね。 私は新成人ではない(もちろん)のですが、感無量ではあります。 今年成人式を迎える世代は、小学校入学直前に東日本大震災いあい、高校入学直前にコロナ禍にあい、高2の終わりにウクライナでの戦争が始まった世代です。 元号が変わり、社会・経済・政治状況も変化の大きい時代だったと思います(いまだに変わらないものや、ずっと変わらないであろうものもありますが)。 今年全国で20歳を迎えるのは、100万人強。団塊の世代、団塊ジュニアの世代の、およそ半分です。徒党を組んで多数決に持ち込むという戦術を使いづらい世代です(若者全体がそうです)。だからこそ、一人一人が個としての能力を高め、かつ今までの人類がなかなか実現できなかった「異なる個性を組み合わせて大きな力にする」必要性を感じている人たちだと思います。 今の世の中が若者にとって、「がんばりがいのある希望に満ちた世の中」に見えているのか。単純に「おめでとう」とか「がんばれ」とか、私はちょっと言いにくいです。 だけど、失敗からしか学べないのが人間であるとするなら、さまざまな失敗をし、また私個人としてはさまざまな失敗をさせてあげてきたということは、言っていいような気がします。 人類の夢である「異なる個性を組み合わせて大きな力にする」ことが実現できる最初の世代として、この地球の新しい住人として、未来を変えてくれることを期待して、私もできる限りのサポートを今後も続けてまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。 (つまり、遊びに来てね)

はじめにの読書会(233)『漫才過剰考察』

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*自習は、当日空きを確認してください。 *日曜も始めました(祝日もやっています)。 *1月は、 休みなしの予定です。 次回「はじめにの読書会 233冊目」(手ぶらでかんたん、Zoom読書会) 1/10(金)21時~ 1.ラッキーチャンス! (複数本) 2.『ミスをしない選手』 https://amzn.to/4ffiDK4 3.『病理医ヤンデル先生の医者・病院・病気のリアルな話』 https://amzn.to/40jQAF9 4.『漫才過剰考察』 https://amzn.to/409znhk 5.『今さら聞けない お金の超基本』 https://amzn.to/3YGKhJz 6.『悪文の構造』 https://amzn.to/41EICHC 7.雑談回 4.『漫才過剰考察』が選ばれました。 2023/24のM-1 王者の漫才考察 考えまくる人か、ド天然か、そんな時代を感じさせます。 幅の広さって大事になると思います。 <毎週1冊、興味のない世界への新しい扉を開く> はじめにの読書会の本棚 https://booklog.jp/users/tainoue □ 子育て、教育  『子どもは40000回質問する』  『子どもの思考が見える21のルーチン』  『子どもの絵の見方、育て方』  『学習する組織』  『学習する学校』  『脳は世界をどう見ているか』  『習慣と脳の科学』  『夢を叶えるために脳はある』  『才能の科学』  『アオアシに学ぶ 考える葦の育ち方』  『中高生のための文章読本』  『習得への情熱』 □ 英語、言葉  『Harry Potter sorcerer's stone』  『FACTFULNESS』  『英語で考える力』  『ふだん使いの言語学』  『ピダハン』  『見えないスポーツ図鑑』  『博士と狂人』  『言語が消滅する前に』  『ヒトの言葉 機械の言葉』  『芭蕉の風雅』  『言語学バーリ・トゥード』  『類似と思考』  『すごい神話』  『情報の歴史』  『悪の対話術』  『脚本の科学』  『日本の助数詞に親しむ』  『タコの心身問題』  『国語辞典を食べ歩く』  『ムラブリ』  『パズルで解く 世界の言語』  『芭蕉の風雅』  『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』  『会話の科学』  『道長ものがたり』  『神田松之丞...

防衛術としての、広い学び

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闇バイト、陰謀論、似非科学、カルト宗教、フェイクニュース・・・ 特に、お金、健康、美容、歴史、政治、受験に関して(広く言えば全部お金なのか?)の変な情報に引っかからないでほしい。情報過多の時代だからこそ、情報との付き合い方は難しいなと思います。 今は、SNS等で一度なにかの情報に触れてしまうとそれに関連した似たような情報が集まってきてしまいます。それがたとえ全体から見てごく一部の偏った情報であっても、一人の人が一生掛かっても捌ききれない圧倒的な量を見せられると、世の中がすべてそうであるように勘違いしてしまいやすいです(私には、ヤクルトスワローズの情報が、大谷翔平選手の情報よりも、世間の注目の的であるかのように見えています)。 私が子どもたちに、 「興味ないことも楽しもうね」 「ちょっと嫌なこと、嫌いなこと、苦手なことにも目を向けよう」 「わからないことを、白黒決めずに保留しておく」 といっているのは、安全対策・防衛術としての面もあります。 陰謀論、フェイクニュース、似非科学は、おもしろいですし、 簡単に稼げますよ、実はこういう情報がありまして・・・という楽して得する情報には飛びつきたくなってしまうのが人情です。 だけどそうやって、一見、優しそうな、易しそうな情報にはちょっとご注意。それってほんとかな?もしそれが本当だとすると・・・(背理法は強烈)。自分一人で解決する必要もなくて、誰かある程度信頼できる人何人かに相談してみるとか。 そういうことも、勉強を通じて学んでほしいと思っています。 休み中に何か見聞きしたのか、急に変わったことを言い出す子も時々いるので。 #陰謀論 #フェイクニュース #マルチ商法 #カルト宗教 #闇バイト #青山プレップスクール #くえるか #闇の情報に対する防衛術