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7月, 2022の投稿を表示しています

はじめにの読書会(102)『12歳の少年が書いた量子力学の教科書』

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 次回、「はじめにの読書会 102冊目」 7/29(金)21時~ 1.ラッキーチャンス! (複数本) 2.『二軍監督の仕事』 https://amzn.to/3IpAaAv 3.『赤ちゃんはことばをどのように学ぶのか』 4.『トポロジカル物質とは何か』 https://amzn.to/3yt5 5ae 5.『12歳の少年が書いた量子力学の教科書』 https://amzn.to/3OGa7au 6.『決断の条件』 https://amzn.to/3OfQTr0 0.参加者推薦 5.『12歳の少年が書いた量子力学の教科書』が選ばれています。 実は、「はじめての夏期講習2」は、量子力学を扱います。 興味のないことに興味を持つ練習が、夏期講習(2)の最大の目的です。 === なんでもかじるよ。ビーバーダン beaver-dan.slack.com/ === 「はじめに」を一緒に読みます。「はじめにの読書会」。 見知らぬ世界との出会いの場です。事前準備も本の準備も要りません。(興味を持ったら買ってください) □ 英語、言葉   『Harry Potter sorcerer's stone』   『FACTFULNESS』   『英語で考える力』   『ふだん使いの言語学』   『ピダハン』   『見えないスポーツ図鑑』   『博士と狂人』   『言語が消滅する前に』   『ヒトの言葉 機械の言葉』   『芭蕉の風雅』   『言語学バーリ・トゥード』 □ 数学、科学   『美しい数学の物語』   『数学、それは宇宙の言葉』   『数学ガール』   『数学をつくった人びと』   『生命はなぜ生まれたのか』   『量子とはなんだろう』   『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?』   『エレガントな宇宙』   『新薬の狩人たち』   『シュレディンガー方程式』   『おバカな答えもAIしてる』   『理不尽な進化』   『世界史は化学でできている』   『計算する生命』   『銀河の片隅で科学夜話』   『数の発明』   『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』   『アインシュタイン方程式を読んだら「宇宙」が見えてきた』   『人物で語る化学入門』   『ヒトの言葉 機械の言葉』   『人物で語る数学入門』   『こわいもの知らずの病理学講義』   『脳は世界を

忘れ去られるだけ(プロ野球と勉強)

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さて。 大量のコロナ感染者が出て大変なことになっているプロ野球について。 何とかやってくれ、その姿を見せてくれ。 できれば、「ただがんばる」以上の、ニューノーマルな提案を含みつつ。 □ 代わりに出てきた知らない選手が、如何に魅力的な選手であるか。プロ野球選手にまでなったストーリー、選手としての特徴・課題、監督や隔離となった選手からのメッセージ、このチャンスをものにしたいという意気込み、、、そういうものを見せてくれ □ それでも選手が足りなければ、OBが復活したり、場合によっては「お客様の中に・・・」 (もちろん、そのためのルールを作って) □ 新しい応援の仕方、プレーの見せ方、演出 □ 選手が戻ってきたときに、それはそれでまた盛り上げる 大変だけど、頑張ってる。 それも、何とかみんなで知恵を絞ってがんばってる! という姿を見せた方がいいと思うのです。 試合を中止にするというのは、苦渋の決断であるとは思うが、 安易な決断であると、敢えて言いたい。 元に戻ったから今まで通りでいいんでしょ、という油断がなかったか。 野球が日本において、なんだかんだと人気があるのは、 シーズン中、ほぼ毎日試合があるから。 休んでいると、どんどん忘れ去られていくぞ。 子どもたちには、他にも楽しみはたくさんある。いくらでもある。 === 翻って、いわゆる「勉強」についても。 ▲ 毎日やっていないと、あっさりと忘れ去られてしまう ▲ 「ちょうど今やろうと思ってたのに!」って時に水を差されると、もうやりたくない ▲ 毎日同じでも飽きられる いつもあるという安心感と、 今がピンチだという緊張感と、 自分の行動が影響を与える参加意識と、 結果が目に見えるわかりやすさと。 そういうものを、勉強の場でも「演出」していかなければならないですね。

はじめにの読書会(101)『言語学バーリ・トゥード』

 次回、「はじめにの読書会 101冊目」 7/22(金)21時~ 1.ラッキーチャンス! (複数本) 2.『二軍監督の仕事』 https://amzn.to/3IpAaAv 3.『言語学バーリ・トゥード』 https://amzn.to/3sQ1p0s 4.『トポロジカル物質とは何か』 https://amzn.to/3yt55ae 5.『12歳の少年が書いた量子力学の教科書』 https://amzn.to/3OGa7au 6.『決断の条件』 https://amzn.to/3OfQTr0 0.参加者推薦 3.『言語学バーリ・トゥード』が選ばれています。 言語学は、YouTube等で今とても流行っていますね。 === なんでもかじるよ。ビーバーダン beaver-dan.slack.com/ === 「はじめに」を一緒に読みます。「はじめにの読書会」。 見知らぬ世界との出会いの場です。事前準備も本の準備も要りません。(興味を持ったら買ってください) □ 英語、言葉   『Harry Potter sorcerer's stone』   『FACTFULNESS』   『英語で考える力』   『ふだん使いの言語学』   『ピダハン』   『見えないスポーツ図鑑』   『博士と狂人』   『言語が消滅する前に』   『ヒトの言葉 機械の言葉』   『芭蕉の風雅』 □ 数学、科学   『美しい数学の物語』   『数学、それは宇宙の言葉』   『数学ガール』   『数学をつくった人びと』   『生命はなぜ生まれたのか』   『量子とはなんだろう』   『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?』   『エレガントな宇宙』   『新薬の狩人たち』   『シュレディンガー方程式』   『おバカな答えもAIしてる』   『理不尽な進化』   『世界史は化学でできている』   『計算する生命』   『銀河の片隅で科学夜話』   『数の発明』   『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』   『アインシュタイン方程式を読んだら「宇宙」が見えてきた』   『人物で語る化学入門』   『ヒトの言葉 機械の言葉』   『人物で語る数学入門』   『こわいもの知らずの病理学講義』   『脳は世界をどう見ているか』   『液体』 □ 歴史、哲学   『戦略図鑑』   『ブループリ

ヤクルトファンに学ぶ、子どもとのコミュニケーション

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’22シーズン ヤクルトスワローズは、信じられないくらい強いです。そして今(7月中旬)は、信じられないくらい勝てないです。そんなヤクルトの野球には、学びのポイントもたくさんあって、好きです。 ~~~~~~ 今日はその中から、子どもたちとのコミュニケーションについて。 ~~~~~~ 単におもしろいだけでなく、学べることも多いので、特に野球に興味のない子を対象に、ヤクルトのすばらしさを伝えています。 しかし、ぼくは絶対にしないと決めていることがあります。それは、(聞かれてもないのに)歴史を語ること。これをやってしまうと、子どもたちの興味は目に見えて薄れます。もちろん聞かれれば(なるべく)聞かれた範囲でお話ししますが、ついつい話しすぎになってしまうので、かなりの自制が必要です。 インターネットを見ていても、「〇十年のファンです」のようなコメントをよく見かけます。そういう人たち同士で盛り上がるのは、楽しいことでしょう。だけど、自分より「ファン歴」の浅い人には、ぼくは絶対にそういう話はしません。こちらがそのつもりはなくてもマウントだと思われてしまうので。子どもたちは、マウントにとても敏感です。 それよりも、    『今』、目の前でビックリするようなこと起きていること。    『これから』、社会の在り方、人の価値観を変えてしまう、地動説みたいのが急に出てきて、みんな戸惑ってること。    若い人たちが次々と活躍して、      さらに「その中心に僕がいる」のを自覚している22歳がいること。    5年後には他チームも、そしてヤクルトも別のチームになっているから、見とくなら『今』ですよ。 勉強も同じです。 はじめて、芥川に出会った子には、初めて出会った感動を噛みしめる権利があります。 聞かれればもちろん知っている範囲でお話しますが、最初はぼく自身も、はじめて芥川に出会ったと思って、びっくりしたいです。 はじめて、量子力学の話を聞いたときのわけのわからなさ。 はじめて、英語を習ったときの「なんで?」感。 はじめて、本能寺の変に遭遇した時のやるせなさ。 はじめて、『無知の知』を聞いたときの「知ってた」感 ←それが無知!! 今は、いろんな情報が即座に集まってしまう時代です。 子どもたちも、いろんなことをよく知っています。 だけど、だからこそ、はじめて出会ったときの感動は、何物にも代えが

おんがえしは、未来へ

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またまた誕生日ということになって、51回も地球は太陽の周りをまわったらしい。めでたい。 思えば小学校3年生のとき大病を患い、20歳までは生きられないと。自分の至らなさをそんなことのせいにして良くないけれど、ずいぶんいい加減に生きていました。 優秀な親友が亡くなったり、尊敬する先輩が亡くなったり。じゃあ、なんで生きてるんだろうねと不思議な気持ちになります。 20代の頃はあちこち旅行に行ったり、おいしいものを食べたり、不慣れなことに挑戦したり、楽しく過ごしました。インドに行ったとき「ぼくがいくらおいしいものを食べたところで、世界はちっとも良くならない」と感じたことは、ちょっとショックでした。 仕事をしてお金を貯めて、今の仕事をはじめました。 せめて自分にできることは、これまでぼくが受けてきた(ぼくじゃなくてもよかったのに)たくさんのいいことを、次の世代におんがえしすること。 ~~~~ 1回でいい、自分の力で、 『これまでできなかったこと。無理だと思っていたことが、やってみたらできた!』 という経験があれば、その後どんなことがあっても乗り越えていけると思います。 ~~~~ 水曜どうでしょうの最終回で大泉さんは言いました。    「一度終わってしまえばですよ     次にもう一回やったらですねぇ     次にもう一回あったら     それはもう     決して終わることがないんじゃないか」 感極まった謎コメントだったかもしれませんが、ぼくにはその気持ちはよくわかりました。 0は0なんだけど、0から1はなかなか無理に思えるんだけど、 1になってしまえば、2,3と続く希望が見えてくる。 これを読んでいるみなさまにはおんがえしなどほとんどできないことを 本当に心苦しく思っていますが、 何かの形で未来につながっていきますので、ご容赦ください。

はじめにの読書会(100)『サイコな世界史』

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 次回、「はじめにの読書会 100冊目」 7/15(金)21時~ 1.ラッキーチャンス! (複数本) 2.『二軍監督の仕事』 https://amzn.to/3IpAaAv 3.『言語学バーリ・トゥード』 https://amzn.to/3sQ1p0s 4.『トポロジカル物質とは何か』 https://amzn.to/3yt55ae 5.『12歳の少年が書いた量子力学の教科書』 https://amzn.to/3OGa7au 6.『サイコな世界史』 https://amzn.to/3HwRaUZ 0.参加者推薦 6.『サイコな世界史』が選ばれています。 なんと、100回目です。 === なんでもかじるよ。ビーバーダン beaver-dan.slack.com/ === 「はじめに」を一緒に読みます。「はじめにの読書会」。 見知らぬ世界との出会いの場です。事前準備も本の準備も要りません。(興味を持ったら買ってください) □ 英語、言葉   『Harry Potter sorcerer's stone』   『FACTFULNESS』   『英語で考える力』   『ふだん使いの言語学』   『ピダハン』   『見えないスポーツ図鑑』   『博士と狂人』   『言語が消滅する前に』   『ヒトの言葉 機械の言葉』   『芭蕉の風雅』 □ 数学、科学   『美しい数学の物語』   『数学、それは宇宙の言葉』   『数学ガール』   『数学をつくった人びと』   『生命はなぜ生まれたのか』   『量子とはなんだろう』   『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?』   『エレガントな宇宙』   『新薬の狩人たち』   『シュレディンガー方程式』   『おバカな答えもAIしてる』   『理不尽な進化』   『世界史は化学でできている』   『計算する生命』   『銀河の片隅で科学夜話』   『数の発明』   『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』   『アインシュタイン方程式を読んだら「宇宙」が見えてきた』   『人物で語る化学入門』   『ヒトの言葉 機械の言葉』   『人物で語る数学入門』   『こわいもの知らずの病理学講義』   『脳は世界をどう見ているか』   『液体』 □ 歴史、哲学   『戦略図鑑』   『ブループリント』   『空海の哲学』   『

100年前か? そして、許しがたいことを赦せるか

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100年前か? と目を疑うようなことが起こります。 時代状況が1900年前後と似ていると以前から感じていたので、ぼくにはそのように見えるだけかもしれませんが。 歴史は繰り返す 歴史が繰り返すわけではない。ただし、社会にも因果関係はある程度はたらく。ある事象が原因となり、ある一定割合である結果を導く。 100年前のことは知ることができる(不完全にでも)。しかし、100年後のことはまったくわからない。そこで手がかりになるのは因果関係。しかし、自然科学のように再現性には乏しいので必然と捉えるのはむしろ危険。 ~~~~ 考えられることとしては、政治はますます子どもたちから遠い存在になるということ。一部の子を除いては、「政治は怖いもの」と映ってしまうでしょう。そうなると一部の人たちの声が、「全体の声」となりやすくなる。その流れがさらに、普通の人を遠ざける。 ~~~~ 子どもたちは、自分が参加して一員となれたり、自分の声が届く、自分の声が反映される、ものが大好きです。(実際には幻想であっても) YouTube、アイドル、スポーツ、推し活、、、 逆に自分の声を聴いてくれない大人たちや学校?、教科書、、、おもしろくない。 ~~~~ 「絶対許せない!あってはならない!」ということはできます。ぼくも、ぼくこそ特に、暴力という手段は用いるべきではないと強く思っています。 しかし、がんばって、 「赦すよ」と言えたら、と思います。 声を聴いてあげられなくてごめん。ぼくでよかったら何でも話して。そして一緒に考えよう。今の仕事を通じて、そのように思考が変わってきました。    ねぎごとを さのみ聞きけむ 社こそ はては嘆きの 杜となるらめ どんなに自分と違う意見でも、排除しない。できる限り赦す。(赦すという言葉は「上から」のように響くけれど、許しがたいことがあるという前提の話なので、敢えて) そして逆に、ぼくも変なこと言うよ。  

はじめての夏期講習(第一弾):夏野菜と自習のマリネ(ビーバー風)w/ LONGING HOUSE 北青山

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16年目にして初めて、夏期講習とやらをやります。 といっても、ぼくがやる以上は本当に良いものを。 (通常の教科の内容であれば、一人ひとりやったほうが子どもに合わせられる) === 夏休みの2大頭を抱えること(保護者さま視点) 1.昼ご飯どうする? 2.ちゃんと宿題やってるのか? === 2.ちゃんと宿題やってるのか?    本人に聞けば、「ちゃんとやってるよー」とうるさがられます。    しかし、ちらっと覗いてみると・・・    ものすごくいい加減にやってあったり、本当にわかってやってるのか?    図書館で自習してくるといっても、単なるアリバイ作りになってないか?    さまざまな疑念がわいてしまい・・・    もちろん、一生懸命やっている子もいますが、そうでない子もいる。    そもそも自習の仕方がわかってないんじゃないか?    ということで、自習の仕方そのものをアドバイスしていたりします。    今回、その内容をまとめて、自習の仕方をマスターすることを目指します。    教科の内容はそれぞれですし、学校を卒業した後も学習は続きます。    自習の仕方が身についていれば、ぼくも安心です。 1.お昼ご飯どうする?    平日お仕事をされているお母さんで、    普段は給食などがある場合、    子どもたちの「お昼どうする?」問題。    野菜がおいしいダイニング         LONGING HOUSE 北青山    さんで健康に良いお昼を食べて、    午後も自習を続けます。 === 時間帯: 10~16時(昼食を含む) 不定期開催です。 (午前のみ、午後のみ、昼食持参も可能です) ご興味ございましたら、メール(school@yukasi.net)までお願いいたします。

はじめにの読書会(99)『液体』&『芭蕉の風雅』

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次回、「はじめにの読書会 99冊目」 7/8(金)21時~ 1.ラッキーチャンス! (複数本) 2.『芭蕉の風雅』 https://amzn.to/3ulYbT3 3.『言語学バーリ・トゥード』 https://amzn.to/3sQ1p0s 4.『液体』 https://amzn.to/3yzJs9G 5.『12歳の少年が書いた量子力学の教科書』 https://amzn.to/3OGa7au 6.『サイコな世界史』 https://amzn.to/3HwRaUZ 0.参加者推薦 1.ラッキーチャンス!となりました。 そのうえで、 2.『芭蕉の風雅』 4.『液体』 の2冊が選ばれています。趣きのまったく異なる2冊。 はじめにの読書会らしい組み合わせだと思います。 99回目です。 === なんでもかじるよ。ビーバーダン beaver-dan.slack.com/ === 「はじめに」を一緒に読みます。「はじめにの読書会」。 見知らぬ世界との出会いの場です。事前準備も本の準備も要りません。(興味を持ったら買ってください) □ 英語、言葉   『Harry Potter sorcerer's stone』   『FACTFULNESS』   『英語で考える力』   『ふだん使いの言語学』   『ピダハン』   『見えないスポーツ図鑑』   『博士と狂人』   『言語が消滅する前に』   『ヒトの言葉 機械の言葉』 □ 数学、科学   『美しい数学の物語』   『数学、それは宇宙の言葉』   『数学ガール』   『数学をつくった人びと』   『生命はなぜ生まれたのか』   『量子とはなんだろう』   『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?』   『エレガントな宇宙』   『新薬の狩人たち』   『シュレディンガー方程式』   『おバカな答えもAIしてる』   『理不尽な進化』   『世界史は化学でできている』   『計算する生命』   『銀河の片隅で科学夜話』   『数の発明』   『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』   『アインシュタイン方程式を読んだら「宇宙」が見えてきた』   『人物で語る化学入門』   『ヒトの言葉 機械の言葉』   『人物で語る数学入門』   『こわいもの知らずの病理学講義』   『脳は世界をどう見ているか』 □ 歴史、哲学

わたし、テストの見直しはしないんです。過去は振り返らない

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ゆだんたいてき、おでんたいやき。 「わたし、テストの見直しはしないことにしているんです。」 そう言い切った高校生(女子)がいました。通い始めて対処の定期テストがあった後でした。 「ほう。おもしろい。ぼくもそうだったよ」 元気がよくはきはきとしていて、また話のおもしろい子でした。 「ちなみに、どうして見直ししないの?」 「過去を振り返っても仕方がないから」 「なるほどね。愚者は経験に学ぶ、賢者は歴史に学ぶってやつですか?」 「???」 ~~~~~~~~~~~ とにかく、自分なりの考えやポリシーを持っていることが何より良いこと。 それを大事に育てていかなくてはならないと、肝に銘じています。 ポリシー・人生哲学レベルの話になれば、そう簡単にひっくり返るはずもない(そんなものなら、無い方がいい)。自分が本当に納得しない限り、信念なんて変わらないものです。 一方では、その信念がぐらつくところから、「成長物語」はスタートします。 ~~~~~~~~~~~ 「じゃあ、ぼくの方で見直しはやっておくから、問題と答案を貸してください」 「え、先生(その頃はそう呼ばれていた)が見直してどうするんですか?」 「まあまあ、いいじゃないですか。減るもんじゃなし」 ~~~~~~~~~~~ その次の回にて。 今までの勉強の癖などを、(多少あてずっぽうですが)お話ししていきました。 教科書などの教材、実際の授業、わたしが力を入れた勉強、テストの出題 には、少しずつ差があったようですよ。 学校の授業プリント(とその書き込み)を見る限り、 学校の授業は多少先生の好みによって強弱がつけられているようだけれど、 テストそのものは、いたって一般的なつくりがされているようですよ。 雑談的に、先生の話で力が入っていたところを、ものすごくがんばって勉強したのに、 肩透かしにあったのかな? たぶん、○○さんは、人の話をよく聞いて、相手の意図まで理解して また、根詰めて努力することもできる。 だから周りに人が寄ってくるし、いろんな人の中で成長していくタイプなんじゃないかと思いますよ。 もしそうであるならば、自分の努力の方向性と相手の満足度や他人からの評価が、 なるべくなら、あまりずれない方がいいよね。 さらに、勉強全体が一夜漬けで乗り切るスタイルになっているようだけれど、 まあ、そのままがんばり続けてそういうキャラとして