わたし、テストの見直しはしないんです。過去は振り返らない

ゆだんたいてき、おでんたいやき。


「わたし、テストの見直しはしないことにしているんです。」

そう言い切った高校生(女子)がいました。通い始めて対処の定期テストがあった後でした。

「ほう。おもしろい。ぼくもそうだったよ」

元気がよくはきはきとしていて、また話のおもしろい子でした。

「ちなみに、どうして見直ししないの?」

「過去を振り返っても仕方がないから」

「なるほどね。愚者は経験に学ぶ、賢者は歴史に学ぶってやつですか?」

「???」

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とにかく、自分なりの考えやポリシーを持っていることが何より良いこと。

それを大事に育てていかなくてはならないと、肝に銘じています。

ポリシー・人生哲学レベルの話になれば、そう簡単にひっくり返るはずもない(そんなものなら、無い方がいい)。自分が本当に納得しない限り、信念なんて変わらないものです。

一方では、その信念がぐらつくところから、「成長物語」はスタートします。

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「じゃあ、ぼくの方で見直しはやっておくから、問題と答案を貸してください」
「え、先生(その頃はそう呼ばれていた)が見直してどうするんですか?」
「まあまあ、いいじゃないですか。減るもんじゃなし」

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その次の回にて。
今までの勉強の癖などを、(多少あてずっぽうですが)お話ししていきました。

教科書などの教材、実際の授業、わたしが力を入れた勉強、テストの出題
には、少しずつ差があったようですよ。
学校の授業プリント(とその書き込み)を見る限り、
学校の授業は多少先生の好みによって強弱がつけられているようだけれど、
テストそのものは、いたって一般的なつくりがされているようですよ。
雑談的に、先生の話で力が入っていたところを、ものすごくがんばって勉強したのに、
肩透かしにあったのかな?

たぶん、○○さんは、人の話をよく聞いて、相手の意図まで理解して

また、根詰めて努力することもできる。

だから周りに人が寄ってくるし、いろんな人の中で成長していくタイプなんじゃないかと思いますよ。

もしそうであるならば、自分の努力の方向性と相手の満足度や他人からの評価が、

なるべくなら、あまりずれない方がいいよね。

さらに、勉強全体が一夜漬けで乗り切るスタイルになっているようだけれど、

まあ、そのままがんばり続けてそういうキャラとして(がんばるけれど結果は出ない)

やっていってセルフイメージが崩れないならいいと思いますよ。(とてもかわいがられるよ)

「いやいやいやいや、それはなんだかちょっと違います」


いろんな子がいて、毎日ほんとうにおもしろいです。


心の針の方向を少しだけ変える(余計なところはいじらない)ことができたら

一番いいなと思っています。




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