20年後の未来のために、青山プレップスクールです。
大学4年生は、就職活動で一生懸命の時期でしょうか。
一部、IT企業を中心に、Twitterなどを用いて、
1人の人物を長い期間評価し、採用を決定している企業もあるようです。
しかし、多くの大企業では、いまだに旧態依然とした一括大量採用を
行っているところが多いのではないでしょうか。
筆記試験があって、
何回かの面接
「志望理由は何ですか?」
「あなたの長所は何ですか?」
「子どもの頃の夢は何ですか?」
「野菜に例えると何ですか?」
さらには、リクルータ制度なども復活し、
社内派閥の温床のようなことをやっているとも。。。
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いろんなことをやっていますが、本音を言えば、
企業側は、
■ こいつは、辞めないか? (多くの場合、会社への忠誠心を持てるか?)
■ こいつは、かわいいやつか? (かわいいの定義は、企業文化それぞれ)
■ こいつを雇って、後から面倒なことにならないか?
(学歴主義は、この一部。○○大学と、△△大学と、迷った時に、
○○大学の方を選んでおく方が、責任を問われにくい)
だけなんじゃないの?
学生側も、仕事のことなどまともにわかるはずもなく、
■ 聞いたことある会社だから、みんなにすごいと言われそう
■ ○○が好きだから
■ ブラックだとネットに書かれていなかったから
そんなもんでしょう。
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ぼくは、これからの時代は、今までよりも
『個人の力量』
が大切になる時代に向かっていくと思っています。
雇ってもらうのではなく、
自分の能力(の一部)を、(一時的に)買ってもらう。
もちろん、その方が厳しい時代であることは否めません。
しかし、その厳しい中にこそ、充実感や達成感も生まれ、
社会全体が、きめ細やかになっていくと、信じています。
誰か偉い人が決めて、その他大勢が一斉に同じ行動をとる
一見効率的ですが、大切な何かを見失っていくような気がします。
その人の個性に合った、さらに個性を磨くための仕事、
それを通じて、周りも自分も豊かになっていく
そのためにも、「はたらくこと」に対するイメージを
もっと具体的に持てるようになるといいな。
そして、はたらいて、勉強して、はたらいて、大学に戻ったりもしながら、
結果を出しつつ、自分を磨き続けられる
そんな大人になっていってほしいな、と思います。