『僕には鳥の言葉がわかる』は、何度でもおいしい

 #僕には鳥の言葉がわかる

には騙されるな




著者である鈴木俊貴先生は、シジュウカラの言語研究で世界的に知られる動物行動学者。

優しく軽妙な語り口。笑える研究者の生態。エモすぎる先生との思い出。"この親にしてこの子あり"の家族話。ギャグを放り込んだ後の「決まったぜ」感。華々しい世界デビュー…

子どもにも読みやすく、イラストもかわいい…

研究者の書く一般書の標準フォーマットとして、たくさんの研究者が、世界のおもしろさを紹介してくれたらと思います。


ただ、そんな優しそうな鈴木先生の狂気の面こそ

本書の読みどころではないかと思うのです。



【3か月間苦労して収集したデータをすべて捨てる !? 】


なぜ?


それは、実験を「美しく」するため



紹介されている数々の実験デザインは、

「なんか、動物って、話してるよねー」

「うちの⚪︎⚪︎ちゃん(ペット)はおしゃべりできるよ」

という素朴な感想を、研究成果として結晶化していくプロセス。


実験デザインの美しさこそ、本書の最大の読みどころだと思っています。

子どもたちにも、そこをぜひ読んでほしい。

本気で生きるきっかけになる 


実験の細かいところはちょっと難しいので手助けはしますが、

また、その子の興味のあることに置き換えて読んだりもしますが、

小さなアイデアを美しい結晶とする

そのプロセスを疑似体験できるよ!

このブログの人気の投稿

身体が軽い ゆう先生のおかげ (変わることは楽しい)

はじめにの読書会(245)『あぶない法哲学』

見る子は育つ(紫金山アトラス彗星を観察会)