高校生になった君たちへ

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。


ちょうど桜の見ごろとなった、今年の春。

青山プレップスクールに通っている生徒さんの中にも、
今年たくさんの生徒さんが、(といっても、10名弱ですが、それでもぼくにとっては)
新しく高校生になりました。

 一人ひとりとは、できるだけその子の合わせた話しをしていますが、
みなさんに共通して、お伝えしたいこと。


1.今しかできないこと、後でも出来ること
2.管理者としての自分と、作業者としての自分
3.普段から、「なぜ?」と思う練習

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1.今しかできないこと、後でも出来ること

   高校生活は、人生の1つの総決算ではないかと思います。
   尾崎豊の言葉を借りれば、
   「縛られた自由」
   
   大学生や社会人から見れば、
   そこには、限られた自由しか存在しません。

   しかし、その限られた自由の中で、
   限られた方向に自分を追いこんでいくということもまた、
   必要な経験だと思うのです。

   大人ぶったことをしてみたい気持ちも、
   子どもじみたことをしてみたい気持ちも、
   それぞれわかりますが、
   限られた今という時間の中でしかできないことを、
   思いっきりやって欲しいなと思います。


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2.管理者としての自分と、作業者としての自分

   やりたいこと、やらなければならないことはたくさんあるけど、時間がない。

   時間は、人生にとって一番貴重なものです。

   その時間という資源を、上手に使うためには、
   ある程度の計画性が必要になってきます。

   たとえばですが、
   1割: 過去のための時間
   6割: 現在のための時間
   3割: 未来のための時間

   時間という資源を上手に割り振る練習をしていきましょう。


   そのために、自分という人格を2つに分けて考えます。

   【立案、計画、優先順位決め】をする自分と

   【実行、アウトプット、フィードバック】をする自分とに。

   勉強を例に挙げても、
   ただなんとなく、言われたからやる勉強と、
   自分が駆動する勉強では、
   学べる密度が異なりますよ。


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3.普段から、「なぜ?」と思う練習


   全世代共通。

   なぜかというと、「なぜ?」って思うことは、人間とても難しいのです。

   人間は、(生命は?)、
   環境に慣れる能力は、とても高い。

   放っておいても、周囲のことを『当たり前』と受けとめて、
   何となく慣れて、
   すべてが過去の延長だと思っていたら、

   ある日気が付いたら、足元にあるはずの地面がなかった!

   マンガのようなことは、実はよくあることで。

   単なる批判家、虚無家になることは、簡単ですが、
   ちょっとしたことに疑問を感じて、
   そのことについて、真剣に考えてみる。
   そんな練習をたくさんして欲しいと思います。
   





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