何でも実験


≪画像はイメージです≫


「あんまりみんな実験しないんだな」

それが、ここ最近ぼくの感じていることです。

実験と言っても、写真にあるような、専用の道具を使った実験ではありません。

もっとごくごく単純なこと。


「試してみる」ってこと。


またまた、昔話になってしまいますが。。。

小学校の高学年の頃のことです。



いろいろなものを器用に作るのが好きな妹は、
大きなビニールを手に入れたのを喜んで、パラシュートを作りました。


結構良くできていて、直径も1mほどあったでしょうか。



さっそく妹は、それを試したくって、

いきなり2階からそれを担いで飛び降りようとしていました。




それを見ていたぼく。



「いいなあ」と、内心思いながらも、

「さすがにそれは、危なっかしいんじゃないか?」と子どもながらに感じました。



そこで、もう半分ほど飛びだしている妹を連れ戻して、

「まずは、実験してみよう!」


手頃な物が見つからずに、たまたまあった犬のロボットみたいなものを使うことにしました。

体重計で重さを測ったところ、たしか2kgか3kgか。。。

とにかく妹の体重なんかとは、比べ物にならない。


「こんなんじゃ、さすがに実験にならないかな」


と思いながら、パラシュートを犬に括りつけ、

2階から、GO!


ふわふわっと落ちることを予想していたぼくたちの視界から、


あっさりと、わんちゃんは消え、


ガチャン!

という音。

かわいそうに、壊れてしまいました。。。



その後、特に感謝された記憶はありませんが、

ぼくは妹の命の恩人(おおげさ)だと思っています。



さて、こんなバカな例であっても、「やってみる」ってのは、大切だと思う。

そして、失敗することが大切だと思う。


その意味で、大人が全部セットアップした、「成功が約束された実験」って、

どれほどの意味があるのだろうか?



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