中学数学: 方程式でつまづく (中学受験者)


晴れて中学受験に合格し、新しく始まった学校生活にも慣れたこの時期、

数学は、文字式から方程式に入っていきますね。


この単元は、なかなかの曲者です。
特に中学受験で頑張った人にとっては。。。
(頑張ったのに、それが仇になるなんて、気の毒だと思います。。。)

今の中学受験の問題は、レベルが大変高いために、
中学で普通にやる方程式くらいは、
方程式を使わずとも、みんな解けてしまいます。

わざわざ新しいやり方を覚えて、それで頭使って、さらに間違えるくらいなら、
今まで慣れ親しんだやり方で、やりたいのは人情でしょう。

しかし、先々のことを考えると、この考え方はお勧めできません。
たいていの子は、すぐに対応できなくなるからです。

高校以上の数学(や、理科)において、算数だけで立ち向かおうとすると、
それはそれは骨が折れます。
だから、早いうちに、大人のやり方(=方程式)に慣れてほしい。


いつも生徒さんには、このようにお話ししています。
それなりには納得感があるようです。




方程式を使いこなせることは、たとえば車の乗り方を学ぶようなもの。
今の行動範囲だったら、今慣れ親しんだ自転車で十分なのはわかるけど、
車も乗れるようにしておいた方が、もっと遠くまで、楽に行くことができるよね。

○○君も、きっと将来、車の免許取ったりするでしょ。飛行機も乗ったりするでしょ。
いつまでも、自転車でもいいんだけど、世界の広がり方が違うよね。




画像は、サンケイスポーツさまよりお借りいたしました。
ありがとうございます。




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