日食グラスに思う、「自分で考えること」

明日はいよいよ、日食ですね。

天気はどうなんでしょう?東京は今、雨です。



日食関連の情報、商品もたくさん出回っていますね。

ぼくもご多聞に洩れず、準備しています。


さて、その中で1つ気になっていることが。。。

サングラスや黒いプラスチックの下敷きも危険です。これらは太陽の可視光線をさえぎるので、安全そうに見えるのですが、赤外線を通過させてしまうので、失明の危険があります。必ず太陽観察専用のものを使用し、さらに、数分観察したら目を休ませるなどの工夫をしてください。
また、日食グラス」に不良品混在 そのまま見ると失明の恐れ‎という記事もありました。


もちろん、安全であることは、とても大切なことです。
特に取り返しのつかない危険がある場合においては、なおさら。


しかし、やはりぼくは違和感を覚えずにはいられない。

「完璧に安全なものを、市場から買うことがベストで、自分で工夫する(≒失敗する)機会を子どもたちから奪ってしまっていいのだろうか?」と。


大切なことは、以下の原則だけで、その他は枝葉末節(という切り分けも、うまくできない。。。)
だと、ぼくは思います。

  ■ 世の中に、「絶対安全」はありえない

  ■ まぶしすぎたら、見られない

  ■ 事前に(要は太陽がまん丸のときに)、投射などで実験しておく
     望遠鏡などでやったらどうなるか?
     フィルムでやったらどうなるか?
     どういうものは危険で、どういうものはそれほど危険でもないのか、調べておく

  ■ 「大丈夫」と思っても、長時間見ない
     例えば、蛍光灯でもじっと見続けると、残像が残ります。
     目が痛くなることもあります。
     太陽の光は、これよりも強いので、何らか目にダメージを与えることを知っておく

  ■ できれば、誰か一緒についている


何でもかんでも買わなきゃだめだ。
買ったものが完璧でなければ、訴える。
成功は保証されている。


よりも、


自分の感覚を信じる
感覚だけを信じない
自分で工夫して実験する


という姿勢が、あるべき姿勢だと思うのですが。。。



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明日もがんばります。

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