尊敬する人は誰ですか?


言い訳ばかりで、ちっとも自分のやるべきことをやらない。

そんな生徒さんは、うちの塾には一人もいません。




というと、ウソになりますね。

ちゃんと(?)いらっしゃいます。それが、現実です。
(逆に、その現実にどう対処するかが、ぼくの知恵の絞りどころなわけです)



井: 「○○君は、尊敬する人とか、こうなりたいなという人とか、そういう人はいる?」

○: 「うーん、、、、、、、、、あ、いますよ。クラスに」  ----*1

井: 「なるほど。じゃあもっと、歴史上の人物とか、テレビに出てる人とか、本で読んだ人とかは?」

○: 「じゃあ、野口英世とか」

井: 「どんなことした人?」

○: 「貧しいうちに生まれ。。≪中略≫。。偉大な発明をした人」

井: 「よく知ってるじゃない!」

井: 「じゃあ、もし野口英世が、今の○○君と同じ立場にいたとして、『時間がなかったから宿題できなかった』って言うかな?」

○: 「言わないと思います」

井: 「そうだよね。」

井: 「だけど、野口英世も、目の前にある課題を一つ一つクリアしていっただけに過ぎないんだよ」

井: 「小さな積み重ねが、それを続けることで、やがて大きな意味を持ってくるんだよ。そして、それ以外の道はない。いくら探してもいい。ないから」

井: 「今の、○○君にとって、目の前のことが大変なのはわかる。
    わかるけれども、それが乗り越えられないほど大変だとも、思わないから」



*1--そもそも、なりたい自分や尊敬する人で、クラスの友達しか出てこない、
視野の狭さを感じますね。

逆にいえば、日々の学校生活などで、そこまで追い詰められてしまっているのでしょうか。


人はよく、目の前の状況に振り回されて、全体像を見失いがちです。

だからこそ、歴史を学び、古典を学ぶのだと思うのですが。。。。

そういう学ぶ意味は、あまり教えてもらえないようですね。。。




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