就職活動お悩み相談

先日の「悩みについて』の就職活動版。

悩みを解決するポイントは、

  1つ上のレベルでものを考えること

中学生なら、高校生レベルで。
高校生なら、大学生レベルで。
大学生なら、社会人レベルで。

ということで、今日は就職活動について、考えてみましょう。


たとえば、MBAを取ろうと思った場合、

アメリカのビジネススクール系大学院は、

どういう風に入学者を選抜しているのでしょうか?


応募者は、次の4つの観点から見られています。

  1。リーダーシップ

  2。創造力

  3。チームワーク

  4。成熟度

では、これらをどのような形でアピールするのか?

  あ。社会的活動

    ボランティア活動などの社会活動は、評価されます。

    アメリカのビジネススクールと言うと、「俺が俺が」という雰囲気かと思いきや、

    決してそんなことはないのです。

    如何に社会に対する意識が高いか?

    これは貴重な評価ポイントになります。

  い。学校成績、テストの結果、GMATスコア

    自分の能力、特にしっかりした基礎知識があって、

    考える上での引き出しをたくさんもっていること

    短時間で正確に情報を処理できることは、

    もちろん評価の対象になります。

  う。趣味や課外活動

    「自分は○○な人間です」

    一生懸命自己分析して、こんなこと言っても、

    他人(企業の採用担当者)には、全く響きません。

    そうではなくて、自分は何をやっている人間なのか?

    それは何が面白くて、そこから何を学べるのか?

    そんなことをしっかり語れることは、重要な武器になります。

  え。海外経験、異文化経験

    言語、文化が異なる人々と、何かを成し遂げたと言う経験は重要です。

    ただし、必ずしも海外や外国人である必要はないと思います。

    たとえば世代が違うなど、

    自分と異なる教育を受け、異なる価値観をもった人々と、

    どのように接し、かつ何らか結果を出した経験は、非常にアピールになります。

  お。専門性

    これも、「う」と同様で、自分は何をやってきたのか?

    当たり前のことですが、これが本当に大切です。

    だから、今目の前にあることに一生懸命になりなさい、

    とアドバイスしているのです。

    「今ないもの」を求め続けるのはナンセンス。

    「今あるもの」を味わい尽くすこと。

  か。履歴書

    これは、「自分がしてきたこと」をある程度表しているものです。

    ぼくは、学歴主義でも、学歴否定主義でもありません。

    経歴書を作って行くという観点は、個人的には持っています。

    それで、プラスに評価してくれる人はやはり多いですし、

    それを後生大事に自慢したり、それに依存することがなければ、

    マイナスに働くことはないからです。

    女の人が化粧するのと同じように、

      社会人は自分の経歴を身だしなみとして築いて行くべきだと思います。


こういった観点から、自分の強みと弱みを探して行きます。

そして、強みはより魅力的にアピールし、

弱みはそれを補うか、または強みでカバーできればよいのです。


その方法は、またいずれ書こうと思います。

最近、就職カウンセラーみたいなことまで、ちょこちょこしているのでした。。。



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