防衛術としての、広い学び

闇バイト、陰謀論、似非科学、カルト宗教、フェイクニュース・・・特に、お金、健康、美容、歴史、政治、受験に関して(広く言えば全部お金なのか?)の変な情報に引っかからないでほしい。情報過多の時代だからこそ、情報との付き合い方は難しいなと思います。


今は、SNS等で一度なにかの情報に触れてしまうとそれに関連した似たような情報が集まってきてしまいます。それがたとえ全体から見てごく一部の偏った情報であっても、一人の人が一生掛かっても捌ききれない圧倒的な量を見せられると、世の中がすべてそうであるように勘違いしてしまいやすいです(私には、ヤクルトスワローズの情報が、大谷翔平選手の情報よりも、世間の注目の的であるかのように見えています)。


私が子どもたちに、

「興味ないことも楽しもうね」

「ちょっと嫌なこと、嫌いなこと、苦手なことにも目を向けよう」

「わからないことを、白黒決めずに保留しておく」

といっているのは、安全対策・防衛術としての面もあります。

陰謀論、フェイクニュース、似非科学は、おもしろいですし、
簡単に稼げますよ、実はこういう情報がありまして・・・という楽して得する情報には飛びつきたくなってしまうのが人情です。
だけどそうやって、一見、優しそうな、易しそうな情報にはちょっとご注意。それってほんとかな?もしそれが本当だとすると・・・(背理法は強烈)。自分一人で解決する必要もなくて、誰かある程度信頼できる人何人かに相談してみるとか。
そういうことも、勉強を通じて学んでほしいと思っています。


休み中に何か見聞きしたのか、急に変わったことを言い出す子も時々いるので。

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