教育への公的支出は、下から2番目

詳しくは、OECD東京センターの資料をご参照ください。

8日の発表を受け、おととい、昨日と新聞報道もありました、

日本や欧米など30カ国の教育の現状をまとめたものです。

そのうち、日本に関するもので、トピック的なものは、

  ☆ 大学卒業者は多い

  ☆ 日本では大学進学率は男子が高いが、多くの国では女子が高い

  ☆ 女子の生命科学、自然科学、農学、社会科学、商学、法学への進学率は特に低い

  ☆ PISAの学力調査では、男女の学力差は認められない

  ☆ 1人当たりの年間教育支出は、OECD平均以下

  ☆ 日本の教育支出の対GDP比は低下

  ☆ 公的支出は、平均以下

  ☆ 家計負担は、韓国に次いで2位

  ☆ 教員の給与は、OECD平均以上(就業時間も平均以上)

  ☆ 平均学級規模は、大きい

トピックだけ拾ってしまうと、なんだか悲しくなりますね。


少ない公的支出で、高い給与を払ってるなんて。

それで、学力的に数年分遅れてしまっている生徒さんも、少なくない数いて、

何をやってるんだろう!?

結果として、うちのような塾にいらしていただくわけですが、

本当はその授業料は、学校から頂きたいくらいです。


せっかく政権交代も起こることだから、この辺きちんとしてもらいたい。


具体的には。。。

ものすごく直接的だけど、うちのような真面目にやっていて、

かつ将来展望も持っているようなところに、公的資金を入れてくれてもいいと思うのですが。


一人ひとりのために、最適な授業となるよう、日々確信していることはもとより、

ぼくの給与を含めた諸経費は、業界最低でしょう。

かと言って、授業料を上げようともあまり思っていません。できれば。。。なくしたい。
それはぼくの金銭感覚によるだけかもしれませんが、
大学生で時給8千円や1万円というのは、あげる方にも問題があるのではと。。。

だから、アルバイトの大学生も、それほど高い報酬ではありません。
報酬以外のところに魅力を感じてもらっていて、さらにそれを充実させなければと思っています。
(したがって、報酬目的の大学生たちは、自動的に家庭教師の方に流れていくのですが。。。)



そして、この学生の関わり方を新たな核として、
教育というものをもっと広げたいと思っています。
社会がもっと直接、教育に携われるように、
そして、互いに学びあえるように。

労働時間が減った分を、教育に投資するサイクルを強化することで、
さらに日本に活力を与えることができ、
同時にそこでたくさんの年代の人とふれあうことで、人生の喜びも増すはずです。

そのためのプラットフォームづくりを、コツコツと考案、テスト中です。

一人ひとりが、社会にとっても、また会社にとっても魅力的で、
容易に手放せない人材になることが、
現在のワーキングプアの問題の本質だと考えます。
そのための教育で本来あるべきだとは思うのですが。。。


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