ペイ・フォワード

『どうして、得にもならないことに、一生懸命になれるのか?』

時々、うちは慈善事業団体なのか?と思います。

でやっていることも、本来は公共サービスの中でやるべき内容だとも思います。

はっきり言って、経営者としてはいまいちでしょうね。。。

じゃあ、教育者なのか???
気が長いし、軸はブレにくいし、誰に対してもその人に合わせた対応はそれなりにできるし、
感情的にはなりにくいし、でも頑固だし、勉強は好きだし、未来に希望は持ってるし、
自分のことは後回しだし。。。
まあ、向いているのかなとも思いますが、『教育者』という大げさな言葉は、どうしても馴染めません。

居ても居なくても、わからないくらいが、理想だと思っています。
(すべての結果を、自分に起因していると考え、そして人生は長いです)


そして、ぼくがこんな人間になったのは、
やはり、ある種の教育の結果であると思います。

それは、父であり、母であり、祖父母であり、
小学校の清水先生であり、西川先生であり、砂田先生であり、
中学校の先生で野球部の監督でもあった川上先生であり、小中学校の特に野球部の友達であり、
高校の木之本先生であり、これまた野球部を中心とした友達であり、
慶応の栗田先生であり、大学時代の友達であり、
日本オラクルの諸先輩方であり、同期や同僚たちであり、
フューチャーシステムの金丸社長であり、諸先輩方であり、
プロバインズの高柳社長であり、同僚たちであり、
たくさんのお客さま方であり、、、今はたくさんの保護者さまであり、
そして、妻であり、娘による教育です。

特に、「こんな自分」を拾ってくれた(=ある部分で認めてくれた)方たちが、
結局は、ぼくを育てたんだろうなと思います。

その根底に流れていたものは、「ペイ・フォワード」ではないかと、考えています。

「ぼく」という個人に対してではなく、「未来(全般)」に対して投資(?)してくれたんだと思います。

今でも、先輩方と食事などをすると、ごちそうになってしまうこともしばしばです。
そういうことに限らず、これまでに受けた恩は、
直接お返しすることはできないし、そういうことも望まれていないんだと思います。

だから、ぼくも同じように、未来全般に対して投資しています。
それが、青山プレップスクールを中心とした、ゆかしネットワークスであり、
そういう輪を広げるための、社会全体のインフラ整備をしていくのが、
会社全体としてのミッションです。

学ぶことは、それ自体でも確かに楽しいことではありますが、
そこで未来を想像すること、実際に創造することが、本来の目的で、
その目的を達成したときに、真の楽しさがあるのではないかと思います。

100年後の教育は、今のスタイルとはまったく異なっているでしょう。
社会全体が、教育に携わり、誰でもが教えを請う立場であり、同時に教える立場でもある。

そんな未来の礎なのであります。



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明日もがんばります。




画像は、『CINEMA LAND』さんからお借りしました。
どうもありがとうございました。

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