学校の成績とダイエット?

学校の成績と、ダイエットは似ているでしょうか?
次から次へと、新商品が生まれ、流行があり、
教室やメソッドも目まぐるしく変わります。
昨日まで「良い」とされていたことが、今日からは「悪い」とされたり。。。
(ちょっと大げさ)
彼らも商売なので(そしてうちも一応。。。)、あまりとやかく言いにくくはあるのですが。。。
そして、本当に大事なことは、
体重を落とすことでも、学校の成績を上げることでもなくて、
健康的な生活を送り、中から体質が改善されたり、美しくなったりすることであり、
一方では、精神を落ちつけ物事に集中する、そして自分の頭と心、そして体を、
上手にコントロールできるようになることです。
また、「リバウンド」という現象も、どこか似ているような気がします。
無理なことをして、一時的に何かを変えたとしても、
結局は元に戻る、場合によってはより悪くなる。
単に体型が崩れるとか、成績が落ち込むくらいなら、まだ回復の見込みもありますが、
次から次へと商品に手を出して、自己破産してしまったり、
怪しげな宗教にハマっていってしまったり。。。
逆の見方をすると、「絶対」を謳う業者は、
やはり、短期的な商売に、より集中しているわけですね。
とにかく強いメッセージを発して、それに反応する(弱い)人からお金を頂戴しようと。
ニーチェが、「神は死んだ」と言ったときから、
世の中に「絶対」というものはなくなってしまったのです。
(言ったときからと言うのは、ちょっとおかしいですが。。。)
だから、何か絶対的なものに依存することによって、安心を得るという時代は
とうに過ぎ去ってしまったのです。
ただし、そこに希望はもうないのかと言うと、そんなこともないと思います。
生まれおちた自己というものが持っていた、可能性、
たくさんの可能性の中から、
もっとも好ましい自己を確立していけばよいわけです。
なにも、全員がモデルのようなスタイルになる必要もなければ、
東大に合格する必要もないわけです。
仮にそうなったとしても、その人はその人であり、モデルと言う肩書や
東大卒と言う肩書は、一種のお飾りでしかないはずです。
たくさんの可能性を想像すること、
それを一部は失ってしまったことを寂しく思うこと、
それでも前へ進もうと思うこと
そういう中から、真の健康であり、美しさであり、強さは生まれるのではないでしょうか。
誰かと比べるわけでなく、
出自や周囲の環境など、自分では変え難いものに心を奪われるのでもなく、
自分の中の自分と向き合って生きる
そういう習慣作りのお手伝いをさせてもらっていると思っています。
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明日もがんばります。