税の作文 1
夏休みの課題として、国税庁の「税の作文」を書いている子がたくさんいます。
(つまり、学校で宿題として指定されているということですが)
納税は、国民の義務の一つですので、とても良いことだと思います。
ところで、この課題を出すうえで、学校では税について、どのような教育をしているのでしょうか?
「何も教えてもらっていない」
(何もってことはないのでしょうが。。。少なくとも公民の授業はあるはず)
「消費税が上がるのは嫌だ」
「なくてもいいんじゃないか?」
そんな声を聞くと、不安になってしまいます。。。
確かに、税金はとても難しいです。
かく言うぼくも、そういうことは全く知らずに社会人になり、
それでも気にせず生きていて、
司法試験の勉強のときにやっと少しわかりました。
だから、あまりにも細かいところや、原理的なところは後でも良いのですが。。。
国税庁のページも拝見しましたが、
もっと国際比較をちゃんとした上で教えていった方が良いと思います。
表面的に、税金が安いとか高いとか、または消費税が高いとか安いとか、
行政サービスの内容や満足度、利用率との関連も
合わせて示されないと、意味がないはずです。
変わりゆく社会の中で、できるだけみんなが納得できる形にするために、
地位の高い人、裕福な人は、より、
みんなのために、自分はちょっと我慢する、
という基本的なところが、
日本全体で、上から崩れてしまっているような気がします。
税の教育についても、ぼくのように、何も知らないまま社会人になることはできます。
そして、何も知らない間に、給与から天引きされて。。。
お役所としては、むしろそれが理想的だと思っている、だから教育はしない。
そういう風に、うがった見られ方をされてしまうと思います。
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