自分の感情に流されないこと
感性や、個性が、重要視される今日。
本当の「感性」や「個性」を持っている子は、逆に少なくなっているような気がします。
・ 「個性的」であらなければ、と無理に作りこんだ個性を主張
・ 自分には「個性」がないと、必要以上に落ち込んだり
「感性」や「個性」とは、その人の一生をかけて、
磨き続けていくものです。
もちろん、「時分の花」ということもあります。
だけど、それはやはり、「まことの花」ではありません。
詳しくは、『風姿花伝』 (世阿弥)を読んでください。
少年前期から、少年後期に移る、中高生のころは、身体も心も、バランスを失いがちです。
今までできたことができなくなったり、妙にいらいらしてしまったり。。。
そういう自分をしっかり観察させ、かつ「自分の感情に流されないこと」
いつも、口を酸っぱくして言っています。(なかなか分からないからこそ、何度でも)
「好きなこと」に没頭することは、またこの時期に必要なことです。
それと同時に、「自分の感情に流されないこと」、我慢して努力すること、
それも学んでおかないと。。。
うちの塾にくる子は、そういう「稽古」をしてるんだろうな、と思います。