失敗とは何か?

何を以って失敗とするか?

これはなかなか難しい問題です。


たとえば、ぼくの話になってしまいますが、

そして一応、今の仕事の関連で、受験の話としておきますが、

  東大の入試は、受かると思いました。
  結果は、落ちました。
  これは、失敗でしょうか?

  慶応の入試は、落ちると思いました。
  結果は、受かりました。
  予想を当てるという観点からは、失敗です。
  しかし、受験という意味では、失敗じゃないかもしれません。
  高3の夏で、偏差値50ちょいくらい?
  Z会はやらせてもらいましたが、溜めてるだけ。。。
  それ以外は、塾や予備校にも行かず、
  学校で友達と遊びながら勉強していただけとすれば、
  上出来かもしれません。

  さて、入った学校で、「つまらない」と思いました。
  勉強なんか、「簡単すぎる」と思いました。(最初だけですが)
  周りの学生のことも、「浮かれ過ぎなんじゃないの?」と思いました。
  だから、ぼくの受験は失敗したんだなと思いました。

  その後、まったくと言っていいほど勉強しませんでした。
  試験前に、ちょこちょこっと過去問もらって、やるだけ。
  それでも、何とか単位は来て、卒業もできました。
  ところが、卒業する頃になって気づいたことは、
  自分がとんでもなくバカになっている(元々だろ!)ことと、
  周りの友達がすごく賢く、頼もしく、立派に見えたこと。
  無事卒業という意味では、失敗じゃないかもしれませんが、
  失敗したと思っています。
  勉強しなかったこと、人をよく見ていなかったこと。

  でも、そのおかげで、「ひたむきな努力に勝るものはない」と思いました。
  また、人をよく見ることも覚えました。
  特に、その人の「良い面」を見るようになりました。
  結局それが、ぼくの勉強になるからで、ぼくが成長できるから。

そう考えると、

  うまく言ったと思っていることは、失敗につながり、
  失敗だと思ったことは、成功につながる

たくさんのことに挑戦して、

どんどん失敗したら良い

と、ぼくがいつも言うのは、ぼくのこういう経験から生まれているものだと思います。




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画像は、『asahi.com(朝日新聞社):韓国初の衛星ロケット、軌道投入に失敗 - 国際』さんよりお借りしました。
どうもありがとうございました。

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