塾はどのように生徒を選んでいるのか?

ぼくにとっては、とても珍しいことですが、
先日、ある大手塾の塾長をされている方とお話しする機会がありました。
なかなか衝撃的なお話で、疎いぼくには、驚きの連続でした。

以下、超抜粋です。

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S氏: 「最近は、大手塾は生徒選び(保護者選び)に慎重になっている」

井:  「慎重にとは、どういうことですか?」

S氏: 「端的にいえば、『うるさい親』には来てほしくない」

井:  「え!?」

S氏: 「そのために例えば、面談に来る際に、車で来るか、自転車で来るか、まで見ています」

井:  「どうしてですか?」

S氏: 「自転車で来る親は、通い始めると、気軽に立ち寄って話をしたがるから」

井:  「え!?」

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できるだけ、ほっといても出来そうな子を集めて、実績を出す

そのくらいのことはしているとは思ったのですが。。。



要は、教室長やそれ以下の人間が、

きちんと保護者さまの対応ができるためには、コストがかかりすぎる


ってことなんだそうです。


子どもは、ほっといてもできる子であること
親は、黙ってお金だけきちんと払う人
講師やスタッフは、安価でマニュアル通りに動く人


これが、どうやら求められている人間像だそうです。
営利組織としては、許容できますが、だったら余所(他の業界)でやってくれ、
というのが、ぼくの考え。



うちとは、まったく方向性が違うので、ほっとしたやら、愕然としたやら。。。

ちなみにになりますが、うちの塾が何とか皆様に認められているのは、


生徒さんともよく対話をし、

保護者さまとも積極的に情報交換することで、

より具体的な生徒像を把握することで、

教え方、教える内容を、できるだけ適切に合わせていく


ということを、日々やっているからだと思っています。

まあ、そもそも比べる対象でもないかなと思っていますし、
客観的にもそうならなきゃいけないとも思っています。

今日はちょっとエラソーでした。すみません。




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