なぜ学校では、英国数理社を教えるのか?Vol.3

理由の2つ目。

これは、本質的ではないとも言えるが、逆に人間社会を考える上では重要と見ることも出来る問題。

それは、


「カビ臭い、答えの決まっていること、やり方の決まっていることでないと、全国一律に、均質的なサービスが提供できないから」

ぼくは、今の事業を始めるにあたって、たくさんの方(30~60代の男性が多いですが)に
お話を伺いました。
そこで、決まって出てくるのが、「今の教育は、おかしい!」という声です。

先進国の仲間入りをし、科学技術/経済など、世界のトップにまで躍り出て、
アジアを始め、世界中が日本に期待をするようになり、
また今の経済の混乱。

今必要な能力は、「言われたことが出来る能力」ではなく、「それは最低限必要として、さらに人に出来ないことをする」能力である。。。

そんな話は、ぼくが子どものころからずっと言われ続けていることです。

だから、みんな学校以外のところで勉強しようとしたり、学校出たけど仕事が無い、
なんて状況に陥っている。。。
そして、その責任を教育関係者の誰も取っているようには見えない。。。


話がそれたので戻すと、

こんな話をすると、決まって出てくるのは、

「では、いったい誰が教えるんだ?」

つまり、誰が何を教えるのがいいのか、誰もわかっていないから、そして出来る人がいないから、「とりあえずは現状維持で。。。」という論理。。。

未来を見据えて、最先端を走っていなければならない教育の現場が、
供給サイドの都合によって、古臭いものになってしまっている。。。

抜きん出ることが許されないですからね~。


ポチっとお願いします。

blogramランキング参加中!

明日もがんばります。

このブログの人気の投稿

640時間の夏休みチャレンジ:日常の中の無限の学び

はじめにの読書会(154)『パズルで解く 世界の言語』

『いちばんすきな花』が好きすぎて・・・カルタ作って正月遊ぼう