偏差値をどう見るか?
前回、偏差値の見方がわかってないんじゃないか?
意図的にせよ、そうでないにせよ、変に競争を煽るような使い方は止めた方が。。。
ということを書きました。
偏差値とは。。。
「テストでは難しさが変わるので、相対的な自分の位置を確認するものだ」と。
??
それなら、平均との差で十分なのでは?
ぼくの認識は、以下の通りです。
もともと、偏差値とは、「その数値が、本当に特別なのか?飛びぬけているのか?」を調べるために用いるもの。
たとえば、ある実験を行ったところ、理論値とは異なるデータが取れました(異なることが通常です)。
その際に、その理論値との差は、誤差として扱ってよいのか?そうではないのか?
そういった時の判断に、偏差値を用います。
母集団が正規分布でばらつくと予想される場合に、小さな差は、誤差として無視してよい、
どの程度特別な値なのかを判定するために用いるのが、偏差値です。
40~60の値に収まることが、全体の68%以上
70以上は、全体の2%
30未満も、全体の2%
それだけのことです。
大きな模試などでは、点数分布はほぼ、正規分布に近似できるレベルになるでしょうから、
出てくる値がおかしな数値であることは、あまりないと思います。
ただ、その解釈の仕方が。。。
結局は、ほとんどの生徒も、ほとんどの学校も、飛びぬけてはいない、
ということがわかっただけです。
偏差値65と70では、意味が大きく異なります。珍しさが違います。
でも、偏差値50と55では、実質的には差はないと。
どんぐりの背比べ状態の中にいるのか、一歩脱しているのか?
それ以上に細かく見る必要は果たしてあるのでしょうか???
実質的に差がないものを、あたかも大きな差があるように見せかけて、
不安感や優越感を煽るのは、社会的な意味だけではなく、
数学的な意味すらあるのか?ぼくにはわかりません。
意図的にせよ、そうでないにせよ、変に競争を煽るような使い方は止めた方が。。。
ということを書きました。
偏差値とは。。。
「テストでは難しさが変わるので、相対的な自分の位置を確認するものだ」と。
??
それなら、平均との差で十分なのでは?
ぼくの認識は、以下の通りです。
もともと、偏差値とは、「その数値が、本当に特別なのか?飛びぬけているのか?」を調べるために用いるもの。
たとえば、ある実験を行ったところ、理論値とは異なるデータが取れました(異なることが通常です)。
その際に、その理論値との差は、誤差として扱ってよいのか?そうではないのか?
そういった時の判断に、偏差値を用います。
母集団が正規分布でばらつくと予想される場合に、小さな差は、誤差として無視してよい、
どの程度特別な値なのかを判定するために用いるのが、偏差値です。
40~60の値に収まることが、全体の68%以上
70以上は、全体の2%
30未満も、全体の2%
それだけのことです。
大きな模試などでは、点数分布はほぼ、正規分布に近似できるレベルになるでしょうから、
出てくる値がおかしな数値であることは、あまりないと思います。
ただ、その解釈の仕方が。。。
結局は、ほとんどの生徒も、ほとんどの学校も、飛びぬけてはいない、
ということがわかっただけです。
偏差値65と70では、意味が大きく異なります。珍しさが違います。
でも、偏差値50と55では、実質的には差はないと。
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それ以上に細かく見る必要は果たしてあるのでしょうか???
実質的に差がないものを、あたかも大きな差があるように見せかけて、
不安感や優越感を煽るのは、社会的な意味だけではなく、
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