「教育の情報化における教育CIOとICT支援員の役割」研究発表会

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。


「教育の情報化における教育CIOとICT支援員の役割」研究発表会


現在進められている、教育、学校のICT化の中間報告的な会合で

それに、たった一度だけに出席しただけの癖に、


敢えて、端的に言うと


【開いた口がふさがりませんでした】


それは、ぼくが期待していた内容と、国が今やっていることに

大きなギャップがあったからに他なりません。



★ ぼくが期待した内容
  •  これからの日本の姿、あり方
  •  その時、今の子どもたちにはどうなっていて欲しい
  •  そのために、ICTというものを、どのように教育に使っていくか
  •  実際にやってみて、子どもたちにとって、また保護者、地域社会などにとって、効果があったこと
  •  実際にやってみて、あまり効果がなかった、既存の教育の方が良かったこと
  •  こういうコミュニケーションの取り方をすると、いじめを早い段階で発見できた
  •  こういうコミュニケーションの取り方をすると、生徒と先生の距離が縮まった
  •  それを踏まえて、これからのICT施策は、どうあるべきか
★ 今、教育ICTとしてやっている内容
  •  教員に1人1台のパソコンを支給した
  •  リテラシーの低い教員へのサポートを行った
  •  パソコンの稼働時間が伸びている
  •  フェイストゥフェイスでないと、上手くいかなかった。そこにいることが大事
  •  パワーポイントや、フラッシュを使って授業を行い、その時間数は年々増えている
  •  機器は、毎回組み立てよりも、常設が望ましい
  •  など

諸外国の動向を見て、『日本もやらなきゃ!』という気持ちは、わからないでもない。

しかし、機械を導入すること、底辺に合わせること、

が、これからの未来を作る子どもたちに必要なことだとは、

正直、ぼくには、信じられない、、、、という感想。


誰かが、楽しそうに、しかも抜群の効果で実現していれば、

後から付いてくる人はいるものです。

そういう意味で、国がやる施策は、最先端の事例ではないかと、

ぼくは思うのです。



そもそも、教育というものは、簡単に方針を変えたりしづらい分野。


だからこそ、しっかりとしたビジョンが必要で、


競争がダメだからゆとり、  ゆとりがダメだから競争


なんて、簡単にぶらせるはずのものではないはずです。




だからこそ、未来の形をしっかり示して


それに追随するモデルが、あっていると思い、


だから今、ぼくはこの仕事をしていると思っています。




そういえば先日、ソフト○ンクの営業の方もいらして、

ぼくに説明してくれました。
  • 今、ソフト○ンクでは、一人に一台、i○ad を配布しています
  • これによって、授業が面白くなります
  • また、先生の成績集計などの負担も軽減されます
ぼくからの質問
  • 授業がわかりやすくなると、子どもたちの将来は一体どんな風になるんですか?
  • 今は目新しいから喜ぶけど、コンテンツがすぐに飽きられませんか?
  • 成績を集計して一瞬で、「あなたは全国で、前回は65,456位でしたが、今回は65,391位でした。頑張りましたね!」とか言われて、嬉しいですか?
残念ながら、一つも答えてもらえませんでした。。。


(その方は、孫さんに対して敬語でしたが。。。笑)
そして最後に、その営業の方はまだ若かったので、

ぼくは、こんなことまで言ってしまいました。。。

「本当に孫さんは、そんなことをおっしゃってますか?
きっと孫さんは、もっと違ったことをおっしゃっていると思いますよ」

つい。。。なんでぼくが、他社の営業マンの教育をしてるんだ。。。


そしてきっと彼は、

『この営業は無駄足だったな』 としか思っていないだろうな~。。。



は~



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^^

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