才能を活かさなという愚

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。


だいぶ前になりますが、『素敵』について書きました。


『素』に『敵う』ことが、『素敵』である、と。




だから、今の

『情報過多状態』、『正解主義』、『攻略法主義』の人たちを見ていると、

もったいないなと、思ってしまいます。


□ 長所を押し込めて、型どおりのことを『教育』され、

□ 他者の決めた『序列』にしたがって、進路を決め、

□ 誰かがつくった、『攻略法』や『成功事例』に飛びつき、

□ 給料や知名度で就職先を決める


▼ 集中して高速に頭動かせるのに、『丁寧に』とひたすら言われる
(そういう子はむしろ、その速さを活かして、スピードを落とさずに、
チェックを入れるという方向で、ぼくはアドバイスしています)

▼ ものごとを、時間をかけてでも、深く考えて理解したいのに、『答え』ばかり求めたり
(誰も考えないようなことを考えることは、特にこれからの時代、大切!!)

▼ 70点取るのが得意な子に、100点取らせようとしたり

▼ 120点取れる子に、80点でいいんだと言ったり

▼ 地頭いいのに、年功序列の傾向の強い会社選んじゃったり

▼ スロースターターなのに、即戦力求める会社選んじゃったり

▼ 心優しいのに、数字追い掛けちゃったり



もちろん、最低限補わなければならないことはあり、
必要として苦手を補強することは当然ありますが、
方向性としては、あくまで長所を活かすための『補強』以上ではないはず。



自分の思い込みだけで、自滅するパターンもよくあるのです。

それは、『好き』を追い求めちゃうから。

▼ ダラダラするのが好きだから、ダラダラしていたい

▼ ゲームが好きだから、ゲームの仕事がしたい

▼ 安定していたいからって、自己依存度を落としたり、、、



遠くの夢を追いかけることも大切だと思いますが、

どこかの誰かが、どこかの誰か向けに作ったマニュアルに頼らずに、

意味のない平均とか確率とかに惑わされずに、

足元の、できること、得意なこと、をたどっていくと、

周りの人を、自分の鏡としていると、

その先に、希望が見えてくるんじゃないかなと、

ぼくは思います。



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