ふかふかの土壌、ふっかふかの心

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。

子どもの頃、たくさんの生き物を飼いました。

植物もたくさん育てました。

植物がよく育つためには、

ふかふかの土壌と、たっぷりの水と適切な栄養が必要です。


ありがちな喩えですが、

□ ふかふかの土壌 = 「なぜ?」と思う気持ち

□ たっぷりの水  = 愛情

□ 適切な栄養   = 知識


やたらめったら、肥料だけやり続けても、植物は枯れてしまいます。

水もたっぷり必要ですが、水浸しは問題あるでしょう。

過ぎたるはなお及ばざるがごとしとは、よく言ったものです。



しかし、ふかふかすぎる土壌ということは、あるのでしょうか?

耕しすぎて悪くなるとは、素人ですが、ちょっと思えません。



同じように、「なぜ?」という気持ちは、無限にあっていいのではないでしょうか。


みなさまも、たとえば小学生の頃に、「なぜ?」があったのではないでしょうか。


最近、ぼくが授業の前後などで生徒さんたちと話していたのは、

☆ どうして、手の指の方が、足の指よりも長いの?

☆ どうして、手の爪の方が、足の爪よりも、早く伸びるの?

☆ 重いものと、軽いもの、どっちが速く落ちるの?

☆ パラシュートはどうしてゆっくり降りるの?

☆ 「政治」って何?「政治家」って何する人?

☆ どうして、虫眼鏡は大きく見えるの?逆さまに見えるの?

☆ どうして、男の子って、やんちゃなの?

☆ どうしてギターは鳴るの?

☆ 自由って何?

☆ どうして、はさみで紙が切れるの?

☆ 目はモノを見て、耳は音を聞く、ってほんと?どうしてわかる?

☆ どうやったら、ホースで水を、一番遠くまで飛ばせるの?

☆ どうして、猫は静かに歩けるの?

☆ どうして、犬は鉄板の上を歩かないの?

☆ どうやったら、走るの速くなる?

☆ どうしたら、あの子と仲直りできる?

☆ どうして、ヤクルトこんなに弱いの?

などなどなどなど。。。


別に答えは教えません。ぼくでもわからないこともあります。

それ以上に、

簡単に知識を与えてしまうことは、

むしろ土を固めてしまうことになるのではないかと思うからです。



謎は謎のまま、、、知りたかったら実験してみるだけです。



もちろん、人それぞれですが、

全体的に見て、「疑問に思う気持ちが弱まっているのではないか?」

と、正直に申し上げて、感じることがあります。




もしくは、ぼくの両親が、そういう風に育ててくれただけかもしれませんし、

それが良いことなのか、表面的なものなのか、全然関係ないのか、

簡単に証明できることではないと思います。

あくまでぼくの仮説ではあります。




無理に納得しなくてもいいし、わかったふりもしなくていい、

謎は謎のまま、ずっと心に持ち続けていれば、いつか芽が出るんじゃないかな。

なんてことを、日々思っています。



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