旅立ちに言寄せて3

k君、半年間よくがんばったと思います。

結果は残念ながらチャレンジ校には届きませんでしたね。
だけど、この半年間で学んだことは、中学生になって、高校生になって、
大学生になって、大人になってからも、時々思い出してください。

k君は、たくさん物事を知っていて、また自分で工夫しながらもの作りをしたり、
そういうことが好きですよね。
それはとても大切なことで、小学生の間にその経験が出来たことはすばらしいと思います。
特に、自分で工夫してものを作ることは、何度も言いましたが、勉強よりももっと大切です。
なぜなら、わかったと思うけど、勉強はやればそこそこできるようになります。
もちろん、高いところを目指せば、失敗も経験できますが、
正確に頭を動かせれば所詮はできることです。

しかし、自分の手元の道具と材料を使って、自分のイメージに出来るだけ近いものを
作り出すことには、ゴールと言うものがありません。
どこまで行っても、「今度はもっとこうしたい!」という意欲が湧くし、
たくさんの失敗もするでしょう。
そう言う経験をしっかり積んでおくと、後々勉強に火がついた時に一気に加速できます。

勉強についても、実は同じことは言えて、
工夫して、失敗して、また工夫して、もっとうまく出来ないか考えて。
そのためには、目標をイメージすることが大切であることもお話ししましたね。

時間の使い方についても、かなり上手になって来たのではないかと思います。
結局、時間はあるとかないとか言うものではなく、作り出すものであると言うことが。
ダラダラしてても、結局イヤな気持ちの時間が増えるだけだもんね。
「面倒くさいなー」と思う前に始めてしまう、これが一番の方法です。

中学生になれば、勉強だけではく、部活動や学校行事もありますし、
自分の興味も広がるので、ますます時間が足りなくなってくると思います。

工夫すること、失敗すること、そして目の前のことから逃げないこと、
それは大人にも難しいことで、急に全部が出来なくても良いから、
小さなことでいいので、少しずつ自分を成長させて行ってください。


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