東大生の家庭教師をつける時に、止めて欲しい事、やって欲しい事 (および、人に教える時の注意点)

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。


どうして、こういうことが書けるかと言うと、

うちの授業の形態上、

毎日、何組ものマンツーマンの

東大生と生徒さんとの授業を隣で見ていて、

時々、アドバイスなどしているからです。





もちろん、その人その人、またその組み合わせ組み合わせ、またその時々で、

いろいろあることはあるのですが、一般的に言えることをまとめました。


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★ 止めて欲しい事

★ 必ずやって欲しい事

★ ぜひやって欲しい事

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★ 止めて欲しい事

「先生がしゃべり過ぎていないか?」

ということは、いつも気にしてください。


ものごとを理解するにおいて、一方的に聞いてわかるのは、

ぼくの感覚値ですが、せいぜい2~3割程度だと思います。

「対話的に授業が進んでいるか?」は、ちょっとチェックしてあげてください。


ただしこれは量だけの問題ですので、実際には予習であれば、

どうしても説明量は増えますし、復習で出来が良ければ、

先生のしゃべる量は少なくなるでしょう。




実は、量よりももっと大切なのは、


「先生が「親切」過ぎないか?」


先生が親切だったらいいじゃない?

ここでいう親切とは、もちろん先生の良心から起こる事なのですが、

「例外まで含めて、最初に話していないか?」

ということです。

○○は、◎◎なんだけど、△△の時は、××と考えなければらななくて、 
▼▼の時は、□□と考えなければならないよ。

最初から例外も含めて全体像を、事細か丁寧に教えられても、

実はこれって、追加分が無意味であるだけではなくて、

全体の焦点がぼやけてしまって、全体としての効果が0になる。

さらに言えば、「わからなーい」となって、気分的に嫌だと思うと、

マイナスの効果になってしまうことさえ、珍しくはありません。



「いっぺんに、いろいろ話してはダメ! (1つの話に、大事なことは1つだけ)」




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★ 必ずやって欲しい事

「できるところから、スタートすること」

何か新しいことをやる前には、

必ず既にできることを確認して、それを少しやってから、

そこに、接ぎ木する形で、新しい知識を植え付けていきましょう。


「今まで知っていることに、毛が生えただけ」


既存の知識(それがゆくゆくは、基礎となっていく)の補強にもなりますし、

自然な形で、新しい知識を身につけることが出来ます。


人それぞれ、背景に持っている既存知識が違うので、

集団授業だとこれが難しい。

だから、家庭教師にしているのですから、この点はぜひ!!



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★ ぜひやって欲しい事


「その先生が感じている、「気持ち」を、教えてもらう」


勉強やりたくないなー、という気持ちを、どう解決しているのか?

テレビ見たいなー、つい携帯をいじっちゃうんだけど。。。

東大生も、普通の人間ですので(笑)、同じ欲求は持っています。

ただ、それに対して、ある程度の対処法も持っているだけ。

そこが大事!


また、勉強の内容でも、

「これって、こういう感じがする」

感覚を伝えることは、徒弟制度のような、

師弟が密着した環境でこそ、できること。


○○算の解き方を、暗記事項として覚えるのではなく、

それらを、自分の感覚と結びつける術を知っている事

が、一番大切なんじゃないかなと、

ぼくは思っています。



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これら、

実はぼく自身が、生徒さんに教えるときに気にしているポイントでもあります。


そして、『理解の文法』として、まとめ中です。


少しでも、一部でも、お役に立つ点がございましたら、幸いです。




ものすごくどうでもいいですが、

今回の配色は失敗しました。。。。。。

色弱のぼくには、並べると緑がよく見えません(泣)。


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