親子で勉強する時に、気をつけて欲しい、5つのポイント
20年後の未来のために、青山プレップスクールです。
お子さまが、小学生までの間は、
おうちで、お母さまやお父さまと一緒に勉強する、
または、お父さまやお母さまが、勉強を教える
ということも、少なくないと思います。
ぼくが、特に小学校の低学年以下の子と接する時に気をつけているポイントを
いくつか紹介いたします。
お子さんを注意深く観察していればわかることですが、
彼らの理解の仕方は、大人とはまったく異なります。
大人の理解の仕方: まず、体系的に、全体像を把握し、徐々に細かなケースを考える
子どもの理解の仕方: できることを繰り返し、徐々に例外を学んでいく。全体像は最後。
たとえば、じゃんけんのようなゲームがあります。
グーはチョキに勝ち、チョキはパーに勝ち、パーはグーに勝つ
子どもたちを見ていると、(単純なじゃんけんは、かなり小さいうちに学んでしまいますが、
その変化形は、小学生はたくさんやっていると思います)
ルールを先に覚えるわけでは、どうやらなさそうです。
できること(出せるもの)だけを覚えてしまって、
状況ごとに、この場合はこっちが勝ち、この場合はこっちが負け、
そうやって覚えていくんですね。
それが明確になるのは、彼らにルールを説明させようとした時。
ルールが整理されて頭に入っているわけではないことがよくわかります。
おそらくは、言語や文化(集団生活)を覚えるには、
このやり方があっているのではないかと思うのです。
一方、10歳以下のお子さんに、がんばって全体像や体系、ルールを
一生懸命教えても、あまり心には響かないと思われます。
いずれの学び方も、長所と短所があり、いつまでも子どもの学び方のままで
いいわけではありませんが、
『理解の仕方が違う』ということは、よくよく心に留めておくことが大切だと思います。
*でないと、お互いイライラして、疲れてしまいます。
基本的には、周りの環境のすべてを受け入れようとする段階にあって、
疑問を持つということは、自分の世界を構築していくにあたって
非常に重要なイベントです。
どんな小さなことにも、なんでだろう?と疑問を持つこと。
それは、少し補助してあげてもいいかもしれません。
そして、疑問を持った時には、
彼らが納得する解答を渡してあげてもいいですし、
どうなんだろうね? と一緒に不思議に思うだけでも良いと思います。
ついつい教えたくなってしまうといのが実際だと思いますので、
むしろ、教えずに、一緒に不思議がる事が大切ではないかと思います。
理解の鍵です。
大量の具体的現象の中から、徐々に法則を作っていく、
抽象的思考を始める前段階として、
知識の結び付きは欠かせません。
身の回りの事、季節ごとの事、ちょっとした買い物の中で、
食事中の出来ごとについて、今日あった出来事について、
ほんのちょっとでいいので、少し勉強と関係することを混ぜてあげるのが
良いと思います。
それには例外もあるんだけどな~
そんなことは、後で自分で気付けばいい。
「わかった!」という今の気持ちを大切にしてください。
そうでない時間は(よほどトラウマになるようなことでない限りは)、
忘れてしまいます。
一緒に、考えて、不思議だなと思って、
時々、「わかった!」と思って、、、
楽しい時間を共有できれば、それに優るものはありません。
以上ですが、
特に小学校低学年くらいまでの間は、
子どもたちに関する、かなりのことを、親は知ることが出来ます。
何を知っていて、何を知らなくて、
何に興味があって、何が得意で、、、
そういうものと、新しいものを、少しだけ結び付ける
決して、大人の論理だけを押し付けない。
時間はかかると思いますが、
そういうアプローチが、長い目で見れば(そんなに長くなくても)
ベストではないかと思います。
*****
親の過度な関与を奨励したり、
特定の教材をお勧めしたりするのは、
商業的動機だと思います。
むしろ、1冊の本、1匹の虫、1枚の葉っぱ、1つのことば、、、
そういうものから、如何に世界を広げられるか!!
それが大切だと、ぼくは思います。
お子さまが、小学生までの間は、
おうちで、お母さまやお父さまと一緒に勉強する、
または、お父さまやお母さまが、勉強を教える
ということも、少なくないと思います。
ぼくが、特に小学校の低学年以下の子と接する時に気をつけているポイントを
いくつか紹介いたします。
1.大人とは違った理解の回路を持っている
一番初めに、知っておいた方がよい事。お子さんを注意深く観察していればわかることですが、
彼らの理解の仕方は、大人とはまったく異なります。
大人の理解の仕方: まず、体系的に、全体像を把握し、徐々に細かなケースを考える
子どもの理解の仕方: できることを繰り返し、徐々に例外を学んでいく。全体像は最後。
たとえば、じゃんけんのようなゲームがあります。
グーはチョキに勝ち、チョキはパーに勝ち、パーはグーに勝つ
子どもたちを見ていると、(単純なじゃんけんは、かなり小さいうちに学んでしまいますが、
その変化形は、小学生はたくさんやっていると思います)
ルールを先に覚えるわけでは、どうやらなさそうです。
できること(出せるもの)だけを覚えてしまって、
状況ごとに、この場合はこっちが勝ち、この場合はこっちが負け、
そうやって覚えていくんですね。
それが明確になるのは、彼らにルールを説明させようとした時。
ルールが整理されて頭に入っているわけではないことがよくわかります。
おそらくは、言語や文化(集団生活)を覚えるには、
このやり方があっているのではないかと思うのです。
一方、10歳以下のお子さんに、がんばって全体像や体系、ルールを
一生懸命教えても、あまり心には響かないと思われます。
いずれの学び方も、長所と短所があり、いつまでも子どもの学び方のままで
いいわけではありませんが、
『理解の仕方が違う』ということは、よくよく心に留めておくことが大切だと思います。
*でないと、お互いイライラして、疲れてしまいます。
2.不思議だな?と思う練習
身の回りのちょっとしたことに、疑問を持つ。基本的には、周りの環境のすべてを受け入れようとする段階にあって、
疑問を持つということは、自分の世界を構築していくにあたって
非常に重要なイベントです。
どんな小さなことにも、なんでだろう?と疑問を持つこと。
それは、少し補助してあげてもいいかもしれません。
そして、疑問を持った時には、
彼らが納得する解答を渡してあげてもいいですし、
どうなんだろうね? と一緒に不思議に思うだけでも良いと思います。
ついつい教えたくなってしまうといのが実際だと思いますので、
むしろ、教えずに、一緒に不思議がる事が大切ではないかと思います。
3.知っていることと結びつける
興味のある事、知っている事と、結び付けることが、理解の鍵です。
大量の具体的現象の中から、徐々に法則を作っていく、
抽象的思考を始める前段階として、
知識の結び付きは欠かせません。
身の回りの事、季節ごとの事、ちょっとした買い物の中で、
食事中の出来ごとについて、今日あった出来事について、
ほんのちょっとでいいので、少し勉強と関係することを混ぜてあげるのが
良いと思います。
4.間違った理解でもかまわない
厳密に言えば、違うんだけどな~それには例外もあるんだけどな~
そんなことは、後で自分で気付けばいい。
「わかった!」という今の気持ちを大切にしてください。
5.楽しい時間を共有する
楽しい時間は覚えていて、そうでない時間は(よほどトラウマになるようなことでない限りは)、
忘れてしまいます。
一緒に、考えて、不思議だなと思って、
時々、「わかった!」と思って、、、
楽しい時間を共有できれば、それに優るものはありません。
以上ですが、
特に小学校低学年くらいまでの間は、
子どもたちに関する、かなりのことを、親は知ることが出来ます。
何を知っていて、何を知らなくて、
何に興味があって、何が得意で、、、
そういうものと、新しいものを、少しだけ結び付ける
決して、大人の論理だけを押し付けない。
時間はかかると思いますが、
そういうアプローチが、長い目で見れば(そんなに長くなくても)
ベストではないかと思います。
*****
親の過度な関与を奨励したり、
特定の教材をお勧めしたりするのは、
商業的動機だと思います。
むしろ、1冊の本、1匹の虫、1枚の葉っぱ、1つのことば、、、
そういうものから、如何に世界を広げられるか!!
それが大切だと、ぼくは思います。