算数実験教室の概要

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。


【1.問題意識】

   - 文章題に弱い
   - 応用問題に弱い
   - 意味がわかっていれば、ありえない間違いをする
     (それに、気づけない)

*特に、『分数倍、小数倍』、『割合』が出てくるあたりから、


もう、掛けていいのやら、割っていいのやら。。。





【2.主な原因】


   学校教育は、どうしても、最低ラインで足並みを揃えることを主眼としている?

   そのためかどうか、計算技術の方にばかり目を向けている気がします。


   同じ問題を連続してやるので、

   問題文をよく解釈しなくても、問題は解けてしまうわけです。

   *むしろ、じっくり問題文を読んでいては、時間がかかるだけ損。と感じてしまう。



【3.算数実験教室の目的】


   計算技術を磨くことは、他でやっていただくことにして、

   ★ 「もっと数字を身近に感じる」

   ★ 数字(や算数)に対する「感性」を磨く

   ★ 問題文を読んで、「状況整理」が、自然に


   ★ 実験計画を立てられるようになる



【4.内容】

   学校や塾で出された算数の文章題、

   入試問題で出された算数の文章題を

   実際にやってみる!


   Q1) 足し算

       お箸を15本洗いました。

       後、8本洗わなければなりません。

       全部で何本洗うことになりますか?

   A1) やってみましょう


   Q2) 掛け算

       60キロカロリーある、お菓子の袋があります。

       この袋が8袋あります。

       全部食べたら、何キロカロリーになりますか?

   A2) どうやって実験したらいい? (笑)


   Q3) 速さ

       目的地は、6km先です。

       私たちは、時速12kmで移動します。

       何分後に到着しますか?

   A3) ここから6kmって、どこだ?  時速12kmって、どんな速さだ?


   Q4) 食塩水(濃度)

       6%の食塩水を120tと、

       15%の食塩水を180tを混ぜると、

       何%の食塩水になりますか?

   A4) 6%の食塩水って、どうやって作ればいい?  120tって、どうよ?

       どうする? どうする?


   Q5) 植木算

       池の周りに、木が20本植えてあります。

       木と木の間は、15mあります。

       池1周は、何mでしょう?

   A5) 近くに池があるから、木を植えに行きましょう!



楽しそうです! (ぼくだけでしょうか?)




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