金銭感覚の違い

以前こんな記事を書きました。

時給1万円講師の実力

今日本及び世界の経済は、100年に一度と言われる大嵐の中でさまよっています。
大手製造業を中心に、所謂「派遣切り」のニュースも連日のように報道されています。

好景気の時に、大量に内部留保をしたり、正社員を優遇した企業が、
いったん不景気になると、派遣社員を突然解雇して、自分たちの企業や組織を守ろうとすることが
同義的に問題があるのではないか、というのが大きな論調です。

一方では、製造業が世界で戦っていくためには、高い人件費がネックになるというのもまた事実です。

働き方とお金をどのように考えるか?
これはぼくが仕事をしながらずっと考えていたことでもあります。

IT業界のご多分に漏れず、ぼくの労働時間は、世間一般からすればとても長いものでした。
MAXは、月に600時間 (移動時間や食事時間なども仕事のことを考えてるので、それを入れるともっと) それも、一度や二度ではありません。

もらっている額は、決して少ないとは言えないのですが、時給で考えると悲しくなります。
そして、そのお金を使っている時間がそもそもないので、溜まる一方でした。
当然のように、使い方は荒くなって(それでも本を買うくらいですが)、大量の本となって残っているのが、今の状態です。。。

それはさておき、労働組合もないところで、極限まで仕事をした経験を20代に持ったことは、
今のぼくには、大きな財産になっています。


学校のテストは、決まっている答えにたどり着けるか?といったことが問われます。

が、社会に出れば、もしくは大学でも研究に入って来れば、
「自分の付加価値をどうつけるか?」が重要になってきます。

自分の付加価値が、金額に換算するといくらくらいなのか?
そもそも、付加価値をつけなければならないと言う動機が、今の学校の勉強では沸かないと思います。


学校の先生こそ、自分の付加価値を意識して授業すべきだと思うのですが、
一方で、「教育の公平性」と言う言葉で、がんじがらめになってしまっているのではないでしょうか?



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明日もがんばります。

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