褒め方いろいろ

褒めることの続き

前回は、「本当に褒められたことがないのか」で、
おそらく、褒められたことがないことはないんだろうけど、
ごく一般的なことか、または全員に対して褒められたか、などの理由で、
ほとんど記憶に残っていないだけなのではないかと。


そして、事実としてそのような生徒さんであっても、
ぼくが褒めるもんだから、気分良くなって勉強に前向きになれるということは、よくあります。

じゃあ、ぼくは、彼らを調子づかせるために褒めているかというと、
たぶんそうではなく、そうではないからこそ、彼らは喜んでいるんじゃないかと思います。

  上辺だけで褒められても、そんなものはすぐにばれてしまい、
  場合によっては逆効果ということもあると思います。
  大人でも同じですよね。

それよりは、ぼくはいつも生徒さんを、
偏見なく、他人と比べることなく、率直に、
かつできるだけ、心の裏側から、同じ気持ちになって見ようとしています。

ちょっとした表情、しぐさ、目線、一言。。。
注意深く見ていると、必ずその子その子の特徴が見えてきます。

そして、その特徴が、どんな時にプラスに発揮され、
どんな時にマイナスに発揮されるのか。
類型から探していくことになるのですが、

ぼく自身それほどたくさんの人(特に子どもたち)と接した経験があるわけではありません。
その代わりと言いますか、本は普通の人の一生分以上は、読んできたと思います。
また、多くない経験ですが、いつも頭の中で反芻することによって、
それなりに学んでいることはあるとも思っています。

これらを総合して、
できるだけ率直に、余計なことは言わないように、かつゆっくり話すようにしています。


もちろん、このあたりは、相手やタイミングもかなり大切で、
すぐ油断する子、自由と責任がわかっていない子。。。
浮ついている時、落ち込んでいる時、疲れている時。。。

ケースバイケースと言いますか、いつも真剣勝負です。。。



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