不滅の仕事
「死ぬ?おれは死なんよ」青山プレップスクールは、そういうところだと思っています。
竜馬は起き上がった。
「でも、人間はみな死ぬものでしょう?」
「いやおれもだんだんこのごろわかりかけてきたのだが、つまりこういうことではないか」
竜馬は自分に話しているらしい。
「大和の三上ヶ岳という山は千何百年か前に役の小角という男がひらいたやまだそうだが、その山上に蔵王権現をまつるお堂があって、そこに役の小角がともして以来、千数百年不滅という燈明がともりつづけている。人間、仕事の大小があっても、そういうものさ。たれかが灯を消さずに灯しつづけてゆく、そういう仕事をするのが、不滅の人間ということになる。
西洋では、シビリ、シビリゼ・・・」
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