うまく行かない、塾・予備校選び

「雰囲気で決めちゃいました!」



塾・予備校を、どのように選んだらよいか。

うちも塾なのですが、そのようなご相談はよく受けます。

特に大学受験で、難関校を目指している方などは、
どうしてもうちだけでは情報量が不足しますし、
他の生徒さんと競争する、という雰囲気にはなりにくいですので、

ぼくからも、予備校などを、うまく使うことをお勧めしています。変な塾だと思います。


しかし、実際には、せっかく安くないお金を払って通っている塾で、
でもいつの間にか、「ただ通っているだけ」になってしまっている生徒さんを
目にすることは少なくありません。
しかも、他の塾はどうやら、やめるのが大変らしく、なかなかやめさせてもくれない。。。


なんて、おかしなことが起こっているんだと、愕然としてしまいます。



ぼくが相談に乗った時にアドバイスしているのは、
「目的(目標じゃないです)を、必ず1つに絞ること!」
  ・ 通いやすい
  ・ 有名な先生がいる
  ・ 教材が優れている
  ・ 設備が優れている
  ・ 集まる生徒が優れている
  ・ 自習室もある
いっぱい、いいことは言われると思います。


だけど、必ず、「自分が通う目的はこれ!」というのを1つに絞ってください。


そうしないとどうなるか。

授業が優れているから入ったけど、教材だけ手に入れば今はいいか、という気になってきて、
自習室はあるけれど、なんとなくそこに入っていく勇気が湧かないうちに、そういう者同士で友達ができ、
他の学校の生徒から、その学校のことや受験のことを聞けるだけで、意味があると思いこみ、
通ったはいいけど、残ったものは、
「未消化の教材」と「友達」


もちろん、友達ができることはいいことですし、狭い学校の中に普段いる生徒さんからすると、
他学校の友達がいることは、とても良いことだと思います。

でも、本当にそれがしたかったの?

それが欲しくて、最初から自分は通い、
保護者の方も、それに同意していたのなら良いのですが。




あれもこれもと、目的を持ってしまうと、どうしても安易な方向に流れ、
それでよかったんだと、後から自分を肯定する、
誰でもあることだと思います。


だからこそ、それを防ぐ意味で、「目的は1つに!」ということを
アドバイスしています。

他のいいことはあくまでおまけであり、自分の目的に対して、
費用を含めたコストのバランスが合っているか、
しっかり考えていきましょう!




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