わが校にふさわしい生徒

最近の中高一貫校は、こんな言い方をするそうですね。

偏差値だけで学校を選んでほしくない。もっと人間性を重視しています。

ということなのでしょう。


しかし、穿った見方もしたくなっちゃうのは、どうしてでしょう。。。


受験実績はもちろん欲しいけど、そのためには小6時点の学力よりも、
「学校にとって扱いやすい子」であることの方が、効率よく運営できる。


もちろん、最低限の規律や規則は必要です。
しかし、それ以上に過度に学校のカラーを押し付けられることは、
生徒ひとりひとりにとって本当に幸せなのでしょうか?


たしかに、似たような家庭や子どもたちが周りにたくさんいることは、
生徒にとっても楽だと思います。
しかし、長い目で見たときに、自分と異質のものをどのように扱うか、
といったことは非常に重要で、今世界は、多様性にどのように
対応するか、という方向に向かっていると、ぼくは感じています。


そんなご時世に、ただでさえ閉塞的になりがちな学校という組織において、
より一層囲い込みを厳しくするのは、いったい誰のためなのでしょう?


と、学校教育に詳しい方とお話ししながら、考えてしまいました。




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