「楽しい」って何だ?Vol.7
「楽しい」って何だ?Vol.3
に書いた、疑問を順番に疑問4: 「楽しくない」が、「楽しい」に変わるとき
(楽しいの公式)
(楽しい) = (内的な満足) × { (外からの適切なフィードバック) + 1 } (「楽しい」って何だ?Vol.4)より
仮にこんな感じだとすれば、
1.内的な満足を高める
2.外からの適切なフィードバックを与える
の2つの方法が、楽しいを増大させる。
順に考えるとすると、
1.内的な満足を高める
2.外からの適切なフィードバックを与える
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1.内的な満足を高める
これに対して、外部から働きかけをすること自体はおそらく不可能。
納豆が嫌いな人に、いくら「うまいだろう」、「体に良いんだ」と言っても無駄なように。
そこはむしろ、「感性」の領域なので、大切にしたい。
ただし、「感性」の問題であればこそ、もっと掘り下げて自分自身について考えてみる必要がある。
その掘り下げが自分でどんどんできるようなら、問題はないし、
逆に出来ないようなら、考え方のベースを変える必要があるでしょう。
内的な満足は、かなり深いレベルのものであり、つまり応用範囲が広い。
だから、いくらでも拡張、転用可能なはずで、人類がここまで発達したのも、その働きによると思われる。
「結局何が面白いのか/面白くないのか」徹底的に考えるところから始めましょう。
そのときに、一人で考えていても堂々巡りに陥ることが多いので、友人や先輩と話しながら考えるのが一番いいのですが、現在そのような環境が減ってきている事実はあると思います。
それが、塾を創った動機でもあります。
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2.外からの適切なフィードバックを与える
スポーツや音楽がなぜ楽しいのか?
おそらくフィードバックが五感の多くを複合的に刺激するから。
勉強がなぜ楽しくないのか?
一部の感覚しか刺激されないから。
極論すれば、そんなところではないかと思う。
いろんなところで、フィードバックはとても大切で、それがうまく機能するかしないかが、
システム全体が機能するかしないかに、大きな影響を与える。
垂れ流しの授業なんて、フィードバックのことはまったく考えていない。
忘れたころに帰ってくるようなテストも意味はない。
一人一人の表情やしぐさをつぶさに観察し、洞察しなければ適切なフィードバックなんてできっこないのではないでしょうか。
逆に、それが出来ることが対面授業の価値であり、そうでなければ今の時代、どんどんオンライン化していくべきではないでしょうか。
(教員や塾産業から大量の失業者が生まれてしまうのでしょうが。。)
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