青山プレップスクールの歴史Vol.2

第二期: 開塾~オペレーションの変更

  2007年7月17日 青山プレップスクール開塾

    「塾」というイメージのない土地柄で、何の実績もない人間が、

    斉藤氏の力を得て、何とか開塾にこぎつけました。

    そして、その7月の間に、斉藤氏からの紹介も含めて、数人のお問い合わせがあり、
    生徒さんも2人入塾していただきました。
    まずは、順調な立ち上がりといえるでしょうか。。。しかし収入はまったくない状態が続いています。

    それからは、生徒さん集めは私が担当し、授業は斉藤氏が担当する形で進みました。

    しかしすべてが順調というわけでは決してありませんでした。(すべてが知らないこと、すべてが未経験なので当たり前だったかもしれません)

    【問題1】 生徒さん集めに関すること

      7月にはいきなり問い合わせが数件あったものの、8月に入ってぱったりと問い合わせが途絶えてしまいました。
      HPの修正、チラシの修正、チラシ配りなど試みましたが、どれもまったく効果がありませんでした。
      何をやっても、反応らしいものが見られない。夏の暑い日ざしの元、苦しい日々が続きました。

      一緒に始めた同僚も、「こんなはずではなかった」と辞めていきました。

      人手が減ってしまったので、もうチラシは無理だと考えて、今度はインターネット広告を始めました。

      それも、最初はどのような広告が良いのかさっぱりわからずに、試行錯誤の日々でした。

    【問題2】 生徒さん指導に関すること

      (今では、「指導」という言葉はやめているのですが)

      個別で丁寧にやってくれるのは良いが、「指導方針が良く見えない」とある保護者さまからご指摘を受けました。「ただ塾に行ってるだけ」になっているのではないかと。

      それは、ぼくにとっては衝撃であり、うちの塾にとってはあってはならないことでした。

        ・ 方向性をはっきり示すこと(未来のイメージをしっかり持つこと)

        ・ 今すべきことを具体的に示すこと

      この2つが、指導において、一人ひとりに対して必ずなければならない。

      それは、前職でやっていたプロジェクトワークでは当たり前のことです。

      「教えてやってる」のような奢りは一切捨てて、むしろ生徒さんから学ぶ気持ちで、
      生徒さんには接しなければならない。

      他の学校や塾には絶対に出来ないことを、うちに塾ではやろう

      そう決心した瞬間でした。

      それからは、すべての授業にぼくはほとんど立ち会うことにし、
      生徒さんのサポートも、先生のサポートもするようになりました。

    そんなことを始めた10月~11月にかけて、徐々に風向きが変わり始めました。

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