将来の夢は?  ライフスタイルから考えよう!






この本からの影響は、少なくはない。

ぼく自身、いろいろ試行錯誤し、悩み考えたことがあり(今でもだが)、共感した点は非常に多い。


梅田望夫さん、茂木健一郎さん、斎藤孝さんらの本が、ここ数年のぼくの本棚でHOTである。


今はぼく自身、中高生や、大学生が、勉強のモチベーションをどうやってあげるか?について、
一人ひとりに真剣に立ち向かっている。

「将来の夢は?」なんて質問も、実際よくしている。

でも、なんか違うと感じている。それはぼく自身の実感として。


ぼくは、たまたま今はこのような仕事をしているけれど、

前職はまったく違った仕事であったし、その前も、その前も。。。

そこで確信としてわかっていることは、「ぼくは何をやってもぼくなんだ」ということである。

どんな仕事をするにしても、なかなか変えられないこと。

  ・ お客さんのために真剣に考える

  ・ そのための時間、労力、費用をほとんど惜しまない

  ・ 仲間を大切にする 仲間とは、価値観をともにし、苦労を喜びを分かち合う人たち

  ・ 「敵」には負けない 財力や名声では負けたとしても、現場で頭を使うことについては絶対に

これらのことが、実現できていれば(もしくは、その方向に向かっていれば)、

ぼくは幸せであるし、家族にはたくさんの迷惑をかけているが、いくらでもがんばることが出来る。


いい面ばかりではない。

  ・ お金には苦労する

  ・ ゆっくり休むなんて時間は無い

  ・ 健康にも不安はある

  ・ そのくせ面倒くさがりである

その場しのぎの些事に忙殺されたこともある。だけどぼくには、それは耐えられなかった。

理論、机上の世界に走ろうかなと思ったこともある。だけどぼくには、それは空虚に見えた。

野球にはかなりのめりこんだ。だけどぼくは、へたくそだった。

格好つけていろんな絵画や建築を見たこともある。だけどぼくには、子どものころに見た蝶の羽より美しいとは感じなかった。

さまざまな要因が絡まって、ぼくは今のライフスタイルに行き着いた。これから先はわからない。


中高生や大学生には、「誰みたいになりたい?」、「どんな暮らしがしたい?」、職業よりも、
そのことをもっともっと考えて欲しい。

  ・ バリバリ仕事が出来る

  ・ 毎日ONとOFFをはっきりと分ける

  ・ 忙しいときはめちゃくちゃ忙しいが、ガバっと休みもある

  ・ ひとりの時間が欲しい

  ・ いつもみんなの中にいたい

  ・ 目立ちたい

  ・ 縁の下の力持ちでいたい

  ・ 人に「いい暮らし」と思われる暮らしがしたい

  ・ 世界中を飛び回りたい

  ・ 人から尊敬されたい

いろいろあるはずだ。

それをどんどん研ぎ澄ましていけばよい。
そうすれば、そのためには、得るものと同じくらい、捨てなければならないものがあることに
だんだんと気付いていくはず。
その捨てる勇気は、本当に痛みを伴う状況にないと感じられないだろうが。



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